2026.5.31
"正解はない。方針はある"
2026.5.31
"正解はない。方針はある"
(左足下り)
昨日の続きで。軽量クラシックL字。なぜ昔は名手が使われていたのに、現在ツアーで見る機会が激減したのか(注: Philip Mickelsonプロを除く*1)。昔は、芝の特徴に起因する抵抗に負けないように強く打つ。今は、グリーンが綺麗になり早くなってパチーンと "打て" ない。重さを利用して、ストローク。フォローが短いのはタップ式、との認識が広がっているような気がしますが、Tiger Woodsプロご自身の説明によると、ヘッドを含めたの全体の質量(mass)がずっと軽いからこそ、ゴルフボールの重さの影響を大きく受ける。ゆえに、「ボールの重さがパターヘッドを止めてくれる 」と。フォローを意識的に短くしているわけではない。
そのTiger Woodsプロの話にも登場し、実際にアドバイスをしたBen Crenshawプロ。パッティングのビデオを出されていますが、ご自身のウェブサイトにもパッティングの方針を記しておられます*2。エッセンスが凝縮されている。一言でまとめると、ビデオの冒頭と同じ、"Putting is an art, not a science" となる。
「私のパッティングが成功している主な理由の一つは、常にその方法をシンプルに保とうとしてきたことだと言えるでしょう。ボールに向かって構えたとき、私は正確さや機械的な動作について考えません。ただリラックスして、快適で自然な状態を保つだけです。まずボールをどのくらいの速さで転がしたいかを考え、それからボールがカップの右側または左側をどれくらいの距離で通るべきかを思い描きます」
シンプルすぎる。本物のイップスとは無縁だろうな。ポイントは2つあって、楽な姿勢でリラックスすること、そしてテンポを一定に保つこと。「絶対的な正解や不正解はないが、役立ついくつかの方針はある」とBen Crenshawプロ。こうした超名手のアドバイスを時あるごとに振り返ると、息子に「あーしろ、こーしろ」とわたくし父が言ってしまうと、リラックスを遠ざけ、テンポを崩すだろうな、と思ってしまう。毎日地味練を共にし、息子とラウンドを重ねる父は何も言わない。これは我がO家の方針。
今日もまずは会長のところで練習。朝、到着後、誰もゴルファーはいない。もちろんバンカーは両方とも空いている。そしてバンカーに1時間以上、こもる。バンカーからボールは出さない。
会長はエージシュートを達成され、ホールインワンは8回? ハウスにある記念ボールを久々に見せてもらう。300人以上集まる業界コンペでホールインワン、とかすごい。息子の士気が高まる。その熱を維持しながらクルマを成田空港方面に走らせること40分ほど。場所は、オークヒルズCC。レンジで打ち込んでいると、横にいらしたメンバーさん(だいぶ前のクラチャン? )とベテランスタッフさんから褒められる、私が! 「お父様、お上手じゃないですか。息子さんにおいていかれちゃいますよね、ハッハッハ」と… もう差があることを前提にした話だな。
昨日現場復帰したNapa California 2009。パフォーマンスに違いは見られない。当たり前か、同じメーカーの同じタイプのヘッド、同じ銘柄のシャフトとグリップだし。未就学児から使用しているので見慣れてしまってますけど、パッティング、アプローチ、ショットと繋がりが良い気がします。全部同じ感じで "打って" いるような。で、軽量ヘッドに関しては現代のグリーンに対応できないとは、今のところ感じません。息子の相性もあるのかもしれませんが、早いグリーンの方が距離感合うし、データをみると明らかに差がある。入っている。
息子にとってクラシックL字は軽くない。パター以外は、息子の成長に応じてヘッドを徐々に重していくという方針は絶対に崩さないと決めた。U6の世界ジュニア以降、賢人たちから学びまくって。ただ、当初は計画していなかったけど、パターについても、今、軽量パターを使っているんだから、のちに軽めのアンサー型に移行し、ウェイト交換可能なアンサー型を徐々に重くしていっても良いのかもしれない。キャメロンにはツアー用で重いクラシックL字もあるが親子でアマだし… 諸説あれど、パッティングはショットにも影響を及ぼすという考えを踏まえるなら、その他13本のクラブと共通点のあるL字は併用しても良いのかもしれない。
今日のラウンド。7番ロングホールでイーグルがきた。これは会長のホールインワンボールを拝めたおかげか。赤はUSKidsのBoy9のヤーデージぐらい。ゴールドは通常の赤ティぐらい。ここは距離が短いけど、私も難しく感じる。ドックレッグが多いというよりも、グリーンの形状とまあまあの硬さ、我々親子の球だとピンをとらえない。そして、元に戻した息子のドライバー。可哀想なほど飛ばない。これは道具のせい。スイングはすこぶる良い。音も良い。弾道も素晴らしい。
ゴルフ場には "A" 学院大学ゴルフ部の学生さんたちがいらして、私はライバルチームの視察を兼ねて、目を凝らし、耳を澄ませる。品のかけらもない。それにしても、若者たちのおかげでゴルフ場は賑やかで活気があった。競技志向のゴルファーが集う当クラブ。さらに競技っぽさが高まる。で、ちょっと無理矢理感が漂いますが、前にアナウンスさせていただいた、「飯島茜のアカネ式!大学女子ゴルフ部」の件もよろしくお願いいたします。YouTubeの期間限定見逃し配信はこちら("【BS11】ドライバーの方向性のバラツキをレッスン!「飯島茜のアカネ式!大学女子ゴルフ部」第9回(5月31日放送分見逃し配信)," YouTube: BS11, 2026.5.31)。ラウンド中の流れ、複数日競技の整え方。勉強になります。飯島茜プロ、ありがとうございます。
*1 "Can I Break 50 With Phil Mickelson From The Front Tees?," YouTube: Bryson DeChambeau, 2024.10.17. そのL字、美しい。
*2 "Putting," 公式ウェブサイト: Ben Crenshaw。グリーン上でのパフォーマンスを大きく向上させる秘訣。それは、「"目的はボールをカップにどれだけ近づけられるかだ" ということを忘れないこと」。これは深そうだ。