2026.11.2
パッティングは人生そのもの
2026.11.2
パッティングは人生そのもの
(ゴジラの実寸大足跡)
今日は久しぶりの東宝調布。2週間、息子の学校が秋休みだったので、平日ホームコースに行かずに千葉で過ごしておりました。
お昼過ぎからあいにくの雨、と言いたいところですが、我々親子からするとコースに出るゴルファーが激減するので、スタートの時間帯が絶妙でいつもそんなに変わりませんけど、前後気にせず快適にラウンドできる。恵み、幸運の雨。
今日から4番ホールに、東宝のシンボル、ゴジラが現れるらしい。事前に東宝調布のインスタで知りました*1。新作映画『ゴジラ−0.0』の公開に向けて。息子にはあえて知らせず、まずはレンジで、昨日のレッスンでいただいたショットの課題に取り組む。ん… 出来ているような出来ていないような。「出来てるじゃん」と前方&後方のカメラから映し出されたモニターをガン見して叫ぶ息子。「形だけじゃないよ。いい感覚なの」と誰かに影響を受けた物言いで自ら納得している。その前向きな姿勢は評価したいが、そんな簡単に出来てしまうものなのだろうか。ぜひ現場でも取り組み、実践していいただきたい。
ということで、17時過ぎに薄暮ナイターラウンド。ん… 出来ているような出来ていないような。意識して取り組んでいるところは100点をあげたい。解像度の高い私の目によると、昨日よりもスイングアークが1ミリ大きくなっている。昨日の1ミリに足して2日で2mだな。このまま数週間経てば一流プロ並みに到達するはず。まあそれは冗談として、昨日、クラブがトップの位置に到達する前に先生のクラブで押さえた指導(言葉にするのが難しい、いや極秘で)。レンジでもそうだったけど、不思議とトップの位置が高くなっている。トップの位置を限界まで高くするぞ、捻転しまくるぞ、切り返しを急がないぞ、と全く思っていないのに。縦振り。球が超高い。私も真似してみたけど、手で持ち上げた感じになってしまう。連動性がない。なんで息子とこんなに差があるんだろう。
もう一つの課題。パッティング。打ち出したい方向にちゃんとヘッドを合わせる。こちらは出来ているように思う。昨日家で整えたし。それを維持していただきたい。今日はベントグリーンで、土曜日の北谷津とは違い、バカバカと入る。
そのパッティングについて。ストロークの不安定さはまだまだあるけど、息子は小さい頃からラインを読むのが上手い、完全に親バカですけど天才じゃないかと思い続けてきた。それは、集中度を増した試合の時にヒシヒシと感じる。
昨日、先生からお聞きした話。賞金女王に輝いたプロのコーチとキャディを先生がされていた際のプロのライン読みについて。息子の天才さが吹っ飛んでしまった。ラウンドレッスンの場にあるパッティンググリーンは盛り土の木々に囲まれている。その傾斜をのぼった先にクラブハウスの柱がいくつかある。パッティンググリーンからその柱のひとつにボールを転がす状況で、その年のプロだったらラインが見えていると。ありえない… 私には凸凹の集積にしか見えない。しかも傾斜もある。そのプロは、カップにボールが転がっていく際の、ある場所をイメージしているそうなのですけど、そんなこと可能なのか… そのプロ独特のもの、真似はできない、と先生は表現されておられた。
レッスン終了後、パッティングは感覚だ、なんて豪語してきた息子に対して先生に喝を入れていただいた。小さい頃から家で地味ぃーに基準作りをL字パター以外でもしてきましたけど、独特の感覚があるような気がしてならない。賞金女王、しかもパッティングが強みだとするプロと並べたらバカ丸出しですけど、共通してそうなところが先生の話の中にあったような気がする。はい、気がするだけです。感覚と適当さは息子の場合は紙一重なので、現場では感覚を磨くことを意識しながらも、先生から教えていただいたルーティンのひとつを取り入れてみる。ゴジラの4番ホールでまた元に戻ってしまいましたけど。厳重注意。コントロールではない? 感覚ばかりに頼って雑になったら結果が出ない状況が訪れた時、対応できなくなってしまうはず。息子に告げると、こう返してくる。
"Putting is an art, not a science.”
パッティングの名手のお言葉を借用。art には技術というニュアンスも含まれているのは息子もわかっている。基準作りも大事。感性に根付いた技術。でも、芸術、とそのまま受け取ると、なんでもありとまでは言わないけど、個性、と息子は読み替えて、Rは独特なんだ、と私に立ち向かってくる。向きたい方にヘッドが向けてないんじゃ、芸術どころじゃないでしょ。整えましょう。じゃないと爆発(by 岡本太郎さん)しちゃうよ、いやそれでいいのか。芸術は、生き方そのもの。でも、息子のゴルフにおきましては、最終的に常識を打破するかどうかは別にして、積み重ねられてきたものに対して敬意を表し、理解を深めていただきたい。型なし、にならないように。
(ゴルフ場にて。さすが東宝)