2026.4.27
なんで重くて長いとダメなのか
2026.4.27
なんで重くて長いとダメなのか
(2つの虹)
昨日のラウンドレッスンで先生から指摘されたことを、朝から息子が繰り返し言葉にしている。明らかに反芻している。夢に出てきたのかな。朝の表情を見ると、うなされている感じがする。
「いつまでRはL字を使うのかな?」。先生の問いかけに対して、「ずっとだよ。L字しか使わない!」と息子は返していた。今朝も、「(L字以外のパター)家では使うけどコースに持って行きたくないな。トッププロがクラシックL字使ってないじゃんと言うけど、ミケルソンがたまに使ってるよ」とぶつぶつ言っている。私にではなく、自分自身に語っている。
「タップ式で、パチンと打つ癖が強くなっちゃうかもよ」「重くないと早いグリーンに対応できないという話をよく聞くよね」と意地悪く私が言うと、「ヘッドが軽くてもRはストロークでちゃんと使いこなせるから大丈夫。タイガーがフォローで短くなるのは軽いからでしょ。結局、タップ式じゃなくてもパターは打つの。重いと打てないじゃん」と返してくる。よく覚えております。
すでに中古のClassics Newport(1995年)とPro Platinum Del Mar 3.5(2001年)をキャメロン工房に送り、リペア中です。手元に届いたらその美しさと打感の良さに惚れて、頑固な息子でも切り替えるかもしれないと思いつつ、当分はクラシックL字でやるんだろうな…
そんなL字を今日もキャディバックに入れて、平日ホームコースへと向かう。まずはレンジでウォームアップ。昨日、振り遅れが出ていたということで、入念に打ち込む。アイアンとユーティリティは問題なし。やはりシャフトがかなり長くなったドライバーとフェアウェイウッドは短くグリップするのに苦労している。長めに持って私が後方から確認すると、不思議と、そこまで長くは感じない。けど、数字上は息子の身長と腕の長さを踏まえると長い、となる。長くても縦振りでなんとか頑張っているけど、少し短く持たせたい。まだ時間がかかるかな。
レンジでは3,4歳ぐらいの子がお爺ちゃんらしき男性とコーチに見守られて練習していた。手にしているのはキャロウェイのジュニアセット。私には重たそう&硬そうに見える。シャフトのしなりが極端に少ないように感じる。息子が最初に手にしたUSKidsのUltralight Seriesと練習用クラブはかなりしなっていた。ブヨブヨで超軽量。どちらが良いのかは一概には言えない、のかも。
遅めの17時28分からラウンドの予定だったけど、タイミング悪く、外は土砂降り。天気予報では18時ごろに雨が上がる。息子と相談し、「クローズしてないなら回る」と息子。キャディバックにシートをかけてラウンド開始。徐々に小雨に。そして3番ホールに向かうと、目の前に虹が出ていることに気づく。4番ホールではその虹がさらに鮮明になり、おまけにもう一つ虹が現れているではありませんか。周りにゴルファーはいない。なんと贅沢な時間。
虹が息子のスイングに刺激をもたらしたのか、アイアンがバシバシ当たっている。下がグチョグチョでも関係なし、ダフラーの父と違って。次のサイズにクラブを移行して、馴染ませる必要はあるものの、長さ以外に、重さ&硬さがほんの僅かばかり増しているだけなので切り替えはスムーズ。Ultralight でも良いかなと思いつつも、もう戻れません。息子が初心者用と捉えているから。今のところ、Tour Seriesは中上級者向け、ヘッドの重い大人用は使う意味がないどころかマイナスだと、父につられて考えている息子。
尾崎将司プロ公式のYouTubeチャンネル、ジャンガーゴルフにて、昨日、ジュニアに対するジャンボさんの指導方法について宮下さんが語られていた*1。虹を背にして、新調したクラブを振る息子の姿を見ていて、ジャンボさんがジュニアが使うクラブに関して親に警鐘を鳴らしておられることが少し腑に落ちたような気がします。長さと重さ。
宮下さんによると、ジャンボさんはゴルフにおける悪い動作として3つあげておられていたそう。インパクトで頭が残りすぎること(下がりすぎること)、右手首が固い(硬い)こと、体重移動が無いスイング。
「ジャンボさんに聞いたのは、この3つの動きが悪いと、大成しないというか、うまくいかないということを言っていました」
特に非力なジュニア期において手にするクラブの重さ&長さがこれら3つを助長してしまうのではないかと私は思ってしまう。直接的とまでは言わないにしても(直結していると私は思うがまだ勉強中なので)、良い方向にはいかないだろうな。膨大な数のジュニアとそれを定点観測してきたジュニアクラブ開発陣からすると、のろのろスイングスピードや重たいヘッドが垂れるが故に生じる悪動作を封じ込めること、そして寝たものを立たせてちゃんと弾道が出ることを主に置いているようですけど、ジャンボさんが指摘する3つも関わってきそうと考えてしまうのは深読みすぎか。
特にドライバーで、体が持っていかれ、頭を残しながらカチ上げる姿はいやと言うほど練習場などで見てきた。そもそも息子も同じで、息子に実験用のクラブを振らせてもそうなったわけでして。じゃあ、短くて軽ければ防げるのかと言ったらそれだけでは達成できないけど、助長はしないと思う。
少なくても息子にとっては、大人用の重たいアイアンヘッドは振り抜けない。ドライバー同様、こちらも実験用のクラブを作って息子に振らせて何度も確認済み。USKidsやFlynnのクラブと打ち比べるとその差は歴然。比べないとこの差を理解するのは困難だと思われます。難しいクラブを打ちこなせるようにとか、ミスがミスとして出やすいクラブとかではなく。そもそも打ちようがないのでスイングが崩れる。諸説あるようですけど、インパクト条件を完璧なまでに揃えてもジュニアのスピード不足(そもそも大人と比べて腕も短いんだからしょうがない)で弾道が悪くなってしまう。QuadMAXで確認済み。私ですら、アイアンヘッドに関しては数グラム違うだけで振り抜き感が違うことがわかる。ましてや大人と比べて圧倒的に非力な小学生。
ジャンボさんが機会あるごとに指摘する、ジュニアが大人用クラブを使う弊害について。そのまま切って子供に持たせるのは言わずもがな。切らないで? ジャンボさんにとってはありえません。長いから。ジャンボさんは重さだけでなく、特にジュニアが手にするクラブの長さについて目を凝らしておられた。長いのは悪なのです。私はジャンボさんの声に従いたい。2つの虹を見ながら考えを巡らしておりました。
虹がジャンボさんと重なる。
*1 "【ジャンボさんの教え方】真実の証言第4話 ゴルフ3つの悪動作‼️," YouTube: ジャンガーゴルフchannel jumger, 2026.4.26. そのジュニアさんの数年後を踏まえたジャンボさんの指導。道具についても同じことが言えると思う。高校生や大学生を中心にアカデミーで見てきたジャンボさんだからこそ、そこに到達する以前の小中学生の親に対して警鐘を鳴らしておられたのだと改めて感じる。