2026.10.19
上の世代と勝手に繋がるということ
2026.10.19
上の世代と勝手に繋がるということ
(パターを持って)
今朝、誰もいない野球グランドで親子で汗を流し、午後はいつもの東宝調布ではなく会長のところ。そのままショートコースで最終組。ただ、予約時点では最終組だったけど若い男女の2組がかなり後方からスタートしていた。日没大丈夫だったのだろうか。我々が優雅にラウンドしてホールアウトした後、5分ぐらいで真っ暗になってしまったけど。
昨晩、インスタを見ていたら、先日までPGAジュニアリーグでチームメイトだったお兄さんが、JLPGA全日本小学生ゴルフトーナメント(小学5-6年生の部)で優勝したことを知る。とんでもない飛距離を持つお兄さん。試合前、レンジでメンバーの皆さんが整えるなか、初めて見た時はぶったまげました。それこそ腰を抜かしてしまった。これが6年生なのかと。息子と2つしか変わらないのに。その後、飛距離の源泉がなんなのかをお父様に聞き、そして日々の運動トレーニングについてご本人からも息子に直接ご教授いただき、日々実践しております。
息子におきましては、フルスイングに関してはこの時期(未就学児から今に至るまで、まだまだ今後も)スピード重視の方針ですので、道具に頼らないお兄さんの飛距離とでもいいましょうか、その圧倒的なハンドスピードは我々親子を刺激する。もちろんスピードだけじゃないですけど。野球もされておられるので、なおさら息子は影響を受ける。
ということで、PGAジュニアリーグのチームメイトとして、今年のJGA全国小学生を制したお兄さん、今回のJLPGA全日本小学生を制したお兄さん、それらの試合で上位に君臨するお兄さんたち、息子より上の年齢カテゴリーで世界ジュニアにも選ばれたお兄さん、などなど、今改めて振り返ると、末端の息子がすごいチームに入れていただいたことを誇らしく思う。貢献できませんでしたけど。
昨日再会し、今は日本アマチュアランキング1位に君臨するお兄さん、そしてそのお兄さんと息子が3年前に一緒だったその場所で当時高校生のお兄さんが昨日最終日をむかえた日本オープンでローアマ、と、おまけ程度に参加した息子ではありますけど、一応、同じところにいた。さらに、日頃レッスンをともにする大学生のお兄さんが先日の国体で個人・団体の2冠と、本質的には息子となんの関係もないですけど、活躍する上級生と時間をともにした and/or ともにしている環境、時間は息子にとってかけがいのないものだと思う。1、2個上のお兄さんたちに加えて、中高大のお兄さんたち。目線が上がる。日々の過ごし方に喝が入り、練習の質が高まる。同時に量が自発的に生じる。それと同時に、こうした縦とのつながりは何事にもかえがたい。親から見て、息子が特定の競技に向き合って真剣に取り組んできて良かったなと思う瞬間のひとつがここにある。
話はガラッと変わりまして、一昨日、息子とお友達、そしてパパさんと4サムでラウンドした際に、息子と30打差以上(注: 4日間ではなく18ホール)つけれまして、これはいかん、と家で本を物色していたら、見つけてしまいました。『スコアをへらす55の方法』。著者は、Jack Nicklausプロ。原著の初版は1964年。タイトルから想像すると、マネジメントの話なのかと思われるかと。内容はスイング論が中心です。技術論。で、みなさん、本書の最初のテーマはなんだと思いますか。冒頭の見出しは...
"Get distance first, Control later"
まず飛距離を、それからコントロールを。"長打" に必要な最も大事なものは「足の強さ」と結論付けておられます(翻訳書, pp.12-13)。これは先に触れた6年生のお兄さんが息子に伝授していたことと合致する。足の強さを鍛えるものだったから。そして、「いまはボールを力いっぱい打ち、コントロールはもっとあとになって調節すればよい」と、別のご著書で帝王がジュニアに伝えられたことと同じ。
道具が今とは違うと一蹴しないで通しで何度も読んでいただきたい。私はすでに10周以上している。訳あって、そのなかのひとつを取り上げると、この見出し。
"A good time to take a rip, not a divot"
無理して打ち込んで犯す3つの誤り。ロング、ミドルアイアンでは、「単にクラブヘッドを芝の上からボールをとりはらうような気持ちで打てばよい。...ボールのことなど忘れて、その下の芝先をクラブヘッドではらいとることだけに集中してスイングすればよい(翻訳書, pp.46-47)」。
はらう。今日の息子。会長のところでUSKidsのパターを取り出して、芝の上からショット!練習。パッティングでもアプローチ(多少は)でもない。Hプロから許可を得て行なっているのでメンバーさんから、その理由を聞かれても、咎めらることはない。私はやらない方が良さそう。技術的にも。本書の中でディボットをとるショットにも触れておられるけど、帝王がここにいらしたら、「ん、長い番手の練習かな? 短い番手でもショットのバリエーションが増えるだろうし、アプローチも良くなるよ」とか言われそう。それはTiger Woodsプロのアプローチにも継承されていると思う。そこから松山英樹プロにも受け継がれていると思われる。
疲れ切って、夜はしゃぶしゃぶ屋に行って二人で食べまくる。
*1 Nicklaus, Jack (1964), My 55 Ways to Lower Your Golf Score, Simon & Schuster (岩田禎夫訳,『スコアをへらす55の方法』, 報知新聞社,1966). 隠れた?名著。見た目上、下半身の動きが活発だろうが静かだろうが、それより大事なのは身体内部の動き感覚。親子でゴルフ始めたての頃に読んだときの私の結論は、息子は未就学児、低学年までは大袈裟で良いんじゃないか、というもの。Tiger Woodsプロも外からはガッチリ固定に見えても動いていると後に言っていた。見た目のバランスなんて意味がない? 帝王はスピード重視。ジュニアに対しても。本書の翻訳版には付録として、1963年に来日された際に撮影された連続写真がある。
(昔の学術本みたいに、ケース入り)