2025.12.4
練習意欲の源
2025.12.4
練習意欲の源
(父の "精神と時の部屋"、およそ5年前から。2020.12.7)
今日の息子はサッカー&運動教室で汗を流す。わたくし父がプッシュして毎日現場で、と思うところはあるけれど、小学生ともなると未就学児の頃には比重が大きかったラウンドにおける遊びの要素が減りがちに。ワイワイやっていたあの頃が数十年前のように感じる。昭和後期。今、毎日ラウンドしたら全てがゴルフ力UPのための作業となりかねない。楽しさが削られ、ダレもくる。そんなことより、父がもたない。イライラ、精神的にも。ただそれは事後的な正当化かもしれません。本音では毎日コース。実は息子も同じかな。時間が有り余っているなら。1日が24時間では足りない、と最近若いお方が言っておられるのを聞いて、中年の私にグサっと刺さる。
息子が運動教室にいる間、最近、父はクルマの中で待つことがほとんど。どこまでもベタベタ張り付くのは良くないと感じて。毎日授業参観みたいで息子が親の目を気にして伸び伸びできなそうだし、駐車料金がかかる。完全に送迎係。君は会長か大臣か。
身体を動かすのが好きで未就学児の頃から通っていることもあり、息子にとって教室に行くこと自体が目的になっていると思われます。本日、教室に向かう途中で「ゴルフのために身体鍛えなきゃね」と父がポロっともらすと、「鍛えればサッカーとバスケで勝てる」とゴルフは頭の中にない。ゴルフにはフィジカルがあまり必要ないと考えている節が息子にはある。これは、いかん。ジャンボ邸でトレーニングに励むお兄さんお姉さんの姿を見せねば。
現場でのゴルフネタがないので、前回の続きで。"練習場シングル" 。なぜ存在するのか*1。このサイトで何度も取り上げたように、練習場とコースでスイングが変わってしまうことをゴルファーは皆よく知ってるさ、とCollin Morikawaプロが強調されておられた。だから、レンジではあまり過ごさず、コースで練習してきたのだと。
おそらくジュニア時代からコースで猛烈な量、ボールを打ってこられたと思われます。石川遼プロがジュニアに試してみたいとおっしゃっておられたあのスタイル。お二方のこの話だけを踏まえてしまうと、コース以外でスイングを重ねることでどんどんコースで打てなくなるじゃないかと思ってしまう。やればやるほど悪くなる。括弧(カッコ)、一定レベルに到達したゴルファーに限られる。いや、プロだってレンジで色んなことに取り組んでおられる。いやいや、ゴルフを始めた瞬間(=初心者)こそ、当てはまる?
練習場で出来たことをコースで出来るようにラウンドを重ねる。コースで出来なかったことをレンジで取り組む。ゴルファーとしての私自身のスタイル、意識はこれ。父は時折、息子に隠れてジムにあるレンジでスイング作りしている。バカバカ打ちまくっているので、息子とは違ってレンジでの球数比率が大きい。コースでスイングを作るほど器用じゃない。"基礎基本" をレンジでやる。
一方、コースでスイング作りに励む。他の場所では基本、地味練で素振り等。地味練の再現をコースでするのではなく、コースでのスイング作りを日々の地味練がサポートする。これが、息子のスタイル。私が息子とゴルフを始めるにあたってド素人が考え抜いて出した結論であり、息子に押し付けた?スタイル。息子は今もこれを踏襲。これが間違いだと本人が確信したらレンジでスイング作りしてね、その時でも遅くないと思うから。さすがに、文字通りの "作り" を全くしない、という領域にまでは到達できず。
今日は運動教室に向かう途中で「今日、東宝調布に行きたかったなぁ…」と、教室のある日におそらく初めてラウンドしたいと呟いた息子。その理由について、聞くまでもなくハッキリとしている、私には。
2年前にご一緒させていただいたジュニアさんと今月ラウンドすることが決定。これまで何度もお誘いしようと思ってきたけれど、父の影響もあってか、自ら課した目標を達成できたら連絡して、と息子から言われてきた。とある試合で勝つこと。濁してしまってすみません、後日語ります。私もなんとなく同意。どんどんお声がけしにくくなってしまって現在に至る。
もうこれじゃあ、いつになっても連絡できないよ〜、と親子でなりまして先日勇気を持ってLINE。ご快諾いただいて、こちらからお願いしているのにゴルフ場と当日の細かいことまでセッティングしていただいて、本日、ラウンドの日とスタート時間が決まる。
学校帰りの息子にそれを伝える。ニヤニヤしている。でも、ラウンドまであと2週間ほどしかない。表情がすぐに変わる。そりゃすぐに練習したくなるよね。ということで、先ほどの発言となった次第です。明日は小学校にあがって息子自ら選んだバレエ。合気道から自分の意志で移行したバレエ。今日に引き続き現場でゴルフできないよ。未就学児からコツコツと築き上げてきたスタイルを貫き通せるのか。明日、ナイター最終組ならできるけど、父の気力体力が尽きる。あと睡眠に勉強。1日、24時間しかない。
息子の焦りを感じる。スコアじゃなくて、この2年間の成長を見て欲しいよね、との父の声はたぶん息子に届いていない。ちょうどその時、クルマのスピーカーから流れてきた曲に消されてか。
"My Sweet Lord" by George Harrison
何かを感じる。
*1 "暗黒時代を経てシャフトはどう変化した?重さは?スペックは?宮城さんに新世代の選び方について聞きました," YouTube:HIGH SPEC GOLF,2025.6.6. "練習場シングル" が生じる要因の一つ。全く異なる文脈でのご発言だが、これをシンプルに表した言葉として私には思えてくる。「コースに行ったら全然違うんだから、もう目線が変わるんだから」。深いところを私如きでは理解できないがツアーの現場を見続けてこらえた宮城裕治さん。石川遼プロの話も出てくる。若かりし遼くんをサポートした宮城さんだからこそ。シャフトの話。息子が使い続けてきた道具に間違いはない、と確信する。息子のクラブは練習器具のようなもの。