2026.2.15
9歳
2026.2.15
9歳
(隣のお兄さんが親子で気になる)
今日は息子の誕生日でした。家でゆっくりと、とは過ごさず、父と息子でコースへ向かう。ラウンドレッスン。一昨日から息子の体調が芳しくなく、今朝は食パンだけ。胃がすぐれない。お昼もレンジで食パンを頬張る。痩せてしまうな。だいぶ逞しくなったのでちょうどいいか。食欲はあるみたいですけど。クラブハウスで何も食べない息子を横に、父はゴルフしてないのに優雅に食事。
4月から大学生になる高校生のお兄さんが形式的には今日でスクールを卒業。ひつこくない程度にわきまえて、今日も色々とお話を伺う。今後も顔を出してくれるみたいで親子で一安心。お別れの挨拶はしない。ひつこいですけど、息子の初めての競技となった世界ジュニア。その15-18歳カテゴリーで2年連続で日本予選を突破し、勝手ながら10年後の息子を重ね合わせ続けてきた私。どうすればこういうゴルフが出来るのだろうか、練習をいつも拝見させていただきながら、息子がラウンドレッスンを受け始めた2年前から考えてきました。息子みたいに未就学児からゴルフをされていたわけでなく、本格的に取り組まれたのは遅い。私から見ると、その後、息子のように早く始めた多くのジュニアたちを年を追うごとに置き去りにしてきたと言っても過言ではない。そして、緑の甲子園で団体優勝され、その後、強豪校をキャプテンとして束ねてきたキャプテンシーとその真髄について、ゴルフ部の顧問として何かに活かせるんじゃないかなと思って学んできた。
私は日頃、仕事柄(注: 本業ではない)、他大学の学生を含めて、学生ゴルファーをたくさん見てきております。日本アマに早い段階から出たり、中学や高校を卒業してから学生ゴルフに身を置かずプロもしくはそれに近いところで活動していても、男子の場合、伸び悩むケースがあるし、それは高校に行っても同じで、共通するのは高校生ぐらいの年頃に期待していたパフォーマンスがでない、という点。もちろん、大学に入ってからもあり得るわけですが、肌感覚だと、高校生ぐらいの年頃が多い。
アメリカでは大学ゴルフで疲弊してしまう学生が多いという話を大学ゴルフ関係者から結構な数、耳にしてきました。プロだとそのレベルが数段階上がるわけで、それがアメリカともなると… 厳しいセッテイングかつ経験豊富なプロたちと競う。学生ゴルフの世界にいるよりも、鍛えられそう。でもそれがネガティブに効いてしまう側面が強くなり、現にそうなっているケースが多い。特に大学に入る前の年頃。なぜか。
ひとつ例というか、そうしたプロの世界に早く身を置いたプロの発言をひとつあげてみると、現在PGAツアーの頂点で争っておられる久常涼プロ。かつて息子に大大大サービスをしてくれた。久常涼プロは大学進学予定だったそうですけど、高校3年生でプロ転向されて、その時の厳しさを次のように表現しておられる*1。
「ABEMAは楽しかったけど、戻りたくはないかな。本当にがむしゃらに頑張っていた。マンデーを通って、3位タイで翌週につながって、トップ10でつないでいき、優勝して……そのときとはゴルフの仕方は変わってます。勝たないといけないゴルフでしたが、今はのらりくらり」。
大学に行かれても、大学を卒業されて23歳で今のような活躍をされていたように感じる。プロの世界で生き延びるために、オフがあるとは言えど、結果を出し続けるために、先を見据えて時間をかけてスイングを整えたり身体を鍛えたりと時間を取りづらい。まあ試合をしながら整えるという考えもあるわけですけど、アマ時代に実績を残された久常プロですら、"勝たないといけないゴルフ"が求められるというのだから、理屈ではわかっていても厳しい世界です。
そんなことを息子のラウンド中に訪れたガソリンスタンドの洗車機のなかで考えておりました。その後、おやつを食べながら、これって小中学生で試合に出まくってたら同じことじゃないかなと考える。勝ちを全く意識せずに参加する器用さがあれば別ですけど、息子の場合は出るからには勝ちを求めているし、私も試合の醍醐味やそこでの収穫は勝ちを意識することがあってのことだと思っているので、なおさら。
で、誕生日ラウンドとなったその結果は... 息子の名誉のためにスコアは伏せます。私とのラウンドや試合だとバンバン入るパッティングがここだと、どうも入らないようで。胃が悪い中、良く頑張ったと思いますし、先生からも叱咤激励をいただいたので私はキレようがありませんが、私もなんか疲れきってしまってキレキレです。
明日はラウンドレッスンの復習をする大事な月曜日ですがラウンドには行けず。そろそろラウンド後すぐにレンジで復習する習慣を本格的に始めるべきかな、その体力もついてきたはずだし。なぜなら...
レッスン後、短時間ですけど、家の近くで私とサッカーの練習をしたわけだから。理想は、ラウンドレッスン後すぐにレンジで復習して、翌日、ラウンドで実践。これを毎回続けるのは難しい。
*1 "欧州ツアーが主戦場の久常涼。プロ3年目の20歳は今、どんな思いで、どんな生活をしている?," みんなのゴルフダイジェスト(週刊ゴルフダイジェスト), 2023.6.15. 別のところでは、「でも、いずれプロの世界で戦うなら、少しでも早くそのレベルで戦ったほうがいいと思ったんです。行っちゃえば何とかなると思ったんですよね」ともおっしゃっておられる("【インタビュー】久常涼「行っちゃえばなんとかなる」「自分の人生なので自分で決める」自らこじ開けたPGAツアーへの道," Myゴルフダイジェスト, 2023.12.23)。この "プロの世界" 、すでに海外を意味していたような気がする。