2026.9.2
ゴルフと野球の共通点
2026.9.2
ゴルフと野球の共通点
(帝王のスイングを意識か)
昨日から学校が始まり、今日から通常営業(息子)です。学校終わりには、およそ2ヶ月ぶりの東宝調布スポーツパーク。夏休みが長すぎる。
スコアをつけずに "練ラン" スタイル。今日はベントグリーン。いつきても綺麗。メンテナンスが行き届いている。私はアイアンをマッスルに戻して、グリーンにちゃんといけば止まる。息子も止まる。でもパッティングしていると速さはある。USKids世界大会で苦労したバミューダ芝?に似た芝もあり、そこから重点的にアプローチ。
前も後ろもゴルファーはいない。18時頃になると、スタートホールは若い人で溢れていた。我々がスタートする30分ほど前には多くのシニアゴルファーがいらっしゃる。我々親子は奇跡的な隙間時間で。これも6年近く通い続けてきて、いつも通り。
夏休み、野球に取り組んできたせいか、私の飛距離が伸びている感じがする。知り尽くしたコースでいつもの番手でオーバー気味。風のせいかもしれない... 私のマッスルは7番で35度あるのでそもそも飛ばないですけど、T100の7番(33度、その前のモデルは34度)と遜色ない感じがする。その35度の上をいく息子の7番アイアン。36度。その前の身長サイズのモデルは37度。飛距離が私と1番手ぐらいしか変わらないのでは... スピードは私の方があると思うので、いかに立てて打てていないかだな。技量のない私にとってはT100も相当難しい。このレベルだと、マッスルもT100も難しさは同じか。
今日の息子のテーマはドローではなく、ストレートボールを目指してショットを重ねること。ノーマルスイングを崩さない範囲でフェードも打つ、というもの。ラウンドを振り返ると、50点ぐらいだな。ノーマルスイングの大家、Jack Nicklausプロのスイングにどことなく似ている印象を受ける。あくまでも印象です。写真も動画も見まくってきたから影響を受けるのは必然として、息子曰く「シャフラー(プロ)とニクラウス(プロ)はスイングが似てる。ロールしてインパクトゾーンが長い。振り抜きが縦。シェフラー(プロ)は新帝王!」。
ということで、最近ハマっている野球と帝王、とくれば、7球団を渡り歩いて文筆家に転身された後藤修さん。後藤さんの書籍や記事、ビデオもほぼ全部目を通してきた私ですが、そのなかからひとつ。帝王のスイングに惚れ込んでおられた後藤さん。1973年!に出された本のなかで、興味深いお話をされている*1。
「ジャック・ニクラウス ー これぞ空前の名プレイヤーだが、彼の場合は、他人には(もしかしたら本人も)コントロール・ショットに見えても、実はどこにも欠陥のないフル・ショットをしているといえるだろう。すなわち、いくら力一ぱい振っても、他人にはフル・ショットに見えない。プロ野球では全盛時の杉浦投手(元南海)がそれであったが、これが理想かもしれない(p.53)」
たしかに。アメリカPGAの若手プロを見ていても、ビュンビュン振っているように感じる。私だとフルショットには感じてしまうけど。後藤さんはこの説明に続く形で、一時手を組んだジャンボさんに触れ、「...尾崎は常にフル・ショット路線でゴルフをやっており、...ゴルフとは結局、フル・ショットでやるものである」と記されておられる。
引用ばかりで恐縮ですが、この説明を踏まえて読み手に指南をしておられる。「王を見なさい、長島を見なさい。ゴルフでいえば尾崎を見なさい。大打者はみんな、普通の長さのバット(クラブ)を少し短めに握っている」。そして、"コトワザ" として次のようにまとめておられる。
「長いバット(クラブ)を一番長く持って、目がくらむほど振らなくては他人よりも飛ばない選手は、それは超長距離打者でもロング・ヒッターでもなく、ただの中距離打者である(p.54)」
息子... これまで適正?、もしくはそれより短いクラブを持たせてきたので、短く握るということをしてこなかった。新調した際には短く持つ時もあるけど、基本は、一番長く持って...
我々の方針としては、一番長く持ってはいるけれど、そもそもシャフトが短いので... マンブリ以外は基本、バランスよく&速く。後藤さんが横におられたら怒られるかな。今日も限界まで長く持っているけど、問題なしと思いたい。
*1 後藤修 (1973), 『オレは飛ばし屋: ジプシーの非常識ゴルフ論』, スポーツニッポン新聞社出版局. 本書の冒頭にある推薦文。お二人から。なんと、長嶋茂雄さんとジャンボ尾崎さん。最終章(18章、もちろん18番ホールを意識している)でビビッとくる言葉。「だが考えてみると、真のゴルファーとは何か。真のゴルファーとは、自分よりもヘタな者からも何かを学ぶことが出来る人のことであって...(p.290)」。息子に聞かせたい、いや、聞かせましたけど。 "も” としているところが後藤さんらしい。で、ホールアウト後のおわりのところで(最終ページ)、スイングのある部分を直したら今度はまた別のところに欠点が出る、という話をされながら、「そこで、そういう泥沼にはまりこまないためには、まず "くずれかけたフォームをいつでも、すぐ直してくれる名コーチ(=主治医)を持つこと"」と語られておられる。そして、最後の文章で、長嶋茂雄さんとジャンボ尾崎さんを "先生" とされた上でお礼して、本書を締めておられる。名著。
(縦振り?)