2025.8.22
グリーンリーディングの力に刺激を
2025.8.22
グリーンリーディングの力に刺激を
(父のPhantom Black 5.5で沈める)
昨日のパターコースの写真を見て、Champion of Champions 2025を制したイギリスのジュニアの親御さんからメッセージをいただきました。「最初に見た時は、今までで1番奇妙なグリーンに見えた」。パターコースだと知らずに見たら、びっくりするのも頷ける。18ホールの中では1番、通常グリーンに近いけど超縦長ですから。
昨日のパッティング力UPを確認するため、今日はフジゴルフパークに行きました*1。200ヤード超のホールがあるショートコース。グリーンはベント。今朝、息子から指定されたので行くことに。先月訪れた時にも金谷拓実プロのサインが受付に飾られていたので息子にとっては「たくみくんのコース」。スタッフさんによると、6月にお一人で弾道計測器を持ってレンジ練習に来られたのだそう。お付きの人はおらず、文字通りお一人で。昨年の賞金王がふらっと。なんかカッコいい。息子が… やめておきましょう。帰りは会長のところでバンカーに入る。今夏のルーティン。
昨日の成果が即現れたのか、バカバカ入る。最終ホールは私のマレットを奪ってフックラインをビシッとラインに乗せて沈める。2パットは3回。3パットなし。パッティンググリーンで練習せず即ラウンドで、しかも昨日とはスピードが全然違うのに、入る。月1回はドイツ村に行こうかな。パターコースは初心者向き、ファミリー、レジャーの一環で、というイメージがありましたが、競技ゴルファーにとって良いかも。息子には敵わないけど私も3パットなし。
入る理由を主観的に探ってみると、1番大きいのはグリーンリーディングの力が刺激されたのが大きいのかなと。1日で力がUPするわけない。でも、蛇行するグリーンをどうボールが転がっていくのか、イメージするわけで、通常グリーンだとそこまで何個もラインをイメージして、いやそれは違うな、こうだな、とはあまりしないと思うのです。もちろん幅はありつつ、強めに打つのと弱く打つのでは全く違うラインになるし、刻むのであればさらにラインが増える。通常グリーン上で2パットを意識して無理はしないというのあるけれど、パターコースだと、完璧に刻む、それも3パットで沈めるケースも出てくる。どこに止めると次に打ちやすいのか、先の先まで読んでからの最初のパッティングが要求される。
要するに、パターコースを18ホール回るだけで、グリーンリーディングの機会が半端なく訪れるわけです。ドイツ村であれば72ホールあるので4時間ほどぶっ通しで読みまくる。ご関心ある方はぜひご連絡ください。一緒に回りましょう。息子と私だけでなく、3人、4人で回ればそれだけボールの転がりを見れる。グリーンリーディングの機会がさらに増える。
昨日紹介したBen Crenshawプロの記事にも同じような表現がありましたが、レジェンドGary Playerプロの言葉*2。
"Green reading is an art and is so important"
芸術、技術。ランダム学習を誘発するパターコース。今秋は必ず72ホールぶっ通しで回る。どなたか、ぜひご一緒に。
*1 最近、ゴルフ場のトイレに行くと探してしまうアート作品。今日もありました。2つあって、もう1つは私的に紹介しづらいので1つだけ。
(@フジゴルフパークのトイレ)
*2 Instagram: gary.player, 2025.8.13. こちらにも同じ内容がアップロードされている。 GARY PLAYER, Twitter, 2025.8.13. 一週間ほど前の投稿。レジェンドが発信する内容は、ゴルフの腕前を問わず考えさせられるものがある。