2026.10.25
野球少年たちからの影響
2026.10.25
野球少年たちからの影響
(長嶋さん!)
昨日の投稿に対してコメントいただきました。ありがとうございます。そのなかのひとつ、アメリカ在住のジュニアさんの親御さんから、「R君が技術向上に夢中になって動画を見ながら研究しているところが私はとても好きです」と。今はその動画の9割以上が野球になっております(注: 日本シリーズや過去の試合を除く)。技術論や精神論、そして身体論。ただ、いかに身体を強くするのか、運動神経を良くするのか、それが頭の中を占めている。そりゃ野球塾で同級生でピンピンに動く野球少年たちに直に触れればそうなるよな。「負けてらんぇー」と。
今日は本職のゴルフを朝から。公園での早朝野球練習はできない。ただ表情は暗くない。暗くないどころか、「今日はベストスコア出すぞー」となっている。これは楽しみでならない。赤ティですから。結論を急ぐと、出ませんでした。なんでここでは出ないんだろう。親子ラウンドで赤ティで回る時はここ最近はアンダーしか出ていない。ミスっても、取り返せるようになってきた。フルでもハーフでも。ここは、競技ゴルファーとして素晴らしすぎる環境だと思う。
時計の針を戻して、朝のアプローチ練習。先週から会長のところでクリーンに打つ練習ばかりしてきたので、その反動なのか、短い距離でも、エイッと、突き刺している。ダウンブローこそが命、みたいに。Tiger Woodsプロ、そしてその打ち方を披露した松山英樹プロ、さらに帝王。全ショット・アプローチで払うような?打ち方はしておられないけど、その重要性を語られていたのをもう忘れているのか。息子のところだけ芝が痛んでいる。さっそく先生からクリーンに打つよう指摘され、突き刺すより距離感が出ることを実感している様子。これまで何度も実感してきたのにすぐに忘れて上から叩きつけてしまう。なんとかならないものか。試合だと状況に応じてちゃんと打ち分けしてるんだから、練習でも均等にまではいかなくてもバランスをとって取り組んだ方が良いのでは。息子には言いませんけど。
レンジ練習でまず最初に指摘されたのはテンポ。スタジオレッスンで課題として持ち帰ってひたすらテンポと切り返しを中心に向き合ってきたのに。先生からスイングアークをテーマに、切り返しの際の理想的な動きと息子の悪い癖を見比べて、その真髄を教えていただいた。でも私だと、息子の動きのなかにその違いを見て取れない... さすがにテンポは分かるんですけど、悲しいかな、手の使い方みたいなものを瞬時に見切れないのです。息子が横でニヤニヤしている。息子の信頼を完全に失う。こんなに自分では学んでいるつもりでも、下手なこと言えないな、といつも思う。
レンジ練習の途中、本ゴルフ場のメンバーさんから声をかけていただく。「力強くなりましたね。ずいぶんとインパクト付近で早さが出てきましたね」と。集中しすぎて声が届いていない息子。あとで私から伝える。ゴルフ好きの方に褒められるのが何よりも嬉しい。力強く見えたのは日々の野球練習のおかげか。7月からほぼ毎日取り組んできたんだから。変な話に聞こえるかもしれませんが、身体を強くするためになにかスポーツに取り組んで欲しいと私が願い、どうせやるなら複数競技やってもそのなかのひとつは上を目指して、と思って接してきた。そもそもは、競技成績を出すために、プロになるために、身体を鍛えているわけではない。息子のなかではいずれ逆転するかもしれませんけど、私のなかでは変わらない。強い身体。体技心。
ラウンド後、小学生と中学生のお兄さんは滝のような雨が降るなかそのままコース内のレンジに直行。で、息子は? さすがに雨だから公園で野球とはならないだろう、バッティングセンターぐらいかな、と思っていたら、室内練習場を探して!、と言い寄ってくる。思い立ったのは、バッティングセンターの横に屋根付きの貸しスペースがある施設。じゃあ行くか、と返したら大喜び。野球経験者で野球好きの先生でおられるから、レンジで復習せず帰っても大丈夫?、と息子は思っているのか、これから野球!!と先生に宣言してからゴルフ場を後にする。これぞ、自発性。悪く解釈してしまうと、日々の親子ゴルフが相当ストックすぎて疲れちゃたんじゃないか。週末の夕方は息抜きの時間か。いや、身体強化の時間か。野球じゃなくてゴルフだろ!レンジに残って練習しろ!とは絶対に言わない。息子は9歳。ゴルフの技量向上の面においても。自らすすんでやるなら止めはしない。その場合、メニューは入念に検討します。
ゴルフ場から愛車を走らせること30分あまり。打撃屋、星久喜バッティングセンターに到着。ここには守備練習やティーバッティングなどができる屋根付きのスペースが2つある。もともとはオートテニスとして使われていた。キャッチボール、ピッチング、キャッチング(キャッチャー役)、守備、走塁、トスバッティング。最後に、ノック。父のノックを息子が受ける。人生初めて自分でボールを上にあげてバットで打つ。最初はバットに当たりすらしませんでしたけど徐々に当たりだし、息子が受けたいボールが打てるようになってきた。10球中、2、3球の割合。見た目以上に難しい。で、1時間におよぶ練習が終了。「まだ足りないな。もう夕飯の時間だからもう終わるけど今度は公園でノックやるからね」と息子。息子は新たな練習方法を発見してしまった。それにしてもいつもとは違い、きっぱりと終了。なんとなく怪しい匂いがする。
バッティングセンターには野球少年の姿がたくさん。親御さんが後ろから険しい表情を浮かべて見つめている。なかにはゲキを飛ばしているパパもいる。熱い。そんな少年と親たちを素通りしてトイレに行き、もう帰る、と宣言する息子。珍しいな1時間で切り上げるなんて、バッティングマシーンやらないのか、と思いきや、理由がありました。
クルマに乗った瞬間、iPadでU-NEXTを開く息子。日本シリーズ、ソフトバンク vs 横浜。18時プレーボール。なるほど。時間を合わせていたのか。家の駐車場に着いてクルマから降りてもiPad片手に見続けている。なんという熱量の高さ。ついこの前まで、「なんで打った後、走ってるの?」「勝手に走ってズルい(注: 盗塁のこと)」「何点取れば勝ちなの?」とか言っていた息子が。今は「いまの配球はダメだな。読まれちゃってるよ」「この状況で初球、ストライクはないでしょ」「今のは上から叩けてる」「最短距離でバットが出てる」とか、合っているんだか、適当なのか、偉そうに評論している。
ご飯食べながらも日本シリーズ、風呂から出てきて地味練中も日本シリーズ、歯を磨きながらも日本シリーズ、寝る瞬間まで日本シリーズ。
そんな時間が流れていった10月25日。わたくし父の誕生日でした。
(野球のトレーニング、らしい)
(王さん、らしい)
(我々親子は何処に向かうのか)