2025.9.20
細かいことより楽しさ
2025.9.20
細かいことより楽しさ
(いつまでもいられる)
「そんなにキツいのか、バレエ」と昨日文章を締めたところ、身体のスペシャリストさんから「バレエこそアスリートですよ」とのご指摘をいただきました。たしかに。私如きでも表面的にはなんとなく分かる気がする。考えさせれます、知識がなさすぎて深掘りできないですけど。あの疲れようを見たら、アスリートを目指す時間を過ごしているのかもしれない、と感じる。熊川哲也さんのご著書を拝見しその行間から伝わるのは、アスリートが醸し出す美。
今日はその疲れが少々残ったなか、同世代のジュニアさんと、ジュニアの聖地で18ホールを3.5周してきました。厳密には3.3周ぐらいか、途中3ホールほど飛ばしたので。ただ、昨日のバレエのレッスン後より明らかに元気。アップダウンもありレンジでも少々打ち込み、ぐるぐるひたすら、時折雨も降るなかでラウンドしているのに。身体の奥底まで刺激が行き届いていないことを実感しました。ゴルフにおいてもやっぱり別途トレーニングが必要。アスリートゴルファー。
事前に予定・計画してジュニアさんとラウンドしたのは5月以来。息子の希望もあって、夏休みにジュニアさんとたくさんラウンドさせようと思っていたのに、偶然のラウンドは生じつつ、なかなか実現できず。
距離は短いのにグリーンを攻略できず。秋冬になったらもっと難しくなる。一緒に回ってプレーを観察して得られるものがある。やっぱり親子二人でラウンドしているだけじゃダメだなと。途中、ラウンドレッスンで時間をともにしている高校生のお兄さんが回られていてご挨拶。比べるのも気が引けますが、弾道が高くてビシッと止まる。時折後ろを振り返ると常にピン側にボールがある。レンジは、技術面だけでなく、子と親の関係性のあり方についてご本人の経験を踏まえてご教授いただき、大変勉強になる。それこそ距離感が大事...
グリーン上での息子の姿を見ていて、ターゲットをしっかり決めてパッティングしているのだろうかと疑問が生じました。普段は私もプレーしていて、グリーン上では自分のラインを読んでいるので、試合じゃないとなかなか気づかないところ。今日はパッと一方向からラインを読んで、ボールの線を合わせずにパッティングしていた息子。迷わず、スムーズで良いなと思う一方で、若干右を向いて打ち出しているように感じる。ふわっと打っている感じがする。これをずっとやっていたら、グリーンリーディングの力が養えなさそうだし、なんでカップインしないのかその理由をロジカルに説明できていない。
ボールが転がるイメージに関して息子はかなり豊かに持っているけれど、エイムポイントでもなんでもいいんですが、ターゲットを明確に決めて打つこともやって欲しいなと思ったわけです。読みに問題があるのかストロークに問題があるのか曖昧になってしまう。イメージは打った瞬間消えてしまいそうで、親子でちゃんと復習ができないし、本人のなかに経験が蓄積されづらい。
そんなことを帰りのクルマのなかで息子にぶつけたところ、何も応答なし。腑に落ちていないな。素通り。「あ〜、楽しかった」「あ〜、楽しかった」「あ〜、楽しかった」…. と言うばかり。これは父に強く訴えかけている。
もっとジュニアさんと過ごす時間を作ってあげなければ。本日、受付で大勧誘されてジュニアメンバー(年間パスポート)に登録したので、今後ガンガン回れるよ、父なしでも。
親子の絶妙な距離感がジュニアの聖地で磨き上げられそうです。
*1 Tiger Woodsプロはエイム(フェースの向き)がターゲットの右を向いていたそう("【世界基準を追いかけろSP】<前編>タイガーのフェースは右を向いている? パッティングにおける「エイミング」の重要性," my ゴルフダイジェスト, 2022.6.26)。シャフトの特性によってそのズレを修正されている。ボールの線については、それが邪魔になりマイナスの影響が生じるゴルファーもいるとのこと("【世界基準を追いかけろSP】<後編>10年後のパターはどうなっている?," my ゴルフダイジェスト, 2022.7.2)。Tiger Woodsプロはなぜ右を向いてしまうのか。私の推測では幼少期にL字パターを使っていたから。