2026.9.13
息子にとっての "魅せるゴルフ" の追求
2026.9.13
息子にとっての "魅せるゴルフ" の追求
(お手本になる、自信満々)
昨日、会長のところで練習し、毎度のことながらジャンボ邸に隣接する練習場のネットを見ていたら、ふと思い出してしまった。
"魅せるゴルフ、物になるまで泣く修行"
これはジャンボさんが残されたお言葉*1。長年支えてこられた宮下修さんによると、ジャンボさんがメモ書きのなかに記されたものだそう。ジャンボ邸で4年間過ごされた小達敏昭プロが宮下さんにインタビューするなかで、ジャンボさんが大ギャラリーを引き連れていた当時を振り返り、今のゴルフ界(男子)に何が足りないのか、ジャンボさんならどうお答えになるだろうか、という小達プロの質問に応える形で紹介された先のジャンボさんのお言葉。宮下さんは、時代がそうさせてしまったと前置きされた上で、"魅せるゴルフ、物になるまで泣く修行"。以下、宮下さんによる説明です。
「魅せるゴルフをするためにはある程度の苦しい期間を過ごさなきゃいけないっていうニュアンスだと僕は捉えているんですけど。...そういう文章が出てくるっていうことはやっぱりお客さんを考えたゴルフをするわけじゃないですか。たぶん今のプロの子たちってたぶん自分ありきだと思うんですよ。だからまあジャンボさんも俺が自分で強くなりたいからって俺はわがままなんだって言っていましたけども、でもそういうこうファンの人たちとか、のこと考えながらゴルフをしてたから魅力があったんじゃないかなと思うんですよ。だから自分のために一所懸命頑張っている真面目な子がたぶん今プロゴルファー多いと思うんですよね。ものすごく上手いプロが多いと思うんですけど、なんかこう見ててこの人強いなっとか、全員上手いんですけど強い選手がいないな。...この人について18ホール見たいとかいう選手が現れれば...」
ゴルフのルールすら知らない幼き私が、たまたまテレビに映されたジャンボさんを見て、かっこいい、と思ってしまったわけで、ゴルフを知っていたら、またプロゴルファーになられる前にプロ野球選手であったことを知っていたら、さらにゴルフの世界でとんでもなく勝ち星をあげていたことを知っていたら、かっこいい、という言葉では表現できないほどの魅力が沸々と湧き上がっていたに違いない。ただ、確実に魅せられていた、そんなことも知らずに。苦しまれていた時期があったことを後年、知って、宮下さんのおっしゃる通り、さらに魅せられてしまった。
YouTubeチャネル、ギンゴルの秘密ゴルフTVの撮影の多くは我々親子のホームレンジで撮影されております。息子がまだ小学生になって間もない頃、偶然にもお二人の近くの打席で息子が練習していると、撮影が終わりタイミングが良かったのか、小達プロと小池丈晴プロが我々の打席に近づいて来られ、声をかけてくれました。小達プロから「めっちゃセンスある」「振り抜きがいい」「下の使い方が上手い」と言われ、小池プロからは「お父様が教えてらっしゃるのですか????」と聞かれました。それもそのはず、隣打席で私も練習していましたから、まさかこの親父は教えていないだろうと思われたのでしょう。会話が続き、よほど私がゴルフを分かっていない人間だと確信されたのか、最後に小達プロから「お父さん、続けさせた方がいいよ。俺はみんなに言ってないからね」と告げられ、今に至っております。親バカで真に受けるタイプなので自信になっております。
会話の中で、「クラブを持っている時の雰囲気がいい」と小達プロに、「たくさんのジュニアに触れてきたけどこんなに堂々と打席に立っている子は見たことがない」と小池プロに言われる。態度がデカいだけじゃないかなと当時私は思っていたし今もそんなに変わりませんが、この特性は潰しちゃダメだと思って接してきました。態度がますますデカくなるだけか…
今日はラウンドレッスンでした。PGAジュニアリーグの試合等が重なり久しぶりに。先日のスタジオレッスンで出された課題に取り組んできましたけど、まだまだ出来ていなかった。本人はクリアした感触だったので、レンジでチェックされてガッカリの様子。完璧なんてあり得ないんだから落ち込まないで欲しい。態度のデカさが影を潜めて不満顔。こうなると素晴らしく見えるショットを放っても笑顔が生じず、「たまはいいかもしれないけど、スイングしていて気持ちよくない」とか言い出す。
ただ朝は、アプローチエリアとバンカーで他のジュニアさんのお手本?として2度、 披露することに。アプローチ時の頭のブレのなさ&バンカショット時のヘッドの入り方とスピンの多さ。もちろん息子の態度はデカい。良く解釈すると、雰囲気が出ていた。ただそのデカさがその直後のレンジ練習で消えていくことになるわけで。いや、消えてはいないな。一瞬、少し角がとれたぐらいか。
そのレンジ。レッスン生ではないのですが練習に来られていた高校生の親御さんからお話しを伺う。ここに書くことを許可とっておりませんのでぼんやりと表現します。テーマのひとつが親子関係。これまでその親御さんと息子さんとのやり取りを何度も見ていて、それが当たり前だと思ってきたけれど、例外ではないか、とお話を聞いていて確信してしまった。たとえ小学生の時にはゴルフにおいて良好な関係性を築けていても、中学生後半から崩れていくケースが多いらしい。今注意すべき点を学べました。対話。うちの息子はもうすぐ10歳を迎えるけど、上を目指すならまだ先は長いと感じる。何か提供できるものはないかなと私に気を遣って今日も色々と教えていただいた。道具についても迷いがなくなります。いつもありがとうございます。
今日はいらっしゃらなかったけど、ずっと息子とラウンドレッスンでご一緒させていただいている今は大学生のお兄さん。レンジでのそのお話を踏まえると、親御さんとの関係が超例外にあたるのだなと思っておりますが、先週開かれた国体(国スポ)でなんと個人優勝&団体優勝の2冠*2。おめでとうございます。凄すぎる。お兄さんからしたら通過点みたいな感じなんでしょうけど、あの国体なわけで… 息子だったら私が近所やら職場やらありとあらゆる場で言いふらして称賛され、O家にとって歴史が刻まれることになる。お爺ちゃんお婆ちゃん、親戚一同、腰抜かすだろうな。息子も将来、国体に出れるよう精進していただきたい。国体の歴史とその重み、そして今回、成年男子の部に出られていたお兄さんたち、その層の厚さを息子に伝えると、当たり前ですけど「そりゃすげぇー!」となりまして、息子の将来出場試合リストに国体が加わりました。
色んな意味で気合の入った今日のラウンドはいかに。最終18番ロングホール(470ヤードほど)をハウス前から見ていて、3打目でまあまあ寄せて、パッティングを華麗に沈めてあっさりバーディをとっていたし、先生とグータッチしていたので二桁アンダーぐらい出たのかと思いきや、1アンダー。15番のロングでボギー。珍しく3パットで、「今日はグリーンが重くて打てなかった」と息子。先生の講評と息子の弁を踏まえると、そろそろクラシックL字を現場では全ラウンドで使うのではなく、地味練で触っているピン型を併用してその比率を徐々に高めた方が良いのではと思うけど、全く使う気なし。先生からも「Rはまだ変えないよな」と。18ホール、全部3パットとか出ないと変えなそう... 地味練でキャッシュインを投入しようかな。混乱するかな。
魅せるゴルフに泣く修行。そして強いゴルファーに。息子はどんなゴルファーになるのだろうか、プロかアマかを問わず。まずは自分ありきで、上手くなる。ジュニア時代にも卒業後にも程度の差はあれ修行はいずれ訪れるであろう。息子にとって、私には態度のデカさにしか感じられないところが、魅せるまでには程遠いけど、強いゴルファーを形づくる要素のひとつになる気がする。負けん気と合わせて。
ラウンドレッスンが終わったら公園に直行。まだコース併設のショートゲームエリアやレンジで練習できるのに... 到着したら、少年野球チームが試合を終えた直後でグランドに挨拶していた。空いたスペースで、昨日に引き続き野球のハード練。身体が強くなりそう。野球少年たちの視線が気になりましたけど。父のメンタルと体力が持たずキレ気味。そこは野球。ジャンボさん繋がりで、誇らしくもある。
*1 "【※ジャンボ邸初公開】魅せるゴルフ『生涯レギュラー』を貫いた怪物の生き様," YouTubeチャネル: ギンゴルの秘密ゴルフTV, 2026.8.1. 開始48分あたりから。
*2 "2026年度第80回国民スポーツ大会・ゴルフ競技の情報について," 公式ウェブサイト: 日本ゴルフ協会, 2026.9.11.