2026.10.13
1日2時間以上、庭で
2026.10.13
1日2時間以上、庭で
(ここは庭?)
ミスチルの『Tomorrow never knows』の出だしのごとく、息子の野球熱の高まりは、"とどまるところ(こと)を知らない"。息子の関心はクライマックスシリーズを超えて、今月開催のドラフト会議にまで及ぶ。甲子園を沸かせた横浜高校の織田翔希選手は当然のこととして(注: 息子はこの夏、初めて甲子園をTVで観戦)、菰田陽生選手にも注目している息子。「こもだくん、いいよね。からだが強そうね」と。どこで知ったんだろう。YouTubeで野球見過ぎか。おすすめ動画に出てきたのか。
たしかに強靭な身体。195センチで102キロ、靴のサイズは32センチ*1。目の前で投球とスイングを見たら腰を抜かしそう。で、ここはジュニアゴルファー 兼 野球少年の父ですから、どんな少年時代を過ごされたのだろうと関心が湧いてきてしまう。息子の口から「こもだくん」と出たのもあって、調べる事を促されているような気が。
お父様は高校時代に投手、外野手、一塁手として、お母様はバレーボールの強豪校でプレーされていた。驚きなのは、お父様と息子さんとの時間の過ごし方。読売新聞オンラインの記事にこうあります*2。
"陽生選手は、英典さんの影響で5歳の時に野球を始めた。「プロ野球選手になりたい」という息子に「もっと練習しないとプロにはなれない」と自宅の庭に照明を設置。一日に約2時間、週に6日は練習に付き合い、ティー打撃のトスを上げたり、投球フォームを教えたりするなど、二人三脚で夢を追いかけてきた"
息子は現在9歳。野球を始めたのは今年の7月。ということは、すでにこの時点で4年以上も差がある。しかも1日、2時間。それは自宅の庭で、ということなので週末はもちろん、平日もそれ以上、練習されていたはず。この時間的な量の差を息子が物理的に埋めることはほぼ不可能。しかも、生まれた時の体重が4500グラム... ご両親もお兄さんも身長は高いというわけではない*3。お父様もお兄さんも170センチ台で、お母様は170センチはない。お父様曰く、「突然変異」。
で、私はこう思うわけです。陽生選手は5歳からか。我が息子は、ゴルフなら、3歳からだぞ。プロになりたいとは一回たりとも口にしたことはないけど、1日2時間、ほぼ毎日やってきているぞ。自宅の庭ではないけど、平日だって日を変えて東宝調布や会長のところ、それと合わせて帰って家のなかで。外の芝・砂・ベアグランドという点で前者を庭と捉えるなら、2時間は軽く超えてるぜ、と。4歳になってからは学校がある平日はずっとそんな感じ。で、父は "ティー打撃のトスを上げたり、投球フォームを教えたり" ではなく、息子と一緒に同じ事をやり、プレーしてきたのだ、と。ラウンドレッスンと試合以外はほぼ。夢は今のところゴルフだと全英アマと全米アマを制することで、"二人三脚で夢を追いかけてきた"、のです。
今日の東宝調布。レンジで課題をこなした後(注: 父も隣打席で)、ラウンド(注: 父も一緒にプレー)。17時ちょっとスタート。ホールアウトしかけていた組以外は前も後ろも人影がない。8番ホールにくるまで、コースには我々親子二人のみ。自宅の庭、と錯覚してしまう。広すぎですけど。
我々親子が平日を濃く過ごすためには、コースにナイター照明があることが必須であった。小学生になれば学校終わりに、となると開始が遅くなるので、終わりが19時、20時になってしまう。コースにナイターがないと日の短い季節は厳しい。横にレンジがあり、アプローチエリア(バンカーを含む)があることも条件であった。予習と即復習ができないから。週末は学校がないのでいくらでもできる。平日の過ごし方が大事だと思ってきた。地味練はいくらでも家でできる。賢人たちの知見を踏まえると、ボールを打つ必要すらないものが多い。ボールを打つ必要があっても部屋や廊下で十分できる。でも、子の感性と楽しさを育むためには地味練だけだとキツいし、練習に奥行きがない。
ということで、今日も平日親子ラウンドの後は即復習、といきたいところでしたが、野球熱の高まりで、家に帰って、即キャッチボール。家でのゴルフ地味練の時間が大幅に削減されつつあります。
*1 "【高校野球】山梨学院・菰田陽生は生まれた時から規格外「身長が高いのは自分の好きなところ」," 日刊スポーツ, 2026.7.6.
*2 "山梨学院アルプス席、二人三脚で夢追うエースの菰田陽生選手の父・英典さんが熱い声援…「2人でやってきた練習を思い出して」," 読売新聞オンライン, 2025.8.12.
*3 "山梨学院怪物2年生の原点:小6で180cm、最速152km…“サーファー兼看護師”の父が激白「突然変異」," Full-Count, 2025.8.17. 「お父さんには普段からバッティングを教えてもらっているので、打つことで感謝の気持ちを伝えたいです」と陽生選手。教えることができて羨ましい限り。前出の記事でもそうだが、お父様がかなり技術的な事を教えておられた感じがする。野球はこのタイプが多い印象が今のところあるが、週末はチームでプレーする環境が野球にはある。父兄がコーチを務めることもある。ただそれは野球少年を何年か見ている、指導経験ありの人。ゴルフには、週末コーチがいるチームでプレーすることはない。ゴルフアカデミーのような集まりが少年野球チームにあたると思う。欧米のゴルフ少年たちに多いのはほぼこのスタイル。Scottie Schefflerプロがテキサスに移られた幼少期、今も指導を受けるRandy Smithプロに出会って教えを乞うた場がそうであったように。