2026.7.18
静かに優しく見守る
2026.7.18
静かに優しく見守る
(お友達のバッティングから学ぶ)
今日は待ちに待った同級生のお友達とのラウンドでした。赤羽ゴルフ倶楽部での午後ハーフ。お友達のパパさんに電話していただき4サムで。ここの午後ハーフは当日電話予約のみ。パパさんによると、予約した上で14時から16時の間にチェックインしてください、というメンバーコースなのにラフな感じ。
早朝にスイミングがあって進級テスト。上には行けず。帰り際、違うクラスのコーチに全ての泳ぎ方に共通する手の使い方を伝授していただく。水をかく方向の修正。無駄に使わないような水流?の作り方。これはプロスイマーを目指すレベルの話ではないかと思ってしまう。
その後急いで集合場所に向かう。赤羽GC近くのザ・ゴルフガーデン高島平。80分打ち放題。1,2階はトラックマンレンジ。数分でウォーミングアップ、ドライバーの飛距離を確認し、すぐさまゲームモードに切り替えて遊び出す。「おい! 遊んでないでちゃんとやれ!!」と喉まで出かかったところで、友達のパパをみると、優しい目で見つめている。これは私も習って息子の自主性を尊重しようと、見守る。ウェッジで複数のターゲットを切り替えながら感覚でいろんな球を放っている。ゲームのおかげでもあるし、なによりもパパさんのおかげである。私がキレていたら、いつもの練習を繰り返すだけ。いつでもどこでもできること。
隣打席で我々親も練習。パパさんは私とは違う。パワーも、出力の仕方も、技術も。若さだけにその理由を求めてはならない、と自分に言い聞かせる。それにしてもパパさんが手にしていたTaylorMadeのアイアン、かなり昔のモデルだけど、バシュッと、マッスルのような音がしていた。しかもデザインが今となってはクラシックに見えて、美しい。中古で探そうかな... いや私が打っても、カツーンという音しか出ないだろうな...
14時過ぎに4サムでラウンド開始。ここ赤羽GCは、JGA全国小学生の東京都予選(12月)が開かれる会場。出場するかどうか半々。まだ年上とはガチで試合させたくない、という思いが私にはあり。一方で、そろそろ勝負できるんじゃないかなという淡い期待もあり。今日は赤からでしたけど、白からでもここはフラットでボールが転がるので、風次第ですが、そこまで距離で苦労することはなさそうです。ブッシュがあって狭いところもあるので、そこは飛距離が出てくると、短いとはいえ難しくなりそう。まだ小学生なら広いと感じる程度か。
ラウンドの内容。グリーンを狙うショットが少々雑だったようにみえる。いつもよりターゲットを設定する時間が短いように感じた。それはアプローチの時も同じ。丁寧ではない。アドレスが雑。3ホール目で、「もっと時間をかけろ!」とキレそうになりましたけど、パパさんが息子さんに優しい声をかけている姿を見てしまうと、冷静にならざるを得ない。おそらくそこで言ってしまったら親子で中身の薄い激論が始まっていた。ただ始まったとしても、だいぶ息子の耐久力がアップしてきましたのでリズムは崩れないであろう。メンタルは磨かれる。どっちの方が良かったのか。息子の考える力を磨く問いかけが私にはなかなかできない。
一方で、パッティングは評価できる内容だった。今日はかなり重ためのグリーンで、速いグリーンが得意な息子であるけれど、しっかりと打てていた。これはショートコースと本コースを日に日に混ぜながらラウンドして、芝のタイプが違くて、スピードや転がり方が違うグリーンでも対応するという息子の力が少しは磨けてきたのだと思う。
パッティングに関しては、地味練の際もなるべく私から言葉を発しないように注意してきました。ロボットのようにはさせたくないし、いわゆる感覚を大事にしてもらいたいから。パターといえば、Scotty Cameron好きの親子からするとBrad Faxonプロのコレクションに目を奪われてしまうわけですが、一昨年、そのパッティングの名手が松山英樹プロにアドバイスを送っていた*1。パッティングのレッスンを受けさせてください、との英語による松山プロの要望に対して、Brad Faxonプロ。
「どう言ったらいいか分からなくて。私が彼のストロークで好きなところは、パターが決して静止しないところだ。地面の上で弾んで、ヘッドがまるで緊張して震えているようだが、その "落ち着きのなさ" が好きなんだ。ただ、(優勝争いをしている)彼を混乱させるような、技術的なことは今、絶対に言うべきではないと思った。私は彼に『セットアップがスクエアなところが好きだ』と伝えたよ」
"パターが決して静止しない"。横に並べるのも気が引けますが、息子のパッティングにも昔からそれが見受けられます。一瞬の物理的な側面に加えて、全体的な流れにおいて。なんでこのやりとりを思い出したのかというと、ラウンドの後にキャッチボールしてから訪れた春日町バッティングセンターで、パパさんから、バットが軽くてボールに負けてバットが止まってしまうことがあるとの話を聞いたから。ちなみに、バッティングセンターのボールは通常の少年野球で使用するボールよりもデカいらしい。息子の重たいバットをお友達が打撃してみたら、軽いバットよりもインパクトで負けずに振り抜けているように感じる。軽いから振り抜けるのではなく、重いからそれがよりやりやすくなる、ということをなんとも不思議に感じる。軽い方が "振り切れる" と思うから。スピードがでると思うから。この点は、要、勉強。
レストランでパパさんと会話にあがりましたが、Tiger Woodsプロがパッティングにおいて、ヘッドの重さとフォローの長さについて説明されておられたことがある。これは巷で言われていることとかなり違う。先ほどの記事には、松山プロが "ヘッドの上に置いたコインを落とさないように打つ練習でファンや解説者たちの視線を集めた" とある。これも、一流プロも含めて、逆の練習を勧める方々がいらっしゃる。コインを落とすように打つ練習。昔の考えとはだいぶ違うけど、私のなかでは正解はある。
かつて、野球もされ、ある競技でプロになられたパパさんから、そしてその優しい眼差しのもとゴルフをしているお友達から学ぶことが山ほどある。私とは違ってプロの厳しさを肌で知っておられるからこその接し方なのだと私は思ってしまう。最近、そのお友達が卓球にハマっているということでしたので、卓球台がある旅館かホテルでゴルフ合宿することを取り付ける。
息子は、そのお友達とラウンドして野球することが楽しすぎる、とこれまで何度も言っている。帰りのクルマで、次はいつ?、と聞いてくる。ぜひゴルフ合宿で。
最後に、なんで「楽しすぎる」のか、日頃のゴルフライフはどうなのか。考えねば。
*1 "パッティングの名手が明かした 優勝前日の松山英樹との会話," ゴルフダイジェスト・オンライン, 2024.8.22. 「いつもパターは5本か6本くらい持って遠征に出かけている」と松山英樹プロ。やはりエースあるとはいえど、複数のパターを併用されておられる。