2026.8.2
U.S.Kids Golf World Championship 2026、振り返り2
2026.8.2
U.S.Kids Golf World Championship 2026、振り返り2
(まあ、本人の悔しさ収まらず)
今日は準優勝記念クリスタルカップを持ってPinehurst Country Clubで写真を撮ってきました。2年前は同じ時計台の前に来たけど、手にするものがパターだけだった。メダルもカップもない。
ついでに、というかこちらが息子にとってはメインの目的だったと思われますが、パッティングコースで汗を流す。練ランを共にした地元のジュニアさんがいたので混ぜていただきラウンド。父はベンチに腰をかけて、優雅に息子の姿を見守る。
目線をそのパッティングコースのさらに奥にやると、USKidsのテントがたくさんある。併設のPinehurst No.4で、World Van Horn Cupが行われていた。12歳カテゴリーの男子16名、女子12名による、ベストボール形式のトーナメント。大会2日目終了時点で選出される。息子の年齢では関係ありません。将来出れたらいいよね、という話を息子としたいのに、パッティングコースでワイワイガヤガヤ、ボールを沈めたら、Cristiano Ronaldo選手のパフォーマンスを真似ている。ジャンプで半回転して両腕を広げて着地、スィーと叫んでいる声が聞こえてくる。ここは歴史あるPinehurstですけど。私の横でメンバーさんが拍手している。これが許されるのか。スニーカーで一安心。
散々遊んでから友達に別れを告げ、クラブハウスのショップに立ち寄って、フェアウェイウッドのヘッドカバーを購入。Made in USA。No.2と記されたもの。で、ドライバーのヘッドカバーをどうしようかとなり、2年前に来た時に購入し忘れた、Mid Pines Golf Courseのカバーを買おうということになり、車を走らせること15分ほど。懐かしさ漂うハウスに入る。その際はハウス内の宿に泊まったので記憶が鮮明に蘇ってくる。クラブ設立年の1921と刻まれた素材感あふれるカバーをゲット。
2年前、Boy7カテゴリーで出場した息子は、Mid Pines GCに打ちのめされた。その時、優勝したアメリカのジュニアさんと今回は練ランでき、日本食の話題で盛り上がった。スイング、プレー内容を見て、さすが、と思った。息子も圧倒されていた様子。息子よりも小柄ですけど、飛ぶし、ショートゲームの距離感は、何これ、と思うほど出ているし、パターも上手い。練ランの途中、もうお一人のアメリカのジュニアさんと一緒にドライバーの長さ比べをしました。一番短いのは息子だった。その優勝されたジュニアさんは息子のより長めですけど、多くの人がちょうどいいじゃん、という長さかと思われます。でも飛びまくる。スピードは超早い。力みはない。アイアン、ウェッジはUSKidsを使っておられた。ウェッジに関してグリップは太め。ドライバーが持てるホールに限られますが、この子が長いドライバーを手に入れたらどんだけ試合で有利になるのか、想像に難くない。でも、短くしておられる。そこには親御さんの明確な意思がある。
2日目。前の組で回られていたのが、昨年のBoy8を制したタイのジュニアさん。前が詰まっている時に後ろから見学させていただきました。ショット力が凄まじい。今日は駐車場で遭遇し再度ご挨拶させていただきました。なんか惹きつけられるものがある。カッコ良すぎる。ジュニアの層が厚く、海外志向の高いタイのトップジュニアさんから学ぶべきことは、ご本人からも親御さんからも多い。タイに行って、一緒にラウンドさせていただいて、ガッツリ学びたい。
最終日。前の組には、昨年、息子の年齢カテゴリーで世界ジュニアもFCG世界大会も制したオーストラリアのジュニアさんの姿が。2日目に引き続き、前が詰まっている時に後ろから見学。もちろん、最終日に至るまで、レンジやパッティンググリーンなどでも見学。とにかく同じようにショット力が凄まじい。コースでショートゲームは見ることができませんでしたが、いろんな部分で差を感じる。
話はガラッと変わるようで繋がっていますが、先ほど終ったRocket Classicを制したMichael Thorbjornsenプロ。かつて全米ジュニアにも勝っている。U.S.Kids Golf World ChampionshipのBoy9で何位だったのか調べたところ、4位で3オーバーでした(2011年)*1。その2011年、Boy9で優勝したのは同じくスタンフォード大学ゴルフ部出身のKarl Vilipsプロ。スコアは6アンダー。今回のRocket Classicは65位。ちなみに、2011年のBoy9、15位タイには杉浦悠太プロの名前があります。10オーバー。夢が広がる。
2011年のBoy9の参加者は52名。今年は126名。15年前よりもWorld Championshipの参加者が増え、大規模な大会になりつつあります。ローカル・ツアーの参加者も増加傾向とのこと。AJGAとの結びつきが年々強くなり、位置付けがだいぶ変わっているようです。
さて、今大会のラウンド内容について。記憶が鮮明のうちに記しておこうと思いましたが、ヤーデージブックのメモを見ても、記憶を遡っても一打一打、蘇ってこない... 息子は覚えているのだろうけど、聞き取り調査みたいになってしまうし、負けた試合を今は言語化したくないだろうから、ここは自力で。全体の流れを中心に書きました(試合結果)。
昨日の最終ホールでの息子のゴルフ内容とそれに対する私の対応のせいで意気消沈気味でしたので、最後に息子を持ち上げて、今日の読み物の締めとさせていただきます。
昨日からインスタで励ましのお言葉を多数いただきまして、本当にありがとうございます。すべて嬉しい内容ではありますが、おひとつ、ここに記させていただきます。それは、最終ホールで我々親子の姿をグリーン近くから見届けてくれたジュニアさんとその親御さんからのメッセージ。
おそらく険しい表情を浮かべていた我々親子。そこに温かい声をかけていただいた。いつもインスタでお互いのゴルフライフに触れ、時折、メッセージのやり取りをさせていただいてきたアメリカのお方。息子さんは一つ年下。親御さんによると、最終組にずっとついてきた若い男性お二人と話をされたそう。そのお二人が、息子のスイングが素晴らしく、何よりも自立心とメンタリティに深く感銘を受けていたと。
そして、それよりも嬉しいのがその親御さんが、「R君がどれほど自立していて、まるでプロのような立ち居振る舞いをしていたかを間近で見て、本当に多くのことを学びました。その経験は、きっと息子の心に長く残ると思います」とおっしゃっていただけたこと。あんな態度の息子と私でしたけど、なによりも年下のジュニアさんに何かを感じ取ってもらえたことが何よりも嬉しい。
朝、息子とその話を共有してだいぶ生き返りました。もちろん、あの我々親子の態度では正直、反面教師となったところもあったと思う。でも同組のジュニアさんお二人の力もあって、違う会場で試合を終えてわざわざ見に来てくれた息子さんに僅かながらでもプレゼントできたものがあると思うと、何にも変え難い。いずれ年を重ねていき、試合でもご一緒することになるであろう。こういう出会いこそ、人生そのもの。
ただ思う。なぜホールアウト後にちゃんとした挨拶ができなかったのだろうかと。やはり、息子のスコア、ゴルフ内容、そんなことで私の頭がいっぱいで、目の前の時間を有意義にするという姿勢が欠けているんじゃないかと考えてしまう。最後の最後で宿題を与えられた父でございます。
*1 "Results for 2011 World Championship: Boy9, U.S.Kids Golf. 息子は最近、この過去のボードを見て、あのプロが何位だ!、Rの方が上だ!!、とか言っている。その気持ちは十分理解できる。ただ、プロの世界に羽ばたいていった子が少数では、と私は思うが、それは息子には言わず。
(再訪、Mid Pines GC)