ゴルフ場
ゴルフ場
子供と一緒に通っているゴルフ場(& かつて何度か訪れたゴルフ場、今も少し)について。低学年ジュニアにとって良いゴルフ場を紹介するというより、こんな感じて考えながらゴルフ場を選んで使わせてもらってきました、という内容です。今振り返るとこうすれば良かったと思うことも多々ありますので、息子(2023年12月現在、6歳)より年下のジュニアの親御さんに参考になるところが少しでもあれば幸甚です。
ちなみに、他のジュニアさんとのラウンドや試合を除いて、すべてのラウンドを息子と共にしてきました。1度の例外もなく父も自らクラブをもち、息子とプレーしてきたのです(短い距離だと最近、全く勝負にならなくなってきました)。というわけで、フルコースだとお金がかかりすぎるので、ハーフで回ることも多いです。ジュニア割がないと大変です。
でもメリットもあります。1日同じコースにいて腕を上げる方法もありますが(Collin Morikawaさんのジュニア時代の練習方法)、ある場所であらゆるライからのショット・アプローチの練習(朝)、また別の場所でラウンド(昼)、さらに別の場所でガラスのような速いグリーン上でパター練習(夕方)、というように移動は伴いますけども、バリエーションを持たせて楽しむこともできると思うのです。ほとんどの週末はこのスタイルで親子共々ゴルフしております。
2023.12.1
*ゴルフ場名に公式ウェブサイトのリンクを貼っております。
(3歳の秋、初ラウンド@川口市浮間ゴルフ場)
2021.3-2023.12現在(息子4-6歳)
我々の現在の平日ホームコース。レンジとアプローチエリアもあります。9ホール、1500ヤードほど。300ヤード近いホールが2つあり、大人もドライバーが使えます。グリーンカード会員という制度がありまして、ヘビーユーザーであれば結果的に安く回ることが出来ます。私たちも年会費を支払い(半年ごと)、この制度を長らく利用しております。要するに、我々はここのメンバーであるわけです! 息子が4歳になった直後から平日、親子で回るようになりました。小学校に上がる前は、日が沈む前に9ホール終えることができましたが、小学生になるとナイターでラウンドすることも多くなってきました。ナイター設備がある点が強みのゴルフ場です。小学生になると、学校が終わる時間が遅くなり、さらに他の習い事をするとなると、レンジやインドアが中心になりがちだと思います。低学年ジュニアだとレンジで何発も打つよりも(何百球も打つ身体が作れてないですから)、自然を感じながらゴルフする楽しみはコースの方が得られると感じています。ここであれば、コースを回った後に復習としてレンジやアプローチエリアを利用することもでき(打つ球の数を抑えて)、都内にあって素晴らしい環境だと思います。ホームコースを決める上で、グリーン(芝の種類、速さ、傾斜など)がパッティングの腕を上げられる特徴を備えているのか、しっかり見定める必要があると感じております。ここは、2グリーンで、1つはベントです。ベントであっても必ずしも速いグリーンだとはいえないですが、転がりなどしっかり見えて、ジュニアとって貴重な経験を積めます。
親子のラウンドレッスンの場です。宿泊施設完備。グリーンが絨毯のように綺麗で、練習場も広く、アプローチエリアでチッピングの練習が思う存分できます。メンバーは芝からショット練習も可。「しだるTV」でおなじみの令和の試打職人、石井プロが出演していた「矢作兼のGOLFフリークス(テレビ東京)」でも紹介されていたコース*1。ここに来ると、極端かもしれませんが、ゴルフ環境はグリーンで選ぶべき、と思わせるほど(グリーンにとめるショット、とめorころがすアプローチ、グリーンの読みとタッチとしてのパターの技術向上)。
皆さんご存じ、ZOZO CHAMPIONSHIPの会場です。私にとっても息子にとっても、初めてのゴルフ観戦がこちらで開催されたZOZO CHAMPIONSHIP 2021でした。松山英樹さんが優勝した年です。名だたるプロたちがグリーンで苦戦してるのを見て、「アマチュアがこんな速いグリーンで打ったらどんなことになるんだろう?」という関心からすぐに予約しまして、私、息子、義理の父、3人でラウンドしました。もちろん日が経ってしまったのでプロたちがプレーしたグリーンの速さはでていませんでしたが、ショートコースのグリーンに慣れていた私はまるで板の上でボールを転がしているような感じでした。パッティンググリーンがとても広く、いつも息子は下りのロングパットをひたすら取り組んでいます(プレー料金の元を取るかのごとく2時間ほど)。行く度にメンバーさんに声を掛けられ、気分良くプレーしております。後ろの組からプレッシャーを感じたことは一度もありません。ZOZO CHAMPIONSHIPの録画放送を見てからラウンド当日を迎えると、息子ははまるでプロのように振る舞います。国内において、ジュニアにとっても夢の舞台でプレーできる貴重な場所です。ハーフランドもでき、私たち親子のゴルフスタイルにぴったりのゴルフ場でございます。
9ホール、1100ヤードほど。いわゆるショートコースです。大人はドライバーを使うことは難しいですが、小学1年生前後であれば、5つのホールでドライバー使用可能です(ティーグランドが2つありますので後ろから打つと)。池越えもあり、2段グリーンもあり、木越えなんかもありまして、子供も楽しめます。グリーンは高麗です。グリーンが本コースと比べると狭いので、低学年ジュニアにはとってグリーンに乗せる技術?狙う意識?が自ずと身につくような気がします。グリーンがとまりやすいので、息子は小さい頃からこの場所で「俺センスあるな」と言っておりまして、このコースでポジティブな姿勢、自信をつけたようです。低学年の頃に本コースに慣れてしまうのはあまり良くない気がしております。色んな意味で。というのも、その理由のひとつとして、低学年ジュニアにとって前から打ちますので、本コースはフェアウェイだけでなく、グリーンもとてつもなく広く楽々パーオンとなってしまい、ゴルフが簡単になってしまうと思うからです。ショートコースはグリーンが遅いとは言えども狭いですのでスキルが要求されます。
千葉市民とありますが、他県の方々も利用可能です(割引はありません)。9ホール、3000ヤードほど。低学年ジュニアであれば、フェアウェイウッドの練習がいっぱい出来る感じです。ベントグリーンです。アプローチエリアもあります。18ホールのコースだと丸一日かかってしまいますが、こちらのコースであれば、ラウンドの前後にアプローチやショットの練習を丁寧にやり(近くにあれば別の場所でも)、9ホール、サクッとまわれるので、1日のゴルフに濃淡をつけられるかと思います。基本フラットですが打ちおろしのホールもあり、運が良ければタイミング次第で当日でもカート(有料)を借りれます。息子が通っている学校ではGOLF DAYというイベントがあり、親子でこちらを利用して以来、そのカジュアルさに惹かれて訪れております。施設も綺麗です。
息子とラウンドすると時間がかかるので(最近は私の方が時間を費やしています)、本コースでのラウンドだと、できるだけ前で打つことも最初の頃は多かったのですが、「お父様、レギュラーから打っても大丈夫ですよ、そちらの方が良い練習になるでしょ」とメンバーさんにお声がけいただきました。後ろからのプレッシャーを感じるどころか(もちろん人にもよると思いますが)、その紳士は、後ろのさらに後ろの組の状況を見ながらそうお声がけいただきました。タイトリストの品揃えも充実。練習場もタイトリスト感がでていて、特にタイトリスターにはたまらない場所。
スタッフの対応が丁寧です。都心から距離的には遠いですが、とてつもない渋滞に巻き込まれることは皆無なので(たまにありますが)、時間を有効に使えます。(仮にメンバーにならなくても)ホームコースを選ぶにあたり、自宅とゴルフ場との距離だけはなく、渋滞に巻き混まれないようなルートがあるかどうかを考えることが大事だと思います。こちらはインターからも近いですし、都心に住まれている方は穴場のような気がします。クルマが空いていると気分もいいので、プレーにも良い影響があるかと。子供もイライラしません。まぁ、家の横にゴルフ場(内?)があれば...
宿泊施設完備。par 3コースやアプローチエリアもあり、泊まりがけでゴルフを堪能できます。週末はジュニアゴルファーで賑わうので、特にお子様がゴルフ始めたての頃、楽しく過ごせるかと思います。ジュニアレッスンも充実していてそうです。
レディースとありますが、もちろん男性もラウンドできます。9ホールで、ショートコースより距離もあり、番手の制限はありますが、相場と比べてプレー料金は安めで、子供と気軽に回れます。手引きカートではなく、電動カート(手引きカートがレールの上を走ってくスタイル)ですので、乗用カートほどではないですが疲れにくく、走る様子を子供は楽しんでおりました。
短いですが、ドッグレッグが多く、ドローやフェードを打ち分けられない私にとっては超難関コースです。ハーフ枠も多少ありますので、ショートコースで物足りなくなってきた頃に最適かと思います。もちろん、上達していけば、短いながらも攻略したくなるコースかと感じています。都心からも通いやすいです。
その他にも、誘われて(or こちらかお声がけさせていただいて)回らせていただいたコースも多々あり、そのなかでもジュニアとって素晴らしい環境のゴルフ場もいくつかございますが、ご一緒させていただいたメンバーさんにご迷惑になるかもしれないので(そんな影響力はもちろん持ち合わせていませんが)、ここでは控えさせていだきます。
以下は、ゴルフを始めた当初に何度か訪れたショートコースです。上記と同じく、1回きりの場所は一カ所を除いてリストから外しております。下から通い始めからの古い順です。
2020.11-2021.3(3歳)
リトルグリーンヴァレー船橋(千葉) 大人もドライバー使用可能(1ホールのみ)なショートコース。9ホール、1400ヤードほど。ものすごい高い場所からの打ちおろしホールがあり、ティーグランドに行くのに(登るのに)小さな息子は苦労しました。
フジゴルフパーク(千葉) 練習場併設のショートコース。9ホール、1200ヤードほど。近くに、ジュニアゴルフの聖地があるのですが、そこは敷居が高そうで(実際はそうではないかも)近くまでクルマで行くのですがいつも気が引けて、こちらのコースに立ち寄りました。私たちが行った時はジュニアがほとんどいなくて集中して親子で楽しめました。ショートコースにしては珍しいベントグリーンです。グリーンも狭く、ショットの練習になります。林間コースで気持ち良いです。
緑ゴルフコース(神奈川) 幅が狭くてショット力が要求されるショートコースで、とてつもなくアゴの高いバンカーが息子のお気に入りでした。9ホール、720ヤードほど。アットホームな場所です。
大磯ゴルフコース(神奈川) 海風を感じながらのラウンド。9ホール、1000ヤードほど。息子が3歳の時に良く行きました。帰りに藤沢ジャンボによって、タイトリストの施設の店長から色々とご教授いただいておりました。最近訪れていませんが、息子が今なお行きたがる数少ないゴルフ場です。何か引きつけるものがあるのでしょう。
南つくばゴルフ場(茨城) 通常のコース(9ホール)に併設する形で、ミニコースなるものがあります。9ホール、700ヤードほど、回り放題です。ゴルフを再開したばかりの私はアプローチがことごとくシャンクしていまして、恥ずかしい思いしかない場所です... ただ同じようなゴルファーも沢山いましたので、「子供と一緒にゴルフを始めたばかりなんだけど」という方であれば、こういうところがおすすめです。もちろん上手い方もいました。
川口市浮間ゴルフ場(埼玉) 親子初ラウンドの場所。9ホールと3ホール、2つのコースがあります。3ホールの“ゆりコース”でラウンドしました。今のところ1回しかラウンドしたことがありませんが記念すべき場所です。原点です。初めてだから周りに迷惑をかけるだろうと考えていて、平日で人が少なそうな時間帯で、雨ではないけど人出が少ない、寒くて風がある日、を選んで行きました。案の定、人影はなく、誰にも迷惑をかけずに回ることができました。3ホール。今後、ゴルフで悩みが生じてどうにもならなくなったとき、初心に戻るために、親子でまたここでラウンドしたいと考えています。創造的原点回帰。
*1 動画「【ゴルフ】芝を知ればあなたのゴルフが変わる?『芝の種類と特性を学ぶ』|矢作兼のGOLFフリークス #10」, YouTube公式チャネル, テレビ東スポーツ, 2023.6.10.