2026.1.4
ゴルフの壁が立ちはだかる
2026.1.4
ゴルフの壁が立ちはだかる
(今日も、お兄さんから教えてもらう)
今日は新年、初ラウンドレッスンでした。除雪作業のためスタートが遅れ、ラウンドまで、いつも以上にたっぷりと先生に確認していただく。
まずはパッティングについて。下半身のバタつきがまだある。お尻フリフリは抑えられてきたけれど、ショットの如く下半身で球を捉える意識がある模様。まだエースパターには昇格していないものの、ビシッと長めの線が入ったL字マレットでラインを合わせることを家で取り組んできたのでライン合わせは、ほんの少し改善している。パッティングの "基準づくり"。
次にアプローチ。ガツっと打つ癖があり、パッティング同様、足を使いすぎる感のある息子。通常のアプローチ練習した後にライを変え、近(ちか)エッジ、下り傾斜のキツいところから転がす。先生からポイントをご教授いただく。これは明日から少し時間を増やして会長のところでやらねば。柔らかく打つのは未就学児の頃、大得意としていたことなんですけど。高校生のお兄さんにコツを伝授してもらう。なんて素直な子なんでしょう、私に対する態度とは180度違って、見て聞いて言葉を咀嚼して即試す。ちなみに、わたくし父は、お兄さんのお父様からジュニア時代のクラブ選び、特にパターについて細かく聞きまくる。試合への向き合い方も。いつもここで書いていますけど、親子で図々しい。
最後はショットについて。ユーティリティの使用を頑なに拒否する息子は今週レンジで何度か打ってきたものの扱いにくい様子。フェアウェイウッドのように吹かないと今日もブツブツ言っている。左に向いている、被ってる、重い、と嘆いている。上手く刺してもらったんですけどね。そもそも4番アイアンは無理でしょ。今日の練習でだいぶ球の高さがでてきたけれど、安定していない。引き続き宿題だな。
「ユーティリティって見た目が中途半端なの。アイアンでもフェアウェイウッドでもない。どっちかにしてよ」と息子。まあまあ筋が通っている、別称、ハイブリッドですから。ただユーティリティと名前が与えられているように、便利で使い勝手がいいです。私のようなアマにとってはアイアンより楽チンですし、ゴルファーによってはフェアウェイウッドの吹き上がりを防止できる。
進化した道具の恩恵を受けるのは恥ずかしいことじゃないし、避けていたら取り残されてしまう。以下、今日もジャンボ尾崎プロのお考えを拝借させていただいて。ご本人よりも飛ばすゴルファーが増えてきた要因として道具の影響が大きいのでは?という記者の問いに対して*1。
「その分野の影響が大きすぎるな。現実に超Aクラスの飛ばし屋は、ヘッドスピードが55m/sくらいある。平均して53m/sでは振れている。オレは今、平均して51m/s。問題は、オレよりもヘッドスピードがない人間がもっと飛距離を出すということ。これはスポーツ力学の観点からもおかしい。要は道具だよな。もっとも、ゴルフは現実に道具の科学開発が認められている。いたずらにあやしい、あやしいといってもそれは遠吠えに過ぎない。取り入れられるものは積極的に取り入れていかなきゃいけないと思う」
積極的に取り入れる姿勢。ただ大人と低年齢ジュニアでは少し話が変わってくるかもしれません。新調した私のドライバー、タイトリスト GT1を昨日ちょこっと打たせてみたら息子の愛用ふにゃふにゃミニドライバーよりも飛んで曲がっていない。ラン出まくりの弾道ですが、ぶっ飛ぶ。シャフトはベンタスブルーの6S。たまたま芯を捉えただけかもしれませんが、身体を考慮して数発、7、8割の力感、かつ、重さによるノロノロスイングで。ついでにウェッジを打たせてみたらチッピンングの距離ですけどスピンが入り出玉が明らかに揃っている。重さで押せている。シャフトはDGのS400。アイアンはDGのS200なのでフルスイングさせませんでしたが軽量スチールなら一応、打てる(注:検証済み)。シャフトの長さはそのままで短くもたせてこの結果。だったら組み直しやその他調整しなければ左に向きがちなジュニア用クラブを手間をかけて用意しなくて良いかもしれない、と一瞬考えるわけですが… 繰り返しになるのでやめておきましょう。私のなかではいつも結論は同じ。
ジュニア低年齢期において大人目線で進化している道具を熟考せず何でもかんでも積極的に取り入れるのはマズい、と思う。技量向上&身体への負荷軽減、という視点。スイングがおかしくなったり身体がいかれるわけではないので、今回のセットのユーティリティを使うのは良い。でも飛距離が出るからといって蝶々が止まるようなスピードで振って、体感を使ってとか… 子供のスイングを直視すればその道具が良いか悪いかは一瞬で分かる。目先の結果を求めなければ。進化する道具に対応すべく焦らなければ。将来使うであろう道具に早くから慣れようと急がなければ。
ユーティリティ。息子の言う通り、全体の流れは良くないかもしれないけど、それ以外はデメリット、ゼロに近いと思う。スイング作りも、目先の結果も。使おう。いや、いっそのことUltralightに戻すかな。レッスン途中、息子と同世代のジュニアゴルファーさんをお持ちのメンバーさんからお声がけいただく。昨年も、ジュニアのゴルフ環境やクラブ選びについてアメリカの現状を教えていただきました。今回も。クラブ選び、難しい...
で、今日のラウンドの結果はいかに。最終ホールのグリーンに歩いてくる息子が何やらジェスチャーしている。動画を撮れ、というメッセージのよう。バーディパットは惜しくも入らず、パーであがる。ハーフでしたけど、3パットなし。ダボとボギーがそれぞれ1つで、バーディーなしの39。雪が残る状況でこの数字は素晴らしい。ユーティリティで上手くグリーンに乗せていたホールもあったとのこと。自ら大得意と評するパッティングもまだまだ課題あり。ショットではちゃんと2、3秒フィニッシュを取るように、と先生からご指摘いただく。フィニッシュ… 3歳からずっと言われてきているのに。
昨日から書き始めたゴルフノート。先生はもちろん、お兄さんから教えてもらった、ガツんといかないアプローチについて単語を列挙してまとめている。絵付き。
ちなみに、ユーティリティ、という言葉は見つからず。
*1 "【追悼・再録インタビュー】「なぜオレが伊沢や片山に負ける? 絶対に許せない」 2002年、無冠のジャンボ尾崎が語っていた“嫉妬と本能”", ゴルフダイジェスト・オンライン, 2025.12.26. 「クラブ選びも実力の内」とジャンボ尾崎プロ。
(クラブハウスにて)