2026.10.24
体力に応じた反復練習
2026.10.24
体力に応じた反復練習
(連動性)
巨人とソフトバンク推しの息子。最近は現役選手だけでなく(e.g. 近藤健介選手)、OBが運営されているYouTubeチャネルまで手を伸ばしている。その筆頭が和田毅さん。昨日発信された動画の中で私も、おっ、と止まったところがありました。ゲストはこちらもOBの工藤公康さん(監督!)。体幹に関して、鍛えて強くするのと使うのでは意味が違うという話を工藤さんがされつつ、息子が理解できているか怪しいですけど、連動性について触れておられた。現場において自分で動かしている自覚がなく、じゃあどうしたら使えるようになるのか、それは神経伝達、と言い切っておられる。神経伝達の仕方が連動性を生むと。で、ここからが親子で、へぇー、となった話。
「反復練習でしか技術が身につかないっていうのはある意味そういうことを言っているのね。その神経伝達を作るために反復練習をしているわけじゃん。だからより感覚が良くなるし。...シナプス... 意識のない人は何万回どころか何十万回やってもつながらない人はつながらないんですけど、パッとやって上手くいっても、例えばその年は良くても次の年になるとこの神経伝達が悪くなっちゃったり、こっちにいったり、こっちにいったりするのよ。なんでかって言うと疲労してくると神経って反応してくれないから違う場所を探す」
続けて工藤さんは箸の使い方と絡めながら "野球もほぼ一緒" とされ、そして親子で、ふぇー、となったお話。和田さんが、"疲労でフォームが崩れるのはそうことですよね" と展開され、工藤さん。
「なぜかっていうとそこがもう使えないから違う場所を探そうとする。それはいろんなところが変わるので下半身も変わるし、まあ当然柔軟性がないだけでも使う場所は変わっていっちゃうので僕が一番大事にしているのは神経伝達なんですよね。だから反復練習をするために反復練習をするための体力をちゃんとつくっておかないとあなたたちの本当に身につけたい技術はそのときポッと良くなるかもしれないけど、長くは続きませんよ」。
説得力しかないですね、と和田さん。我々親子も反論の余地ゼロ。首を傾げるところが仮にあるとするなら、それは我々の勉強不足、経験不足だと100%言える。すんなり入りすぎて傾げるところはなかったですけど。
ゴルフに引き付けて私なりに解釈して記述してみます。ジュニア時代に球を打ちまくって同じ動作を続けて何十回、何百回とする練習。スイング軌道も安定し、当て感?なるものも多少は養えるので、工藤さんの言葉を借りると "そのときポッと良くなるかもしれないけど、長くは続きませんよ"。ジュニア時代はスコアが出るかもしれないけど、身体が成長しいろんな部分が大きく変わり、そのとき反復練習で身につけた動作、そしてそれを支える "神経伝達が悪くなっちゃったり" するかもしれないよ。ジュニアを卒業したって、ゴルフの場合は4日間で崩れちゃう日もあるし、1日のなかでだって、あれ、ちょっとおかしくなっちゃったな、と感じる時があるじゃないかって。それに、ジュニアに話を戻して、徐々に成長するから大丈夫? それはどうかな。反復練習の弊害は結構言われてるぜ。反復練習する時期っていうのがあるんじゃないの。練習=反復練習なの? 球を打たずに素振りするとか、理想的な動きを違う道具を持ってゆっくり行うとか、球を打ちたいなら、例えば絶対的距離感(これと似たような距離感も成長とともに距離自体は伸びるが)を養うべく現場でランダム学習を誘発する練習が良いと思うよ。ちょっと暴走したかな。立ち戻って、工藤さんが指摘する、疲労。ちゃんと体力つけましょうね。じゃあいつ反復練習をいっぱいしていいのよ? そうだな、そのときの体力に見合った反復練習の量がいいんじゃないか。それを超えたらそれまでの練習が無になるどころか負になるかもよ。レンジ練習なら、球数じゃなくて、側から見たらこの子、もう疲れてるんじゃないの、さっきみたいに振れていないよ、となったらやめるべきだな。道具で筋トレするな、スイング軌道も崩れると、こんちゃん(近藤健介選手)も言っていたし、これまた、こんちゃん曰く、他のところで体力つけましょう。以上。
で、今日の息子は早朝プールのあと、ひさびさに私の実家にいく。その前に近くのレンジで打ち込む。アプローチ、ハーフショットなど、ドリル系で200発ほど、フルショットで30球ほど。私は50球ほど。体力が持たない。一方、息子はレンジ練習後、上着を脱いで、新調した縄跳び(asicsのクリアートビナワジュニア, Made in Japan)を雨のなか駐車場で。ボクサーみたい。そして実家に着いたらお爺ちゃんと小雨がちらつくなかバトミントン。
工藤さんの指摘する、連動性。昨日の野球塾でも、恒例のアニマルトレーニングでは身体強強(つよつよ)の野球少年9人と対峙して圧勝。未就学児の頃から指導いただいている運動教室のジョージコーチとカズコーチに感謝したい。この連動性がゴルフにはモロに活きていると確信している。ただ、野球はまだ始めたばかりだということもあるけど、バットをもったとき、ボールを投げるとき、ボールをキャッチするとき、神経伝達が行き届いていないのだろうな。練習時間も短いし、体力を使い切るまで反復練習した経験がゼロ。
それなのに、野球地味練は家でもしているものの、技術論に走ってばかりいる息子。今月サービスが開始された「ジャイアンツアカデミーオンライン」に昨日入会し、今日からガンガン動画を見ている。子供向けと指導者向けの動画があり、どちらも視聴。投げる、守る、打つ、走る、ゲーム、とテーマが分かれており、アカデミーのコーチが丁寧にその基礎を紐解いておられる。ドリル系が豊富。ここまでのメニューはゴルフでジュニア向けだと、ない。TPIもUSKidsの講座も、指導者向け。
明日から公園で実践と行きたいところだけど、朝から日が暮れるまでゴルフ場でレッスン。頭でっかちになっている息子。はやく公園に息子を解き放ちたい。今日の締めとして、工藤さんのメッセージ。
「意識を持った練習を数多くやった人の方が間違いなく技術を掴む...」
野球でも目的意識を持ち、野球塾の子たちからチームに呼ばれる?レベルに到達すべく日々頑張っていただきたい。
*1 "【中日新監督】工藤監督が語る選手への思いと心得とは?引退した中村晃の凄さと感謝の言葉," YouTube: 和田毅ラボ, 2026.10.23. まだまだガキンチョの息子は意図的な下半身強化なんて避けてきたが、坂道を歩いたり、山あり谷ありの荒れたところを長い時間歩く、ということはしてきた。最近、本コースではカートに乗りまくりだが、ショートコース、ミドルコースを歩くスタイルを今でもゴルフライフの中心に据えているため、ゴルフだけでも歩きまくっている。この動画のなかで工藤さんは和田さんのトレーンングに触れ、「だから和田が走っているときも、ただバーっと走っているというよりなんとなく自分で蹴るというかポーンポーン、出す、抜くっていうことを一緒にやって走ったりとかしてるじゃないですか。だからああいうのが僕らからすると、ちゃんと考えて走っているな、っていう。必ず目的意識をもってやっているのが何よりも...大事」。明日から、"ちゃんと考えて" 親子で歩くことにする。
*2 "ジャイアンツアカデミーオンライン," 公式ウェブサイト: ジャイアンツ. 10月1日オープン。月額990円(税込み)。なんどもチェックしながらドリルをこなせる。わかりやすい。頭でっかち過ぎになるので今でも十分すぎるが、今後、コンテンツが強化されていく予感がする。豊富な資源を蓄積しておられるわけだから。
(神経伝達)