2025.12.15
現場での参与観察から得られたもの
2025.12.15
現場での参与観察から得られたもの
(最終ホール、頭の中はベイブレードのことでいっぱいか)
今日はJr.の聖地、北谷津に行きました。昨日のラウンドレッスンで、高校生のお兄さんから「明日、北谷津にいるかもしれない」との話を聞きまして、寝る前に親子で即決。いらっしゃらない可能性があるけれど、息子と向かいました。到着後、「着きました!」なんて連絡するのは流石に図々しいので、まずは東、西、と回り、「そろそろ来てるかもよ」と息子に促されるも、やっぱり図々しいよな、と思って、西をまた回り、「ねぇ、連絡してよ。レンジにいるかもしれないよ」と再度息子に促されるも、見つけてくれたらラッキーという姿勢で臨みましょう、となり、北谷津カフェで一休み。「絶対来てるんだから、Rがレンジに行ってくるから!」と言い出したので、やんわかに我々の存在をDMで送る。レンジで練習されていたのに、わざわざ息子のためにコースまで降りてきてくださって、ラウンド開始。図々しすぎる親子。昨日、ご一緒させていただいたばかりなのに。部活の後輩さんと一緒に3人でラウンド。父はキャディ。私が打つということは、お二人の時間を奪っているようなものですので。恥ずかしい気持ちも少し。
スコアが良かったらベイブレードを買ってもらえると勘違い?した息子はかなり集中している。お兄さんからは、ライン読みやアプローチについて色々と教えてもらっている。話を聞く息子の態度が素晴らしく、先ほどとは別人。お兄さんと父。相手に応じて態度を180度変えるのはいかがなものか。
ラウンドで封印中であったクラシックL字を手にした息子。昨日のパッティンググリーン上でのストロークとは明らかに違う。昨日はL字マレット。ヘッドが重い。比べると今日はフォローが短い。ビタっと短く止まっている。ヘッドは軽い。これは昨日の投稿で触れた、Tiger Woods先生の "講義" 内容と合致している。息子も "講義" を受講したので頭の中に残っているのかもしれないけど、自然と、そうなっているように感じる。ラウンド後に確認したら、「いやぁ〜、なにも考えてないよ。そうなってたの?」と。
3人のラウンド中、以下、私が考えていたこと。テーマとしては昨日の続き。
フォローが短いパッティングを意識的に形だけ真似したら、まずい。特にヘッドが重い現代パターで。Tiger Woods先生によれば、質量(mass)が軽いからボールの重さ(weight)がヘッドを止めてくれて、インパクト後の勢いが自然と弱くなるのであって、意識的に短くしているわけではない。物理的に?(注:あまりゴルフの文脈で使いたくないけど)。フォロースルーを大きく伸ばす動きはTiger Woods先生にとって、あり得ない。だったら質量のある現代パターだと、物理的に?(注:再び、あまりゴルフの文脈で使いたくないけど)ボールがヘッドを止めてくれる度合いが弱くなり、フォローが大きくなるはず。Tiger Woods先生はこれすら否定しておられるか? 混乱。今の世界のトッププロたちがTiger Woods先生やその他パッティングの名手のストロークを真似してフォローを短くしているとしたら(さらに今のプロたちがそれを真似るという連鎖)、なんの疑いもなしにそれがベストだと捉えてしまう恐れがある。特に、教える側。プロを目指すジュニアたちにそれを教えるという連鎖。本当は重いヘッドで物理法則(注:3回目、あまりゴルフの文脈で使いたくないけど)に従ってフォローを大きく出した方が良いのかもしれないのに。その逆で、フォローでヘッドが止まり戻るぐらいの感じ、とか。それを見たらTiger Woods先生はなんとおっしゃるだろうか。混乱。
帰りのクルマの中で息子とやりとしていて、さらに混乱。息子「ミケルソンはフォローを大きくしろ、と言ってたじゃん」。そうです、あの名DVDのなかで、グリップを軽く握った上での「Back 25%、Through 75%」の法則を示しておられる。「バックストロークが長いとフェースアングルが動いてしまう。...アグレッシブにボールをヒットするのだ」と。その際、実演で使用されておられるのはL字マレット。試合でもクラシックL字を使われるPhil Mickelsonプロ。その時はグリップ太め。Tiger Woods先生とは違う。混乱を極める。昔から混乱してましたけど。「グリップを軽く握る」という点がその糸口には見えますが。現代パターでも比較的軽いものが出てきている。
ただ、距離を考慮した上で、昨日今日と息子が質量の異なるパターを使って(注:シャフトとグリップは同じ)、Back がほぼ一緒の時でも、Throughが大きく違うことが発見できました。やっぱり物理法則か。自然と、の方が言葉としてはしっくりくるな。意味は同じか?
もうひとつ今日発見したというか勉強できたことは、ゴルフというスポーツをチームでやるときのポイントについて。本日ラウンドさせていただいたのは週末ご一緒させていただいている高校生のお兄さん。もうお一人は今回初めてお会いした、緑の甲子園を制したゴルフ部、その下級生。つまり、先輩と後輩。しかも先輩はキャプテン。なのに、先輩がグリーンにキャリーしたボールが下へとこぼれ落ちるように声を出している。部活の縦の関係性とは...
お兄さんから日頃聞いていたけれど、強豪の部に対して私の抱くイメージがひっくり返される。その現場に触れて衝撃。先輩たちから受け継がれてきた環境だと感じつつ、歴代キャプテンと並んで(次に?)、支える先生の力も大きのではと。ゴルフ部の顧問として考えさせれる光景。新興勢力としてめちゃくちゃ強くて、日常が楽しそう。この環境と関係性が構築されるのは、奇跡じゃないかと思えてくる。
流石に図々しさにも限度があるので、「一緒にもう1周したい!!!」との息子の要望を私が押さえ込んで、息子から距離をとって後ろを歩いて、お兄さんたちと別れる。で、なんだまたパパと回るのか、という暗い表情を浮かべた息子とラウンドを続ける。寒い。父の話を聞かずにやりたい放題。少なくても親子ラウンド中はチームとして動けていないのは明確だな。日が暮れて公園のライトのものでバスケをやりながら関係性構築に励む。