2026.7.28
練ラン回数の多さではなくて、自主性(試合2日前)
2026.7.28
練ラン回数の多さではなくて、自主性(試合2日前)
(途切らせたくない)
現地到着後、お友達とのラウンド(注: パターコース)が多いのでインスタに投稿する機会が増えました。それもあってか、たくさんの応援メッセージをいただいております。ありがとうございます。全部、息子に見せております。
本日ようやく訪れた練習ラウンド。スタートは12時24分。レンジで整えて、アプローチエリアでヘッドの抜けとボールの転がりを確認して、パッティンググリーンで最終調整、と思っていたら、そうとはならず。ただ素晴らしい出会いがありました。
まずひとつめ。一昨日、昨日に引き続き、息子の足はスタートホールへと向かう。パッティングコース。レンジの後でしたけど、お友達とぐるぐる回りだす。自主性。スコットランドランドで出会ったカナダのジュニアさんや現地のジュニアさんたちと2周半。今日はこの後に練ランが控えていますけど... カナダのジュニアさんはより一層逞しくなられていた。年上みたい。
昨日、5周のうち4周(76ホール)を共にしていただいたアメリカのお兄さんが、大物であったことを本日知る。11歳で、とある州のPlayer of the Year、それにUnder Armour主催Junior TourのAll American 2025に選ばれていた。息子が、パターうますぎだ、と評していたのも今になっては頷ける。ありがとうございます。自主性に任せてよかったです。私がコントロールしていたら、そうした機会は訪れなかったわけですから。
もうひとつは計画に入れていたものの、明日の朝予定していたこと。それは、USKidsのクラブ開発チームが一堂に集まるDemo Dayへの参加。レンジでの計測会です。Trackmanを使ってマイクラブとUSKidsのクラブを打ち比べながら、計測したデータやスイングを見てアドバイスをいただける。たとえば、スピードが歴代でどの水準にあるのか、身長ごとにカテゴライズされたもので示してくれる。ちなみに2年前、息子は48インチ・カテゴリー身長で、上位5%。ただ分類が10%刻みなので、一応最上位の枠としてはそれになるけど、上位1%に入ると判定された。今年はいかに。こぼれ落ちていないだろうか、この2年間で。
計測の結果、息子は身長51-54インチと54-57インチの身長枠で上位5%。開発者さん曰く、「どちらの身長カテゴリーでも年齢カテゴリーでも歴代で上位1%に入るだろう。いや0.何パーの世界じゃないか。このカテゴリーで凄まじく早い」。それを受けて私が、「でも試合では圧倒的に前に行くというケースが少ないんですよね」と伝えたら「その子たちは弾道が低くてランが出すぎているだろ。今するべきことではない。適正弾道とは程遠い。それならスピードが遅くてもカバーできてしまう。Rくんは圧倒的に早く振れる。欲を言えば、もう少しこのマイクラブで打ち出しが抑えられるようなインパクトを迎えられたら将来の伸びにつながるだろう」と返された。
マイクラブの他に、なんとepTOUR Liteの次期モデルのプロトタイプを特別に?打たせていただいた。感想は極秘で。プロトタイプなので。個人的にはクラウンの色合いが良かった。
で、皆さんと共有したいことが1点ございます。この計測会には今回、4つのブースがあってそれぞれにTrackmanが置かれ、多くのジュニアさんたちが列をなしておりました。息子も並んで待っていたのですが、我々親子の前のジュニアさん、息子よりも1つ上の年齢カテゴリーのお兄さん。マイクラブはウッド系がタイトリストTSR2。シャフトは三菱の大人用。マイクラブで何発打った後にUSKids Tour Series 6に持ち変える。後ろから見ていて、スピードが全然違う。マイクラブだけだったら結構早く振れてるじゃん、と思うわけですけど、TS6のスイングと比べるとノロノロ&道具に振り回されているのが明確。そのお兄さん。身長は150センチ近く、太ってなく、骨格が頑強で単純にデカいアスリート系の体格。このままいったらBrooks Koepkaプロみたいな感じになりそう。でも、TSR2は振り切れていない。シャフトは軽めでほぼ適正?の長さなのに。スイングレベルも相当高い。比べないと分からないのです。捕まえられないものを無理やり捕まえにいっていることも、インパクトで体が伸び上がっていることも比較するとはっきりと分かる。わたしでも判別できるレベル。横にいたお父様も、TSR2はないな、ヘッドが重すぎなのか… と呟いておられた。シャフトは工夫してるのになぁ、と。試合前なのに可哀想… ゆったりバランスよく当てるのではなく、きっちりフィニッシュできる範囲で早く振ること。ノロノロスイングで練習していたら、身体がそれを覚えてしまう。特に未就学児、小学生の頃は。大きくなってバランスよく早く振るためには、トップから力むしかなくなる。逆説的だけど、トップが徐々にコンパクトになっていく。それは帝王が否定し続けてきたこと。オーバースイングは...
USKidsは試合での参与観察に加えてこうした試打会でデータを集め続けている。高学年にもなると、このジュニアさんのようにウッド系は大人用を使う子が増えてくるわけですけど、その子たちの観察データと計測データも蓄積し続けている。弊害がどこにあるのか、どういう道具を低学年の時に使っていると高学年、中学生、それ以降でどうなってしまうのかも明確に掴んでいる。AJGAの試合でも参与観察しておられるわけで。
今日息子が計測してくれた時は、なんと4ブースにそれぞれ張り付いておられた開発者さんたちが一度離れ、全員息子のところに来てくれた。もうUSKidsの開発チームのなかでは有名人? 契約してくれないかな。パターを除く13本がUSKidsのクラブって珍しいんじゃないかな、4年生で。パターもUSKidsをメインで使ってフル契約で。クラシックL字があればな... わたくし親が昔からしつこく聞いてくるからか。そんなことよりこんな有名になってしまうと将来息子がAJGAの試合に出る時は監視されそう。経年観察。今の超一流プロだって、この時期にこうした特性を持った道具を使っていたらこうなっていたはず、なんて開発者チームの方は前々から強調されておられたし、データと観察、それらに絡めてた直感に基づいて言われてしまうと、反論の余地が今の所、私にはありません。この開発チームの現場での取り組みを間近で見てしまうと、迷いなんか全く出ない。少なくても今は。開発チームに「そろそろRくんはジュニア用クラブを卒業して、こうしたものを選んでみてね」と言われるまで、変えないであろう。
長くなりました。今日の練習ラウンド。やはりグリーンが難しい。ショットが安定を極めていて、ほとんどラフにいかないので、わざとピンをデッドに狙ってラフから練習なんてしましたけど、そこまで苦にしていなかった。芝質もあるけど、結局、ここはグリーンへの対応が息子にとっては鍵、との結論。日本の早いグリーンとはなんか違った印象を受ける早さ。アプローチでも寄りづらい。残り4,50ヤードからピンに寄せる回数が少ない。同組のジュニアさんではないですけど、現地アメリカのジュニアさんたちも苦戦しているように見えた。こんな短い距離でもアンダーが出づらい理由がはっきりと掴めたと私は思っている。ただ、あと1日でどう対応できるのだろうか。一応、方針はあります。昔の私なら、練ランを詰め込んでそこで慣れるのだ、となりそうですけど、今は違う。練ランの回数を単純に増やしても対応できないと思う。それが今回、他の波いる強豪ジュニアさんとは違う点だと私は勝手ながら思っている。実はこれも息子の自主性とかかわってる。試合前なので、こちらも極秘で。
夕方からパレードがあったので参加してきました。国別のパレード。日本は2人だけ... 後ろのメキシコは2,30人ほど、ユニフォームを着てリーダーがメガホンで音頭を取っていて、ものすごい圧を感じてしまった。2年前、日本はもっと盛り上がっていた。寂しい感じがする。いずれこのままだと、日本から参加者ゼロ、という年が訪れそう。
せめて人数が少ない分、一緒に表彰台にあがりたいね、と思ってしまったけど、ただもう1人のお姉さんは、直近で大きな試合にも勝たれ、その勢いのまま試合に参加される。息子は大丈夫だろうか。USKidsのローカル試合でオーバーでしか回れないジュニアさんはBoy9だと参加できない。Boy7の時とはレベルが様変わりしている。それにしても、お姉さんはよりしっかりなされていた。そうしたゴルフ以外の面についても息子は学んでいただきたい。ただ、ラーメン食べたいと、意識がもうパレードの外に早々と向かってしまって学ぶどころではないという。ここに関しては自主性にある程度の制限が必要だな。
明日は最後の練ラン。今日のラウンドを踏まえて息子の対応力がどう発揮されるのか。期待したいし、そういうことが海外の試合では特に大事だと思って、日頃、日本で取り組んできたわけだから息子には自信があるはず。自主性。息子のペースを乱さないように、明日、練ランの時間を過ごしたいと思います。
(みなさん勢揃い)
(ベテラン開発者が見守るなかでプロトタイプの試打)
(重鎮からのアドバイス)
(Pinehurst No.2 隣接の広大な敷地で)