2025.12.2
"練習場シングル" の逆はあるのか
2025.12.2
"練習場シングル" の逆はあるのか
(今日もコースの方が球数が多い)
"マットマジック" に関する投稿が大反響でして(なんとコメントをいただいたお方が2人!)、勉強になりました。ありがとうございます。私の視野が狭すぎます。やりとりした内容を書いてもいいですよ、と許可を得たのでお言葉に甘えて、そして、トゲをとりながらね、とのお言葉を踏まえてやんわりと語らせていただきます。
コメント&アドバイスの中にあった "練習場シングル" という言葉。練習場でこの人いい球打つな、と思っていてもコースに出ると予想を下回るスコア。スコアはショートゲームやマネジメントにも影響を受けるので、レンジでのショットが直結しないのは当然ですけど、スイングも球も良く安定して、自信に満ち溢れている。でもコースで一緒にラウンドするとショットだけ取り上げても別人のように思えてくる。意外と上手くないな、ミスが多いな、と。
ちなみに、練習場では上手いけどコースで意外と… というゴルファーさんは私の身近にはいません、交友関係が少ないこともあってか。レンジで上手い人はコースで皆、惚れ惚れする上手い。予想を上回る人もいる。
"練習場シングル" の存在。なんでそうなるのか。それは当て感だけじゃないでしょ、というのが私のゴルフ仲間からのお話の要点です。マットとかそんなに関係ないのでは、と。コースとレンジだと取り巻く状況が違うから打てなくなるケースが出てくる、と。コースでのショット力のレベルがレンジで発揮できないことは、たぶんない? コースで打てるんだったら同レベルでレンジでも打てるでしょう、と。ただ逆は確実にある。"練習場シングル" 。ライとかでなく。一球の大切さ。一球に一球に集中するとレンジでは簡単に出来ていたスイングがコースで再現されない。メンタル、プレッシャーとはまた別の話。
なるほどです。反論の余地もございません。若かりし頃、日本アマにも出られていた敏腕ゴルファーさん、ということもあって納得してしまう側面あり。この点は、おそらくCollin Morikawaプロがレンジではなくコースでスイングを作ってきたことと合致している。そもそもジュニア時代は "作り" の意識すらないような気がします。幼少期に見た目の綺麗さを優先して、自分の感覚を潰すことになりかねない。レンジで練習するなら球数を絞ってやれ、ともCollin Morikawaプロはアドバイスされている。
さらにインドアだとマット云々よりも状況設定が外レンジ以上に別世界になってしまう。スクリーンにコースをバーチャルで再現できても、コースボールで打てて適正なボールデータがそこに反映されていたとしても。インドアだとスイングに集中できるメリットはありそうだし(スクリーンがなければより集中できる)、最新機器を使っていろんな状況を設定してショットを放つこともできる。それは現実のコースだと歩かなきゃいけないし、時間がかかる。インドアだとサクサク効率的にできる。ただ、そこで過ごせば過ごすほど自然環境で必要とされる感覚から離れていく。
こちらは今回コメントをいただいたもうお一人の、世代を代表する大学生ゴルファーさんの親御さんからの教え。でもそのゴルファーさん、結構インドアで練習されていて、世代のトップオブトップ。日本アマで好成績。先ほどの私の知人とは違う論点ですけど、ライをインドアで再現するのは難しい。インドアでスイングを作ってコースに出てもミスを連発。ライの影響も大きい。立つ場所は真っ平じゃないし、ボールも浮いたり沈んだり。コースで思うようにいかなくてスイングが崩れていく。迷走。だからコースでスイングを作る。
こちらのお話もCollin Morikawaプロのアドバイスと繋がるところがあると思う。そのCollin Morikawaプロのジュニア時代の練習方法が良い、ゴルフの楽しみが日常的に生じる、と思ってこれまでコース&それに類する芝の環境で息子と過ごしてきました。
今日の東宝調布。ラウンド前に30分ほどレンジで軽くウォーミングアップ。私のドライバーGT1が素晴らしすぎる。隣打席で練習する息子の姿。スイング、弾道を眺めてみる。音に耳を傾ける。悲しくなるほど日々、私との差が大きくなっていく。で、ラウンド。明らかに、レンジの時より良い球が出ている。これは当て感じゃないのかもしれない。状況設定。息子にとっては小さい頃からレンジが非日常。コースが日常。ゴルフにおいて、芝、砂、土、それらの上が全て日常。4番のミドルホールのティーエリアで、石川遼プロがレンジで大量にボールを打つのではなくコースで練習するスタイルをジュニアに対して間接的に勧めておられたのを思い出す。
"練習場シングル"。レンジでのスイングレベルがコースで生じない。では逆は? "コースシングル" ? コースでのスイングレベルがレンジで生じない。そんなことあるのか。我が息子はこれに近いように思えてくる。レンジだとバカバカ打つので、打つ前の準備態勢が若干、雑。故に球が散る。
恐れ多くもお二方に反論するような形になるようで、サポートしている感もありますが、Collin Morikawaプロがおっしゃる球数制限のもと丁寧にターゲット意識を持って取り組めば、コースでも外・内レンジでも練習効果はあまり変わらないのかもしれない。どっちもシングルが理想ですけど。
マットばかりに気を取られていて、反省。