2026.2.13
ゴルフの世界におけるハーフパイプ
2026.2.13
ゴルフの世界におけるハーフパイプ
(これはプレッシャーがかかる)
今日で息子は平日1週間の休みが終了。最終日はおじいちゃん(義父)と3人でラウンド。場所は上総モナークカントリークラブ。2026年関東小学生ゴルフ大会の開催予定コースです。その練ランで、というのは冗談です。訳あって東京都大会にエントリーすらしておりませんので、関東はそもそもない。来年か再来年かな。場所は年度によって変わる可能性がありますけど、興味がありまして。
本番を想定しての距離で76。叩きましたけど、おじいちゃんが見つめるなかでよく頑張った。すごいプレッシャー。おじいちゃんにラインをアドバイスしたり、スイングに注文をつけたりと、キャディ業務とコーチ業を兼務しながらのラウンド。
前半はパッティングに苦労した。そもそも息子だと距離的にパープレーは難しい。多くのホールでド集中してアプローチで寄せないとパーが取れない。この距離だと長尺クラブを使わないとアンダーは出ない。バーディ取れたのは短いホールだけ。昨日のグレンオークスカントリークラブほどではないけどグリーンは難しい印象です。ただどのホールも逃げ道というか安全な道があるし、極端なトリッキーさがないのでもちろんピン位置次第ですが、スコアは安定しやすいかと思われます。5600ヤードぐらいだと、とにかくドライバーで飛ばしまくって、あとは短い番手で、というスタイルが取りやすそう。バンカーの位置がそこまでキツくない。一方、無難に刻んで、長い番手、というはグリーンをうまく捉えられないと思われます、息子は。
後半はグリーンのスピードを掴めてきたのか、アプローチの際にグリーンを入念に確認したせいなのか、ボギー1個でスコア的には良い内容。長めのヤーテージでラウンドすると、当たり前ですけど飛距離って大事だなと改めて思います。せめてドライバーだけでも飛ばさせてあげたいなと思いますが、目先には試合はないし、無理にこの距離でやる必要もないのでミニドラでスピードと技量を向上していただきましょう。クラブハウスにはジュニアさんへの取材記事が貼られてて、息子「◯くんだ!一緒にラウンドしたことある!!」と喜んでおりました。思い出話に花が咲く。
先日お誘いを受けたPGAジュニアリーグ。名前はよく見聞きしておりましたが、仕組みや実際の活動内容については理解していなかったので色々と調べてみました。日本プロゴルフ協会の公式ウェブサイトには、次のような説明があります*1。
"日本におけるジュニアの競技環境は、個人レベルでの競い合いを目的としたものが多く、これにより様々な弊害も生まれております。このプログラムによりジュニアゴルファーのコミュニティが生まれ、本来のゴルフの楽しさを体験してもらい、素晴らしいゴルフを継続してもらうことを願うものです"
ここでいう「弊害」とは何か。その説明の前に、"個人競技であるがために孤独になりがちなゴルフは、これが起因しゴルフ離れに繋がるケースも少なくありません" とあるので、孤独、とも関連しているのかなと思います。加えて、ゴルフ以外に個人競技は沢山ありますので、弊害も共通しているようにも受け取れつつ、ゴルフ特有のものがあるのかなとふと思う。それは私のように自分の腕前が大したことないのに、我が子に教えられるのではと確信してしまう点と関連していそうな気がする。独学でスイングを身につけてきたというプロであっても、よくよく調べてみると、練習場が同じだった高校のゴルフ部の監督やコーチにみてもらっていたり、スポットでアドバイスをもらっていたりと、本当の独学ではないケースがほとんど。父から教わったとおっしゃておられるプロでも、誰かからスイング自体は見てもらっていたりする。孤独の回避。屁理屈じゃないですけど、親と子をセットに考えると親子で孤独、ジュニアリーグはそれにも対応している?
5年ほど息子とガッツリ個人競技をしてきて、息子を見る限り、孤独、を感じている気配はありません。レンジでもゴルフ場でもゴルファーと触れ合えますし、息子には先生がいる。会長もHプロもいる。年上のジュニアさんたちとのラウンドレッスンもある。昨日ここで取り上げたスノーボード・ハーフパイプも基本個人競技で、日頃からお互い高め合う環境がある。チームで活動しなくても高みに到達できる。というか、その環境に身を置かないとオリンピアンまでいかない。
日本プロゴルフ協会としては、ゴルフ離れを防ぐ手段のひとつとなるのがPGAジュニアリーグとなるのでしょうけど、PGAの使命のなかには "トーナメントプレーヤーを育てる"というものもありますので、ジュニアリーグもそれと関わってくるはず。個人的には日々淡々と黙々と取り組むジュニアがチームを組んで、日頃練習したり、団体戦で組んだ仲間のプレーを見て&見せて学ぶことは、親と子だけでは得られないと思う。楽しさを思う存分感じさせる、ゴルフの裾野を広げるという役割もあり、トーナメントプレーヤーを育てるという役割もあり、いろんなジュニアさんの要望に幅広く応えていそうなのがPGAジュニアリーグなのかなと。
かつてジュニアリーグの存在に私が触れた時は、いやうちはガツガツやるんだ、周りに流されない、独自の世界観?で突き進む、まあ息抜きにはいいかもなんて思っていたけど、ガツガツ5年間やってきて、ようやくその意義を感じられるようなってきました。そこにタイミングよくお声がけいただいた。ありがたい限り。息子にはこの機会を最大限活かしてもらいたい。もちろん楽しさを増強しながら。
オリンピックの見過ぎかもしれませんが、今ではジュニアリーグがハーフパイプのように感じてしまう...
*1 "PGAジュニアリーグとは?," 日本プロゴルフ協会.