2026.8.30
楽しんで、あとは結果を受け入れる
2026.8.30
楽しんで、あとは結果を受け入れる
(優勝インタビューの1人に選ばれる、チーム最年少の利)
今日はPGAジュニアリーグの地区大会決勝でした。お相手は、昨年の全国チャンピョン。メンバーが変わっているとはいえ強豪だよ、とチームメイトの親御さんに前々から言われていた。息子の気合いが入らないわけがない。ということで、月曜日に会場となる平川CCで非常にお高いなか奮発して親子ラウンドし、同じティーからプレー、特にグリーンとその周辺、そしてショットでなんとか貢献すべく平川パー3の攻め方を知恵を絞って2人で考えまくってきた。それをもとに一週間練習して臨んだ本日の試合。あえて低い球ではなく高い球で "攻める"(注: 状況に応じて)。
結果は優勝! ハーフラウンドなのですが、息子の組は3対0(3ホールずつ勝者に1ポイントをつけて計3ポイント)、しかも9ホール全部で負けがなかった。スコアは8アンダー。息子の貢献度はというと... 帯同人数がチームで限られていたので帯同された大先輩の親御さんからラウンド後にお話を伺う(注: 息子がゴルフを始めてYouTubeやテレビで見続けて、L字パターを使ったりUSKids世界大会への参加のきっかけをつくってくれたジュニアさんの親御さんでもある)。なんと、150ヤード弱のパー3を5番アイアンでベタピンにつけたらしい。息子に聞くと、「ベタピンすぎたけど、あそこをバーディーチャンスにしたのはまぐれじゃない」と。「5番アイアンで、あの球が打てる。それが強さ」と。まあ、それ以外はほとんど貢献していないようなもので、パッティング、アプローチともにキレッキレではなかった模様。平川CCのグリーンで若干恐さはあるけど、最終ホールも高い球でピンをデッドに狙っていた。すでにお兄さんが寄せていたので。スラムダンクしそうだった(後日修正: 私が見ていた角度の問題で実際はまあまあ離れていた)。私からすると、これが息子の強さ。
ティーショットで全く曲がらないお兄さんの球を2打目で使わせていただき(注: ドライバーは飛ばそうとして力が入ってフックばかり)、グリーンを狙うショットはオーバーしたりと(注: どうせお兄さんが寄せるわけだから入れるつもりで打っている)、最後のホールでもお兄さんがパターを先に沈めたりと、勉強させていただいてホールアウトしたような感じか。午前中のレンジ練習で珍しくとんでもないフック球ばかり打っていたので最高に悪い状態だったと思うけど(詳細は後述)、そこは2人のお兄さんに助けられ、ショットで1つ貢献できたので息子を褒めてあげたい。なによりも、チーム名に表れているとおり("SIと愉快な仲間たち")、最終ホールでダッシュしたり、笑顔を振り撒きながらパッティングして決めちゃったりと、真剣に結果を追い求めつつも、楽しくゴルフできていたことが何よりも親として嬉しい。息子は個人戦でまた別の顔を見せるわけだけど、見た目はふざけているように見えても、内心は真剣そのものだと思う。お兄さんたちには絶対迷惑をかけられない、来年も呼んでもらえるように、と息子自身も言い続けて練習してきたわけだから。
息子が輪に入れるよう、プレー中もその前後も、そして祝勝会でも気を遣ってくれるお兄さんたちに感謝したい。いずれ息子が5年生、6年生となり、下級生とチームで動くようになったら、お兄さんたちがしてくれたことを思い出して、実行してもらいたい。
朝11時に近くの練習場に集合し、14時過ぎにスタートという予定。10時ごろチーム一番乗りでゴルフパートナー千葉土気練習場に到着。ここはベントグリーンのショートコースがあって、これまで何度か親子ラウンドした経験がある。レンジは初めて。PGAジュニアリーグ用に用意された2階打席に行くと、すでにオレンジ色のポロシャツを着たジュニアさんや親御さんたちで埋め尽くされている。本日対戦するお相手チーム。息子のチームのシャツは青。みなさんの目線を感じる。何人か面識があるのでご挨拶して、息子は練習を開始するも、見られている意識があったようで、良い球打とうと切り返しから力んでフックばかり。フェアウェイウッドもドライバーもブーメラン。戻ってきそう。そんなところに、お兄さんたちが到着し、各チーム3打席使用なので、息子は譲って、なんと椅子に腰掛けてお兄さんたちの練習を後ろから観察している。監督みたい。今年のJGA全国小学生を制したお兄さんの練習をずっと見て、横の打席で今回ペアを組むキャプテンや相性のすこぶる良いお兄さんの球を見て、「Rの出番がないよ」と肩が落ちた息子を私が見て、さらに今回初めてお会いするお兄さんが息子の目の前で練習開始。噂によると、250ヤード以上、軽々飛ばすらしい。ほんとうかよ、6年生が... と思って1発目を見たら、なんと230ヤード先のネットに余裕で届いている。息子の口がポカーンと空いていた。ほんとうだった。ヘッドスピードは45以上あるんじゃないか... 2年後に息子はそこまで到達するのか... このまま息子がジュニアクラブを使い続ければ必ずいくと思う(希望的観測)。
要するに、お兄さんたちのせいで?力みが生じてしまったのではないかと、私は言い訳しているわけです。ちなみに、息子も。ドローで捕まえに行った方がドライバーは飛ぶから、それを意識しすぎている。飛距離で貢献しようとするな、とあんだけ息子に言ったのに届いていなかった。明日からは、力み取り、だな。
ラウンド後、全チームが集まったパーティで、キャプテンが言っていたけど、昨年このチームで負けたことがとても悔しくて今回の試合にぶつけていた、らしい。それを聞いて、本当に勝利できてよかったと思う。勝ちだけにこだわるなら、息子なんて出ないで、お兄さんたちだけで9ホール回った方が数字は出るけど、親御さんたちから、それはチームの方針とは違う、と言っていただいて、息子はラウンドすることができたし、レンジでもスタート前も、そしてスタートホールの様子を間近で観察し、最終ホールの様子を遠くから眺めていて、"愉快な仲間" を地で行った感じだったと思う。それでチームとしてパフォーマンスが発揮され結果につながるわけだから、優勝を目指しながらもそんなこと承知でチーム名を考えた親御さんに、改めて脱帽。パーティで登壇されたスポンサー企業様も、「楽しむこと」を何度も強調されておられた。楽しみと真剣さは両立する。ただ、おふざけと紙一重なので、息子には次の試合において高いレベルで両立を目指していただきたい。
祝勝会はステーキを食べながら。まずは子供の席。息子はなんと誕生日席に直行。態度がデカいのか、その席の意味を理解していないのか、いずれにせよいつでもどこでも息子に気を遣って声をかけてくれるお兄さんたちに将来の息子の姿を重ねる。続いて親御さんの席。試合内容の振り返り、今後の戦い方、日頃のゴルフライフ、アメリカの大学ゴルフ部の実情やセレクションの流れ、子供への接し方、などなど、話が尽きず、私にとっては学びの宝庫。なぜか(当たり前か?)、年上のジュニアさんをもつ親御さんの輪に入ってしまうと緊張してしまう私。その一方で、お兄さんたちに囲まれても動じない息子。すごいというか、素敵。私も徐々に硬さが取れてくる。
"愉快な仲間" とはチームの子供たちのことだと思っていたけど、親もだな、とその場でふと気づいてしまう。遅すぎか... やはり、このチーム名、ジュニアリーグの本質のみならず、幼少期のチームスポーツに求められる核心を突いていると思う。