2026.5.23
やはりスイングを崩すのはロフト角も by プロゴルファー
2026.5.23
やはりスイングを崩すのはロフト角も by プロゴルファー
(道具、大事だな)
学校のお泊まりイベントが終わり、ようやく日常生活(注: ゴルフ)を取り戻しつつあります。ただ土曜日、日曜日とやるべきことが私にはあるのに息子を最優先しているせいで何とも複雑な気持ちではあります。まあ、息子が生まれてから9年近く続けてきたわけで今さら感はありますが。息子がもう少し世の中の仕組みがわかって父の姿を振り返る時が確実に来る。その時が怖い… なんでお父さんはお父さん自身のことに100%まではいかないまでも注力しなかったのか、と問われそう。
今週、海外から連絡が殺到しております。その数、3件! 内容は「R君、スコットランドに来ないの?」というもの。来週、USKidsのEuropean Championship が開催されます。昨年は参加して友達の輪を広げてきました。基礎基本なるものを完全に勘違いしていたことをゴルフ発祥の地とされるスコットランドで思い知らされました。別の見方もあると言いますか。地味練とは違う。本能を刺激すること。基礎基本のさらに前の段階、そしてその後も根底を流れるもの。
で、今年は参加できません。お金がかかりまくるので。昨年スコットランドで獲得したステータスで再来月開催されるWorld Championshipに出れるので、短期間でスコットランド&アメリカに行ってたら私のアイアンセットを買い替える資金が途絶えてしまう。
ちなみに先日、全米プロを制したAaron Raiプロは、European Championshipで2位に入られた過去がある。World Championshipについては毎年出場されておられたようで、今年息子が参加するBoy9のカテゴリーで15位(2004年)。息子には15位以内を目指して2ヶ月間、準備していただきたいと思います。
今日は会長のところで過ごしたあと、レンジで打ち込む息子を見ていてウッド系に頭を悩ます。長すぎる。短く持てばいいと言ってもやっぱり違和感満載。それにロフトも立ち気味。ドライバーで12.5度、フェアウェイウッドで16.5度。弾道が低い。故に、これまでの息子の姿は遠く彼方に消え去り、打ち出しから球を上げようとしてスイングがおかしくなっている、気がする。飛びまくりますけど。さらに飛ばそうと、短く持っていた手が徐々にグリップエンドへと引き付けられていく。球が上がりだす。本人は「振ってて気持ちいい!」「めっちゃ飛ぶ!!!」と大騒ぎですけど、慣れちゃえばどんなクラブも「気持ちいい」と言ってきた過去があるし、スコットランドで改めて思い知らされた、ジュニアが振るクラブについての考え方。アンダースペックなる概念があるのならば、振れる範囲でアンダースペックで。ギリギリ振り切れるちょっとオーバースペックな、ハードスペックなクラブでは決してない。大人用のドライバーだってアイアンだってウェッジだって息子は試してきたけれど、ジュニアクラブを手にした息子のスイング姿と比べれば即却下。ヘッドが重すぎる。
で、長さは? 考え続けてきたことがここにきて実行できていない… 短く握ればクリアはできるけど、これまで可能な限り余白を少なくした道具を用意してきたのに、ここにきて… 相談しすぎて嫌われそうですけど、ここはUSKidsが数ヶ月前まで数十年踏襲してきた長さに原点回帰してウッド系は短くするしかないな。ジャンボさんのおっしゃっておられたことが日を追うごとにジワジワときいてくる。
そして、太さ。これまで息子が手にしたクラブは激細。ジュニアの手に馴染む。帝王が触れておられたように、手で握りながらも指に絡めるという一見離れ技と思えることが道具によって促されている。グリップもシャフトも激細だからこれが実現できる。大人用のシャフトを切っても、そのレベルまで細くはなりづらい。それに硬さが...
そしてロフト角。10度のドライバーだって、15度のフェアウェイウッドだって、息子は手にしてその時は「打てるじゃん!」となったけど、ジュニアクラブを手にした息子のスイング姿と比べれば即却下。今年に入ってまた試したけど、瞬間却下。The ジュニア振り。
ロフト角がスイング形成にどのような影響を与えるのか。賢人たちのご意見を整理するのは別の機会に回して、ここでは、あるプロゴルファーのご意見を頂戴します。わたくし父のアイアンシャフトを元祖ダイナミックゴールドからDG105に変えようと模索する中、そのシャフトを早い段階からご愛用されておられる大西魁斗プロ。私も愛用する優しめの3番ウッドに絡めて、次のように語っておられる。記事からご発言をつなげて引用させていただきます。
「3番ウッドは難しいクラブ。...構えた時のやさしさ。...簡単に球を上げられないと変なスイングになってしまう」
もちろんスピン量と関連しているわけですが、"変なスイング"を誘発する要因のひとつとして、ロフト角。ジュニアで、基礎基本がフラフラ、不安定なスイング、まだまだ身体的な力もない。で、それなりのアマチュアゴルファーでも難しいと感じる、いや求める弾道のレベルに違いはあれど一流プロゴルファーだって難しいと感じるクラブでスイングするジュニア。スイングの基礎形成時期。ん... これでいいんだろうか。
ちなみに、Aaron Raiプロ。息子と同じ9歳のとき、マッスルバックを使っていた模様*2。その名は、タイトリスト690MB。さらに、Aaronくん。超長いウッドを振り回していた模様。ん... 悩みは尽きない? いや全然悩みません。ヘッド軽量、グリップ&シャフト激細、そして短い。成長しつつある身体と道具との関係性を維持すること。これを踏まえると、大人用のシャフト&ヘッドの方が選択肢が多いし組み合わせとその工夫の余地はジュニアクラブとは比較にならないのは私如きでも言われなくてもわかっているけど、選択肢はバサっと切り落とされ、限られる。
*1 齊藤啓介, "ウッドは2本にシャフトは『ハザーダス』 大西魁斗の“アメリカン”なセッティング," ALBA Net GOLF, 2025.10.3. 6番アイアンがT250。私だと、アイアンは全番手T350で、DG95 Rぐらいで良いのかもしれない。
*2 非公式だが、The Telegraphに掲載された記事がSNSで共有されている。そのうちのひとつ(Instagram: joeplays_golf1)。ピカピカのマッスル。美しい。父のアイアン買い換えを控えて息子にマッスルか。いや、9歳だと100%ない。ジュニアクラブを手にした息子のスイング姿と比べれば秒却下。ジュニア時代に長いウッドを振っている姿はこちら(Instagram: BBC SPORT)。我が息子が持つウッド系が短く感じる。そして超軽量に感じる。でも、9歳だと100%ない、と私は思う。少なくても息子の技量と力だと、ない。幼少期、お父様が指導されており、しかも、お父様は本を読んで独学したらしい。わたくし父は真似出来ない。