2025.4.12
時間の密度を高める
2025.4.12
時間の密度を高める
(湘南GoldenAgeアカデミー@東京教室)
2024年のU.S. Amateur。制したのはスペインのJosé Luis Ballesterさん。今週始まったMasters TournamentをU-NEXTで見逃し視聴していたら、初日、最初の方から画面に映し出されていました。やはり注目度は高い。3日目に進むことはできませんでしたが、体格も目を見張るものがあり、プロにしか見えませんでした。
そのU.S. Amateur。私的にはメジャー大会を観戦する熱量でGOLF NETWORK TVで見ました。なぜか惹きつけられてしまうカレッジゴルファー。そのなかで解説の井上透プロがアメリカにおいて早期育成が熱を帯びつつある点に触れておられました*1。大学の学費高騰が背景にあり、奨学金を得るための早期育成。「早く上手くなることがよりいい大学」に進学することにつながると。
大きいとかではなくて、あの力強くて弾力のある身体をみてしまうと、ゴルフばっかりやっててもダメだな、と正直に思います。でも今の若手ゴルファーは小さい頃から膨大な数の球を打ってきたようで、アメフトやってました、バスケも同じぐらい力入れてやってました、と言ってても、ゴルフに対して幼少期から相当の時間を割いてきている。あのScottie Schefflerプロが代表格。今後めちゃくちゃ勝ちそうなNick Dunlapプロも。Dunlapプロはアメフトの方に力入れてたんじゃないのと思いながらも、9歳の時の動画を見ればかなりの練習量をこなしていたことは私でも分かります。センスの有無はともかく、8歳の我が息子と比べたらその球数(素振りを含む)は明らかに違うと言い切れます。スコアは出るかは別として、10歳になるまでに膨大なスイング量に達している。でも他のスポーツで身体も鍛えまくっている。ゴルフを横に置いているわけでは決してない。圧倒的な練習量と圧倒的なトレーニング量(他のスポーツを通じて)。
本日息子は、早朝にお兄さんお姉さんに混ざってスイミング。その後、振替の運動教室で汗を流してきました。いつもと異なり今日の時間帯はみんな年下。お兄さんらしい動きができたと思います。年上の意地。真剣度がより増している。
土曜日担当のカズコーチとは息子が未就学児のときにお世話になっていて、久々の再会。成長した姿を見てもらうことができました。限られた時間で、てんこ盛りの内容。私は教える仕事もしているので、レッスン内容の組み立てや時間的密度を高める進行など、とても勉強になります。1時間でここまでできる。経験豊富でないと不可能。毎日受けたい。こういう時間を毎日過ごして、なおかつ、スポーツの分野で選んだゴルフをやる。おそらく上を目指すのであればこれが理想なんでしょうけど... 息子が置いてきぼりな感じがしてしまう。親の覚悟がない。
さらにその後は千葉に戻ってアプローチ練習場で大人に混ざって私と共に練習。明らかにカズコーチと過ごしている時間の方が楽しそう&時間の無駄がない。父による声がけがダメ、時間的密度を高める工夫を前もって考え抜いていない。単調な練習。マンネリ化。同じ運動教室のジョージコーチから日頃、学びまくっているのに、父がゴルフ時間に活かそうと現場で実行できていない。トレーニングの方が楽しいって...
低年齢の息子の場合、外のみならず、家での地味練もトレーニングもその充実度は父の腕にかかっている。イライラせず(まずはこれ)、より密度の高い時間を過ごすよう心がけなくては。カズコーチによってつくられた今日の1時間。この時間の流れを意識して。
*1 "2024全米アマチュアゴルフ 1回戦," GOLF NETWORK TV PLUS. リンク先の動画は削除?されてしまったようですが、 メモ書きによると1時間46分あたりから。