2024.10.27
ゴルフの才能とは
2024.10.27
ゴルフの才能とは
(お兄さん☆に勝つ気満々)
寝る前の日課といえば、パッティング。2種類のマットを使っておりまして、その一つは9メートルほどの長さがあります。速さはメーカー公表値で16フィート! ショートパットはもちろん(短い下りの練習)、ロングで使用して繊細なタッチを養うために親子でゴルフを始めた当初から愛用しています。
本日息子はラウンドレッスンでした。会場には広大なパッティンググリーンがあります。週末はメンバーさんたちで賑わっていますし、ラウンド後にも熱心に練習に取り組んでおられるアスリートゴルファーさんが沢山いらっしゃる環境です。ラウンドせずにアプローチやパターの練習に訪れるプロのお姿も。先日は賞金女王のM・Uプロが練習されておられました。
なので、意味があるのかどうかは別として、超ロングパット(グリーンの端から端)の練習はなかなかできません。今日はタイミングよく、お昼ご飯のあと、誰一人グリーン上におられません。ここぞとばかりに息子は、端から端まで大きくグリーンを使って、超ロングパット。羨ましいのは、いつもラウンドレッスンを共にしている高校生のお兄さん(本年度、IMG世界ジュニア15-18歳カテゴリーの日本代表)と二人でパッティングゲームをしているという... 当たり前ですけど、タッチの出し方が全然違います。息子はたまに(たまたま?)目標に寄る。お兄さんはほとんど3フィートサークル以内。ポテトチップスのようにウネっている箇所もタッチが合う。私の観察眼のレベルではミスというミスがほとんどありません。
日頃練習しているグリーンなのでラインも転がりも把握しているとはいえ、何度もパッティングしてほぼ全てタッチを合わせ続けるのは、もちろん練習量もあるのでしょうけども、センスじゃん、と思うところもあり*1。お兄さんを見ていると、パッティングに限らず、アプローチ、ショット、全部そのように感じてしまいますが。
お兄さんがテストとして手にしてたフェアウェイウッドが、偶然にも私が試そうかなと思っていたクラブでして(もちろんシャフトのスペックは違いすぎます)、びっくりしました。古いモデルでしたので、なおさら。とてつもなく綺麗な弾道を描いて、軽々と260ヤード付近のバンカーを超えていく。音も考慮すると、「こりゃ、いいクラブだ。名器と言われるだけあるな」と確信を抱き「はやく買わなきゃ」と思いながらも、自分が打てるのかなと正気に戻るわけでして。試すまでもなく無理でして、3Wですし... まずは同銘柄の5Wを試そうかなと思います。打てるようになりたい。
私も刺激を受けたところで、息子は寝る前に通常の3倍の球数をパッティング。息子も刺激を受けたこと、間違いありません。
*1 「ゴルフの才能とは?」, YouTube; HIGH SPEC GOLF, 2015.8.21. 本サイトでも紹介した吉岡徹治さんの著書や記事。パターがバンバン入るゴルファーの特徴として、 構え方が上手くて、タッチを合わせられること、と説明されながら、「それは教えられないよね。センスだね。...センス!」と吉岡さん。それに先立って、ゴルフにおいて「才能(持って生まれたもの)」がある子の特徴にも触れておられます。それは、「ゴルフ場にいて立ち振る舞いがキマってる奴」「サマになってる奴」。お兄さんを初めて見た時から、キマってるなぁ、サマになってるなぁ、と私は強く感じてきました。かっこいいなと。それはパッティンググリーン上でした。つまり、まだショットを見る前です。実績も存じ上げておりませんでした。でもそう感じたのです。と同時に、サマの程度も、技量も練習量も息子は足元にも及びませんが、初めて試合に出た会場での息子の立ち振る舞いを見て、6歳の頃からサマになってるなと思ってきました。これは親だからそう感じるだけなのか否か。親バカか... 悪く解釈すると、態度がデカいだけ? 立ち振る舞いこそ、センスな感じがしますし、持って生まれたものではないかと。とはいいながら息子には、お兄さんの立ち振る舞いについても、接するなかで感じてもらいたい。