試合結果(息子)
試合結果(息子)
2025.4.26-27 PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 東日本決勝(男子 7-8歳)
@美浦ゴルフ倶楽部
Par 72, 18 Hole, 2 Round
初日と2日目(最終日)の記憶がごちゃ混ぜなので、印象深いところを。初日は風も穏やかでスコアがでそうな雰囲気。ただ、前半も後半もスタートでボギー。なかなかバーディーが来ない。ようやく訪れたのは17番。長いドライバーだったらバンカー越えも可能。手にしているのはミニドライバー。刻んでバーディーは上出来。チャンスホールの18番ホールでバーディーが来ず、2オーバー。2打差でなんとか堪える。
2日目、inスタート。昨日と違い、無難にパー発進。前半で並ぶ。後半out。ようやく2打差がついたところで親子でなんとなく安心してしまう。7番ホールのパー3。キャリーでグリーンに着地、コロコロと転がりグリーン奥の崖に落ちる。2打目は土の上。アドレスしたらクラブとボールとの間には小枝の嵐。動かすとボールが危ない。そのまま打つしかない。こちら側からだと砲台で、ピンはまぁまぁ手前。頭上に木があってロブショットすることも不可能。結局、木下を通して奥のグリーンエッジギリギリのところ止まる。ここまでは完璧。軽い目土。長くてクセのある高速ライン。当然のことながらパターを持つと思いきや、60度のウェッジを手にしている息子。
そもそもこのホール。リードしていたので、守りに入ってもよかった。番手を下げて、ショートさせて手前からアプローチで寄せる。でも本人は気に入らないのです。ラウンド経験豊富な息子なのでショートさせた方が一番凡ミスが少ないのも分かっている。なんとか戻したグリーンエッジギリギリで、60度のウェッジを手にしてさらに大ショート。普段やっている自分のゴルフだったと思えば本人にとってはそこに悔いなし。我の強い息子ですから、「やっぱりあそこはパターで打つべきだった」とはならない。「アプローチで寄せる技術がなかっただけ」、ティーショットについては「グリーンはそんなに固くない。あの早いグリーンにキャリーしてコロコロと転がっちゃった。スピンと高さがたりなかった。今よりもっと早く振れるなら52(度)で打ててピンの近くで止まったはず」と帰りのクルマでブツブツ言っていたぐらいですから。グリーンエッジ付近のボールをPWや52度で転がして、とか、あの状況を想定してパッティングの練習をするのは、もう少し時間が経った後かな。世界ジュニアを逃した直後でもその姿勢ですから、今のところ。
で、圧巻は大叩きした直後のグリーン上とその次のホールでの息子の姿。4打も多く叩いたそのグリーン上。最後のパッティングが雑に見えたので、さすがの息子も気持ちが切れたかなと感じる。もうダメだという表情を私が浮かべてしまったのでしょう。それを見て息子「諦めないよ。まだ2ホールある。S君しだいだけど、パパ、諦めないでよ」「パパが諦めちゃ、ダメでしょ。まだチャンスあるよ」と。なんというメンタルの強さ。表情は険しくても全然諦めていない。そして次のホールへと向かう。短いパー4とはいえ、ピンの位置が傾斜上のギリギリ。当たり前ですけど、完全にお兄さんお姉さんの試合に合わせたセッティング。短い番手で7-8歳は打てるけど、寄せるのは至難の業。ティーショットはランがあまり出ず。残り60ヤードほど。ウェッジでピン左につけて、バーディー。なんという技量。「言ったでしょ」と息子。なんというメンタル。
最終ホールはパーであがり、追いつけず。自分のゴルフに徹して負けたので本人に悔いは残らないでしょう。私に悔いが残るのは、大叩きのパー3で、息子が持った番手で120%のショットをしたらグリーン奥に転がり落ちる&90-99%ぐらいのショットだったらピンにつく&それ以下のミスショットだったらショートしてパーか楽々ボギーというイメージを持って、その番手でOKだと私が本気で思ってしまったこと。要するに、息子を信頼していない。で、120 %のショットを息子がしたのです。息子に後で聞くと「完璧なショットでキャリーして少し傾斜があるからコロコロ転がって止まると思った。完璧だった」。自分自身を信頼していたのが何よりも救いです。
最終日、同組だったS君は体調が良くなくてもここまでのゴルフをしている。お父さんとのコミュニケーションの質は私たちとは比較にもならないほど濃いし、なによりもS君のことを信頼している。そしてS君もパパのことを信頼している。世界ジュニアに対する思いもおそらく違う。
我が息子は同世代において飛距離で負けたのはたしか海外の試合でのお一人のみ。ミニドライバーで、シャフトが短くて15度のヘッドで弾かなろうが、持ち玉のドローは言わずもがな、フェードで打ってもキャリーで負けない。プヨプヨのシャフトでもまぁまぁ安定。でも同組だったT君の球は息子より前にあった時が何回もあった。ここから2オンするの?という思うぐらい残りの距離があってもフェアウェイウッドで、高くて前に行く弾道。低い球でコロコロ弾道は皆無。カチ上げも皆無。体格差だけでは説明できない、と私は思う。息子が最終日に残れて一緒に回れて良かった。
2年前のU6の時とは違い、どんどん上手な子が参戦してくる中でボッーとしていると追いつけなくなってしまう。来年、再来年とさらに競技人口が増えてくる。ジュニアが天狗になっていると大成しない、というのは、ラウンド後の夕食会での親御さんの言葉。厳しいツアーの現場を当事者として見続けているお方。ご本人は遅くゴルフを始められ、先取り組を追い抜いてこられた。自信とは違う。
こういうことが親も学べる。だから試合に出る価値がある。
2025.3.26 PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 関東予選① (男子 7-8歳)
@大日向カントリー倶楽部
Par 72, 18 Hole, 1 Round
ジュニアティだとおそらくスコアが出やすい大日向カントリー倶楽部。8歳にしては距離も短い。4位までが決勝進出。当日は風が強目。
息子の世代を代表するジュニアさん、一つ下の世代を代表するジュニアさんと同組に。練習ラウンドに入るまでは、一発勝負でダントツのスコアを出すぞ、と二人で意気込む。ただ、過去のデータを見ると決勝に進むためにはパープレーで十分。3オーバーぐらいでもOK。試合が近づくにつれてどんどん弱気に。前日の夜と当日の朝に「全ホール、パーを取りに行こう。無理しない。ボギーを徹底して避ける。とにかくマンぶりしない。グリーンの真ん中を狙う。パッティングも攻めずに2パット」と息子に伝える。寝る前、朝起きてすぐ、朝食時、トイレ、階段、ウォーミングアップ時、ティーグラウンドに向かう際にも。そして1番ホールでティーショットを打つ1分ほど前に念を押す。パッティングの前には、「2パットでいいぞ。1パット目は3フィートサークルを意識して」と執拗に伝える。
しつこすぎて、出だしからそれを意識したゴルフを展開するように見受けられた息子。ただ、初っ端からグリーンを狙うショットがショートする。フェアウェイウッドもアイアンもウェッジもいつものスイングスピードで振っている感じがせず、ダフリ気味。1パット目はほとんどカップに届かず。超弱気。嫌な予感がする。
同組の同じ世代のジュニアさんはディボットに何度か捕まったり跳ねたりと、不運の連続。それでも崩れない。不運がなければリズム良く、かなりのアンダーでプレーしていたはず。年下のジュニアさんは安定感抜群で、予想を遥かに超えてめちゃくちゃ上手。側から見たら、息子が1年生に見えるはず... それを息子も感じて、なぜだか親子で焦る。試合後、息子に聞くと「やばいと思った。Rが年上なのに」。この低年齢カテゴリーだとまだ、同じ歳頃にゴルフを始めたとしても数ヶ月の誕生日の違いですら大きいはず。ラウンド途中、「本当に1年生なの?」と息子。
6番ホールで早くも本日3つ目のボギーが出た後、私「いつものようにゴルフしよう。攻めないと1年生に負けるどころか、叩いて決勝にいけないかもしれないよ」と息子に伝える。常にバーディーを狙って攻めるのが息子のゴルフだろうと思い直して。その分、ボギーが出るのは仕方ない。18ホールで何個バーディーを取ることができるか、それをホームコースの東宝調布でも他のコースでもやってきた。この低年齢時はそういう積極性、心構えが大事だろうし、それが楽しいと思ってこれまでラウンドを重ねてきたから。試合会場での父の矛盾。息子「でも崩れたらどうするの、パー狙いでいいよ」と自ら冷静に考えた結果なのか、私が「パープレー」呪文を唱えすぎたせいなのか、いずれにせよ方針が定まらずに次のホールへと向かう。前半最後のホールでバーディーを取り、1オーバー。4位までに入ることを考えると、悪くない。
後半のティーグラウンド。「やっぱりパーを狙うよ。崩れたくないもん」と息子。チャンスホールの短いロングホール10番でバーディーを取り、イーブンに戻して好発進。息子「このままイーブンでいけばいいだ」とまだ弱気。父のせい... その後も、すべての番手で抑え気味のショット。前半同様、意図せず軽いダフリを重ね続ける。インサイドアタックの傾向が強めに。ダウンの際に身体がいつもより早く動いてヘッドが遅れている。球がまく。でもスコア的には崩れない。息子が得意としているパッテイングもショートの嵐。
無難にパーを取り続け、15番でボギー。このホールはグリーン左手前にバンカー、少し離れた右サイドにバンカー。ティーショットで右に入れてしまうと、50-60ヤード程度の距離が残り、グリーンに乗せるのが難しくなる。トップしてグリーン奥にいけばダボ確実。ティーグラウンドで、ついつい私は息子に言ってしまう。「両サイドにバンカー。間を狙おう」。言われなくてもゴルファーなら誰でも分かる間抜けなアドバイス内容。ちなみに、これを含めて3回ほど息子にアドバイスしてしまった後のショットは全部ミス。私の助言はいらない。息子本人にすべて考えさせるんじゃなかったのか? ドライバーは振り遅れて当たらず、弱々しいボールは右のバンカーに。Pか52度かで迷って、52度。トップを嫌がってショート。そしてアプローチが寄らずにボギーとなる。1オーバー。
「まだこのスコアなら決勝行けるよ」と私まで弱気になってしまう。次の16番ホール、またもや2打目でショート。パッティングもショート。パーでしのぐ。嫌な予感が再浮上。考え抜いた上で、息子に伝える。「攻めまくろう!」「こんなゴルフでカットされたら後悔しない? パパが間違ってた。残り2ホール、バーディー取りにいこう」。息子「そうだね。バーディー2つでアンダーだ!」。意外にも素直。17番ホールに到着すると、「Bling-Bang-Bang-Born 🎵 Bling-Bang-Bang-Born 🎵🎵」と軽く口ずさむ息子。気分よくショット、バーディーチャンス。クラシックL字の真芯でボールを捉えて沈める。転がりが良く、ようやく、しっかりと打てた感じがする。これぞRのゴルフ。イーブンに戻す。
最終のロングホール。私「バーディー取るぞ! イーグルもあるぞ!!」「気持ちよく振り切れ!」と何度もハッパをかけ、「振るよ〜!」と息子。ドライバーで芯を外れたボールは失速。2打目はフェアウェイウッドを振りちぎって大ダフリ。弱々しい弾道。抑えても、振っても、ダフる... 2オンに失敗、アプローチは寄らず、入りそうだったが逃してパー。
同組の1年生は盤石&貫禄のプレーで決勝進出。強い風、それも上級生2人に囲まれて、出せるスコア? グリーンを狙うショットやアプローチとか見ても、本当に1年生? カート上でもランチの時も場を和ませてくれる。Rの上級生みたい。同組の同世代のジュニアさんは最終ホールで決勝進出がかかるショット、そしてパットをむかえる。しびれる状況。グリーンの近くには数多くの人たち。低年齢ジュニアの試合でこれはどう考えてもキツい。ギャラリーが誰一人いなくてもプレッシャーがかかるのに。加えて圧がかかっている状況。普段とは違う状況。沢山の目線が送られるなかで、おそらく少し癖のあるラインでバーディーパットを沈める。同組のみんな、歓喜、ハイタッチ。半端じゃないメンタルと技術。こんな経験を息子にさせてあげたい。
結果的に息子は父が呪文を唱え続けた「パープレー」であがる。目指したのは全てのホールでパー。そうとはならず。距離が短めにもかかわらず、1Rでバーディーが4つと息子にとって少ない。完全に言い訳になるが、父に扇動されたパー狙いのゴルフ。そんなゴルフは今回が初めてで、のびのびとラウンドできず。スイングを乱し、息子の最大の武器であるショートゲームでショート連発。スコアが伸びない。おそらく制限がかけられて楽しくないラウンド。でも2人に置いていかれず、よく頑張ったと思う。涙がでそう。親が子に生かされている感じがする。
2024.8.1~3 U.S. Kids Golf World Championship 2024 (Boy 7)
@Mid Pines Golf Course
Par 108, 9 Hole, 3 Round
2日前に会場入り。距離的には物凄く短い。距離だけ見ると、全ホールでバーディとって、パー 5はイーグルとりたいなと思いながら練習ラウンドをむかえる。でも、前年も一昨年もトータルでアンダーを出す子が100人中、2, 3人だったので、トリッキーなコースかもしれないとう不安を残して。練習ラウンドを2回。どちらとも2人のアメリカのジュニアと回ることに。4人ともお上手で、少し焦る。パターのタッチが合わないという以前に、パーオンならぬ、パーオンキャリー率?(造語、グリーンにキャリー)がほぼ100%なのに、グリーンからこぼれたり、ピンに寄らない。よってパッティングが難しくなる。結局今年も、トータルスコアでアンダーは2人だけとハードなコース。同じコースの半分を使用して行われたBoy 8もトータルでアンダーは103人中、2人。8歳にしては短すぎだと感じるヤーテージなのに。一見、7歳でもアンダーがでそう。
初日は、練習ラウンド同様、パーオンキャリーは8/9。パー4はティーショットがグリーンに届きそうで楽々アプローチ、パー5は2オンも。でもその全てがピンに寄らない。それも実力よ、と言ってしまえばそうなのですが、息子のショートゲームは親の私が惚れ惚れするほど上手でして、カレドニアンのクネクネ高速グリーンでもある程度ピンに寄るんです。でも、ここでは寄りません。例えば、7番パー3、86ヤード。練習ラウンドで状態を確認、ヤーテージブックでも入念に確認、そしてピンに寄りそうな位置に着弾、でもグリーンをコロコロと転がりバンカーに落ちてしまう。あっ~という気持ちが消えぬまま出そうとすると、トップ。今度は、砲台グリーンの横のラフから、グリーンにふわっと着弾、またグリーンを転がり同じバンカーに。ここで4打多く叩いたわけですが、ピンを狙わずに、止まるところに打てばいいじゃんとか、高さを出して、スピンを、なんて頭では分かっていても中々できません...。スコアは+5。
2日目はパーオンキャリーは9/9。100%。でもスコアは+4。9ホールで+4、しかも距離がかなり短いわけで、いかにパターが入らなかったかということです。3日間通して同じことが言えます。息子自身はパターが得意と思っており、私も横で見ていて、この子の一番得意なものを一つあげろ、と言われたら、パターと答えるでしょう。それがことごとく入らない。というよりも、ピンを狙うショットで、本人も私もナイスショットと思ったものがピンに寄らないので、芝目のきつい1パット目が3フィートサークル内に入らないのです。よって叩く。パターというより、ピン、グリーンを狙うショット力の向上が必要かと。
3日目は、+3。パーオンキャリーは8/9。自信満々だったショートゲームをより磨かないと、勝負になりません。1位の子でもこの距離でトータル -2。皆さん短い距離なのに苦戦している。初日に4打多く叩いた7番パー3。ピンの位置は異なりますが、とにかくグリーンに球を残そうとして放ったボールが、完璧だと思ったのに、グリーンに着弾後、グリーン奥にこぼれ落ちていく。でもフェースを開きまくってフワッと上げた球が転がりながらもグリーンになんとか留まり、それをロングパットで沈め、同伴ジュニアのご家族や友人、スタッフからも大歓声。「やっぱりショートゲーム上手いな」と息子。悪い記憶は薄れた様子。最終ホールもパーで締めて、フィニッシュ。良い感触を残してコースを後にする。
2023.11.28 U.S. Kids Golf Singapore (SG) Fall 2023, Tour Championship, Boys 6 & Under
@Laguna National Golf Resort Club, Singapore
Par 36, 9 Hole
ウェブサイト開設後の試合ということで今回からほぼリアルタイム感想です。少し長くなります。記憶がはっきりしているので。次の試合はかなり先なので。
秋ツアー@シンガポールの最終戦。シーズポイントでも1位となりました。U6Boysはいつも参加者が3人ぐらいで、1組だけでのラウンドが続きました。今回、インドネシアから初参戦した子がいまして、その子、なんとインスタのフォロワーが3万人を超えています(私たちのアカウントは50人をようやく突破しました)。USKids世界大会や昨年のIMG世界ジュニアなどにも参戦していたそうで、練習グリーンでトッププロが身に纏うようなオーラをぷんぷん発していて、案の定、上手くて、特にアプローチが秀逸でした。晴れてはいたのですが、なんとなく湿気やこれまでの雨でいつもに増して芝がぬるっとしていた気がしました。いやな予感がしていました。そもそもLagunaのMasters Course(もうひとつはClassic Course)、キャリーでグリーンに着弾しないと、ことごとく弾かれるので、超低学年ジュニアにとってはスコアがでづらいのです(言い訳がましいですが本当に)。
息子は世界ジュニア以来の、試合でリードされる状況となりました(お相手のパパ曰く、猛烈な練習を重ねて去年の世界大会や世界ジュニアに比べて飛躍したとのこと。一口にスパルタなんてものじゃありません... 今年のIMG世界ジュニアに参戦していればぶっちぎりで1位だったのではないかと。今回はこのコースが初なのでより難しかったのだと想像します)。7番ホール目で2打差つけられ追い抜かれ(息子は2回アプローチで下をくぐってしまい3回目は軽いトップ、懲りずにボーケイ60−04T。超絶上手いお相手も1回アプローチでミス。超砲台グリーン。息子はこのホール以外でも今回は60度ウェッジが下を潜りまくる)、残り2ホール。息子もスイッチが入ったようで、「攻める」と言い出しました。続く8番ホールpar 3でピンを攻めに攻めて力が入ってパー、お相手はボギー(本当に難しいコースなのです、Tiger Woodsさんもその昔苦戦したLaguna)。1打差つけられ迎えた最終ホールpar 4。ピンまで実測145ヤードほど(USkidsのヤーデージでは120)、グリーン前に巧妙な? 傾斜があって、おそらくキャリーで128だとグリーンに着弾、それを切ると弾かれる、それか超低弾道でかなり手前からよほどの勢いで転がらない限りはグリーンに到達せず。U6カテゴリーだと距離は短く、距離的にはたいしたことなくても、parセーブするのがやっとなホール。グリーンもやさしくない。今回もinコースの設定なので、実質は最終18番ホール。ホテルやクラブハウスも見渡せて景色は圧巻。
自らウッドティをいつもより高めに設定し、なんだか息子の素振りがマン振りの模様。DeChambeauさんのごとく。全力で。ダウンブロー気味にドライバーを振り抜く様子は全くなく。息子「振るよ〜!」と。攻めに攻めに攻めまくるのでしょう。左サイドには池が... グリーンの周りはバンカーだらけ... そしてマン振り。これまで練習でも見たことない弾道でボールが高くぶっとび、グリーンに着弾(ある程度低く出した方が今回よりも結果的にキャリーも総飛距離も出ますがそれではグリーンに止まらないのです。高いところから落とす必要がある。息子にもわかるのでしょう、超低弾道で転がって運良くグリーンにのってもor普通の弾道でカラーにキャリーしても、グリーンをスッと転がって奥にこぼれ落ちることが)。少し左からの長めのパット、1フィートサークル内につけ、次のパットを沈めてバーディでした。いかにこれまで振っていなのかが判明。流石にこの振りをし続けていると怪我につながるし、キャリーの飛距離が出て親としては嬉しいのですが、本人はそれでも日頃から目一杯振ってるよ、といったのに。同時に、こんなに振っても対応できるジュニアのクラブ、しかも軽量で柔らかいジュニア用のシリーズの方であっても、アンダースペックなんだとは言えないなと。さすがジュニア専業。また考えが変わるかもしれませんが。
初参戦のお相手とも、いつも参加している地元の子とも(全種目?スイミング国内大会世代1位)、日本に来られた際には日本でラウンドする確約を取り付けました。とくに初参戦の子は今頃、猛烈な練習を重ねていることでしょう。パパもママも熱かったです。妹さんもベビーカーから声をあげて観戦していました。現地の子のキャディをつとめたママは、どんな時にも怒らず、イライラせず、穏やかで、すべて子供本人に考えさせて行動を促し、プロセスに対してあとから本人に意見を求める(おそらくもっと学べたと思うのですが、私の英語力不足で...)。お子様3人の母で、教育事業にも携われていらっしゃる。親として考えさせられました。パパさん、まだまだだよと。
2023.11.14 U.S. Kids Golf Singapore (SG) Fall 2023 Local Tour, Boys 6 & Under
@Laguna National Golf Resort Club, Singapore
Par 36, 9 Hole
今回は珍しく午前スタート。シンガポールは休日。休日なのにシンガポール随一の名門コースが朝から貸切状態。USKidsツアーを誘致したBossにお話しを沢山聞いた。日本よりもジュニアのゴルフ環境は良さそう。親が指導するのではなく、若いうちからプロの指導を受け、身体能力向上のためのトレーニング施設も充実している。Bossが息子に「プロ目指しているの?」と問い、「No, アーティストになりたい!」と息子。そう、息子には憧れのアーティストがいるのです。日本でUSKidsツアーを復活させたいです。
2023.10.31 U.S. Kids Golf Singapore (SG) Fall 2023 Local Tour, Boys 6 & Under
@Laguna National Golf Resort Club, Singapore
Par 36, 9 Hole
火曜日午後の開催で地元の子たちは学校終わりに来ている感じがしますが、息子は今回、学校があったので日帰り。世界ジュニアにも参加していたインドネシアの子が初参戦。彼のパパのライン読みが秀逸。僕には出来ない。さすがに日帰りは親子共々疲れ果てました。それにしても、息子のパターは上手い。L字パターの名手Tommy Armourさんを見ているかのよう、とまでは言い過ぎですけど。Tommy Armourさんが実際に動いている姿を見たことがありません。東南アジアでもFlynnが人気ですね。ウッド系のシャフトがFlynnでヘッドは軽い大人用、アイアンとウェッジはともにジュニア用という組み合わせ。世界ジュニアでもよく見かけました。日本だとシャフトはディアマナジュニアかエアスピーダーが多いですかね。Flynnの方が安く仕上がります。
2023.9.19 U.S. Kids Golf Singapore (SG) Fall 2023 Local Tour, Boys 6 & Under
@Laguna National Golf Resort Club, Singapore
Par 36, 9 Hole
雨も時折降るなかで、グローブをつけていない息子はドライバーでグリップ、初滑り。ぬかるんだライでボーケイ60-04Tは... 手引きカートを使用せず、かついでのラウンドは中年男性の腰にこたえる。前回も参加していた現地の子は、スイミングで同世代で国内1位らしい。バタフライでレーンの中央を突っ走る動画を見せてもらった。運動神経抜群。こういう子もどんどん上手くなりそう。
2023.8.8 U.S. Kids Golf Singapore (SG) Fall 2023 Local Tour, Boys 6 & Under
@Laguna National Golf Resort Club, Singapore
Par 36, 9 Hole
世界ジュニアでパパたちからの助言を受けて、USKidsの試合に参加してみることに。どうせなら息子が訪れたことのない場所でということで、インド、タイ、ハワイ、シンガポール(その後、マレーシアでもツアーが開催されることを知る)のなかから、シンガポールツアーを選択。同じローカルツアーで同シーズン4試合以上に参加して、上位2つのスコアの合計がアンダーだと、ステータスが最上位(ワールドチャンピオンは除く)になり、ほぼ確実に世界大会にでれるとのこと。練習ラウンドなしで試合に臨んだけども、東南アジアの湿気、雨、で芝がぬかるみ、池がらみのコースということもあって、最初は手こずるが1 holeで息子は芝に慣れた模様。世界ジュニア@サンディエゴより難しい。サンディエゴは熱いのでそれそれで難しいですが。参加人数が少ないので順位にあまり意味はなく、アンダーを目指したラウンドとなる。かつてTiger Woodsさんもプレーしたシンガポールの名門コース。クラブハウスまで貸し切り状態。
2023.7.11-13: IMG Academy Junior World Golf Championship, Boys 6 & Under
@Singing Hills Golf Resort - Pine Glen, United States
Par 65, Total166 (3 round ; 65, 36, 65)
初めての海外試合。こちらも身体に合ったジュニアクラブでやらせたかった... 結果的に1位、2位、3位となったジュニアと同組でまわることに。アプローチ、パターは彼らより息子の方がずば抜けて上手かった。それはパパたちにも言われた。「ヘッドが重すぎ、特にアイアン。しかもAP2なんて俺にも打てないよ。USKidsかFlynnを使えばRintoがダントツで1位さ」と。まあ、慰めの言葉かもしれませんけど...
AP2が重すぎて、疲れ果てた身体にはとてもじゃないけど無理があった。練習ラウンドではno bogeyで1 roundを-5でまわれていたし、鶴舞でも結果が表面的には出ていたので過信していた... パパたちからクラブやジュニアゴルフの現状について(1位の子は英国、2, 3位の子は米国)、手取り足取り教えてもらった。ちなみに、パパ3人は長身でムキムキ、特に2位の子のパパはプロアメフト選手という... 1位の子はドライバーがTSi1、ウェッジの1つ、2つ?がボーケイ、他はジュニアクラブだった。5位のタイから来た子のスイングが綺麗だった。こういう子が将来伸びるんだろうな... うちの子みたいにw 米国では多様なスポーツをさせているという話は前々から聞いていたけれど、今はかなりゴルフの英才教育化が進んでいるらしい。直接話を聞けば聞くほど、タイの英才教育どころではないことが。また別の機会に。「この試合にはアメリカ人があまり来ない。低年齢だと地元の人間が多い。君の息子は別格だから、強いジュニアがいるところで試合した方がいい。USKidsとかUnder Armour(の世界大会)に出てみれば」とパパたちからアドバイスされる。これを真に受けてツアーを探し始める...
2023.3.29: PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会, U6の部決勝
@ムーンレイクゴルフクラブ 鶴舞コース、日本
Par 72
初めての試合。身体に合ったジュニアクラブでやらせたかった... テー指し、番手選び、グリーンの読み、すべて本人にまかせた。父より息子の方がラインを読むのが上手いから、父は何も話しかけることがない。極薄のL字パターで、ショートもロングも、PING型で打った時の精度でボールが転がっていた、ように見える。