2026.10.27
"その人のもって生まれたスポーツに対するセンス" by ジャンボさん
2026.10.27
"その人のもって生まれたスポーツに対するセンス" by ジャンボさん
(ジャンボ邸を前に、多様な場所から)
早朝の野球練習を行う公園が昨日までの雨でビシャビシャで使えず。父は用事を済ませて、前もって予約していた室内練習場に向かう。CBA室内練習場。会長のところからショートコースに移動する際に何度も近くを通ってきた。4歳の時から重ねること6年あまり。100回ではくだらないと思う。
ここでは野球スクールが開校されていて、平日夕方から野手クラスや投手クラスがある。なんとコーチは千葉ロッテマリーンズで活躍された橋本将さんと大嶺祐太さん。小学生と中学生が対象。
今回が初めて。恐る恐る向かうと工場併設の敷地の入り口でスタッフさんに声をかけられ、そのまま室内練習場へと案内される。入ってびっくり。人工芝が全面にひかれ、ピッチングマシーンを筆頭として、スピード計測器から我々親子では用途不明のモノまで、ありとあらゆる練習器具がある。硬式ボールに初めて触れた息子。こんな硬いのを木のバットで打ったら手が痛そう、と。たしかに。練習器具以外にも、ジャンプボックスやラダーなど、トレーニング器具がたくさん。使い切れるわけがない。練習時間の半分がノックで、もったいない気がする。公園と違って汚れないので、息子は意味もなく左右前後に飛び込んでいる。パンツが切れそう。
1時間の室内練習を終えて、会長のところへと戻る。不思議な感じ。地味練して、デイリーヤマザキで買ったパンとおにぎりをベンチに腰掛けて食べ、また地味練して、アプローチ対決して、東千葉CCでラウンド。前組は若い競技ゴルファーさん4人。めちゃめちゃ飛んでる。そしてプレーが早い。平日ということもあってか、さらにその前はスキスキで、どんどん離されていく。我々の後ろはもう遠く彼方にいるのに。フェアウェイ走行でもないのに、前半を2時間以内で回り切る。これなら超名門でも何も文句を言われないスピードであろう。
前組のぶっ飛びお兄さんたちの姿を見ていてジャンボさんを思い出してしまった。ジャンボさんは飛距離について明確な考えをお持ちだった。そのひとつ、1983年、山際淳司さんによるインタビューでは次のように説明しておられる*1。
「例えば、飛距離なんか先天的なものがあると思うんだよね。最初ゴルフ始めて、全然飛ばないのが急に飛ぶようになるってのは、ほとんどないと思うよ。その人のもって生まれたスポーツに対するセンスというか、体の動かし方ってあると思うよ」
ジュニアから始めていれば飛距離は伸びる。なぜか。身体が成長していくから。未就学児、小学生低学年、高学年、中学生、高校生と。飛距離なんてあとから身につくぜ、という考えは、一見、腑に落ちる。ただ、例えばその320ヤードが、身体のあらゆるところにも無理が生じず、ジャンボさんが冒頭でおっしゃておられる "流れの中の動き" として成立しているのか。筋トレすれば飛距離は伸びるかもしれない。でもそれは、"流れの中の動きを変えていく" ことに繋がってしまってはいないだろうか。
"飛距離はなんか先天的なものがある" とするジャンボさん。センス。ジャンボさんからすると、センスありきなんで、高次元の流れの中で無理せずに飛距離を伸ばすというのはどうにもならないとは思うけど、おこがましくも私が他のところでのジャンボさんのご説明と関連づけてさせていただくと、道具によってはその飛距離を生む "体の動かし方" をジュニア時代から削り取ってしまうことになるのではなかろうか。センスがあっても伸びない可能性がある。
野球やってたら身体が強くなるしパワーもつくし、飛距離伸びそう、なんていう考えは甘い? 再掲すると...
「その人のもって生まれたスポーツに対するセンス」
センスがないなら養わなければならない、とは直接的にはならない。ジャンボさんからすると、もって生まれた、もの。
はま寿司でも日本シリーズ、車中でも日本シリーズ、帰宅後の風呂でも日本シリーズ、勉強中も日本シリーズ、地味練中も日本シリーズ、そして延長戦で正木智也選手がサヨナラホームラン。息子は涙を流すぐらい喜んでいる。その正木選手の小学生時代(6年生)の映像を息子がYouTubeで発見していた*2。昨日のこと。おすすめ動画として流れてきたのか。
これを見る限り、ジャンボさんのおっしゃっておられることが(飛距離について)、野球も同じではと思ってしまう。
*1 "【不朽のインタビュー・尾崎将司】山際淳司に語った「カムバック~後編」。人より飛ばして、人よりピンの近くに寄せる," ゴルフへ行こうWEB by golfdigest, 2019.9.9. 全部コピペしたい気分だが、ジュニア育成の視点からひとつ。ドローか、フェードか。ジャンボさん「簡単にいえば、若い人はフックを打つべきだと思うね。フックからスウィングを覚えていかないとダメだっていえるよね」。若い人、がどの年齢層を指しておられるのか分からないが、小学4年生の息子(9歳)は若い人に入るのでは。3歳から生粋のドローヒッターではあるが、フェードもたまには打つ。ただまだ息子はジャンボさんの言うレベルのフックを覚えていないと思う。まだまだ先だ、フェード主体は。
*2 "ホームラン東京都知事杯 小6 正木智也," YouTube: hmytcc, 2012.2.11. 動画のアップロード日が14年前。圧倒的なスイングスピード。
(息子の飛距離センスはいかに@野球)