2025.8.14
4年間の成長&鈍化したもの
2025.8.14
4年間の成長&鈍化したもの
(毎週通る東関東道をバックにして)
ほぼ4年ぶりに訪れたヒルトップバーディクラブ。最長90ヤードほどのショートコースです。4歳の息子と各地のショートコースを回ってランダム練習を重ねていた頃に一度だけラウンドしました。2021年8月10日。その日は風が強く吹いていた。当時の息子にしてはアップダウンがキツかったので後ろが渋滞になると思いそれ以降ラウンドすることはありませんでした。その時の写真や動画を見返すと、今と比べて、パッティングの強気さは10倍ぐらい、楽しさは100倍以上。
グリーンも綺麗で、ラフはねちっこい感じで、高低あって距離感を掴むのが難しいので大変練習になります。グリーン奥は絶対ダメ、というホールがあってゴルファーにショートを誘う。お値段は良心的でジュニア料金もあって私も一緒に回るので嬉しい限り。レンジの一部にトップトレーサーが設置されていた。前に来た時はなかったはず。
ラウンド内容は今日も左に巻く。ブーメラン。球が戻ってきそう。私のスライス球と融合したらド・ストレートになるはず。アプローチについては「5回転ドロー」というイメージを遥かに超えてしまっている*1。4年前はこの地でストレートボールを打っていましたけど。父はどうして良いのか分からないので今日も帰りに会長のところに行って自分で考えながら練習。私が正確に答えを知っていたら、ついつい伝えちゃうだろうな。知らないことを前向きに解釈して、息子の考える力を鍛える機会、身体との対話を重ねる機会、そして色んな動作を試してみる機会と捉えよう。考える力は4年前と比べて大幅に伸び、ショット後に父の姿を確認する仕草はなくなり、打つ前後にブツブツ喋る量は10倍ぐらい増え、質は100倍ぐらい濃くなった、ような気がします。
7月頭からゴルフライフをほぼ毎日書き綴ってきました。ただ読み返すと内容があまりにも薄すぎる。日記としては自然体になっていない。前のペースに戻そうかなと思います。そうなってしまうのは親子ゴルフばかりになってしまっているから。毎日書いたとしても、昨日みたいにジュニアさんや親御さんと話す機会に恵まれると思考が刺激されて内容が濃くなると思われます。日記を書く行為それ自体に価値があるけれど、公開する意味はどこにあるのか。息子が宣言通りアマ世界一(全英、全米)&ドラゴン世界一となれば、自然体な日記は後から価値が帯びる感じがしますが、現状、いちジュニアとその親の日常で、しかもちょっと硬めですから。
読んでいただく以上、私なりに気合いを入れて書いています。お声がけいただける親御さんが想像以上にたくさんいらっしゃる。ありがたいです。予想外なのは、その多くが(9割以上)、息子より歳上のジュニアの親御さんであったこと。私が主張を明確にしていることもあってか、多くの助言をいただける。「お父さん、そうは言うけどこういう別の見方もあるんですよ」「うちは逆にこうしてきましたよ」などと。どの本にも動画にもないものばかり。私への叱咤激励。なので許可を得ていない場合はその内容についてあからさまに共有することは控えてきました。ただそのエッセンスみたいなものは書き入れてきたつもりです。助言をいただき、自分なりに整理して、考えを息子の姿と共に描く。その助言がどんどん多くなってきているので質が上がるような気もしますけど、頭が混乱して薄くなる面もある、と言うのは言い訳か。
逆に、当初想像していたのは、息子より歳下のジュニアの親御さんからのメッセージで、たとえば「すごく参考になります!」というもの。現状、ほぼいただいておりません... 私自身、親子でゴルフを始めるにあたって、諸先輩方のブログからたくさん学び、今なお継続中のブログは毎日チェックするぐらいですから、いただけるものなのかなと。質を上げなければ。
息子に「もう書くな!」と言われたら一瞬で辞めます。「削除しろ!」と言われたら一瞬で消します。ただゴルフを続けている限りその時までは書こうかな。そして残したいな。
今日は、より日記っぽくなってしまった。自然体には近づけたかもしれない。
最後に、今後の指針として、今日の出会いに感謝。こういう文章を書きたい。
(@ヒルトップバーディクラブのトイレ)
*1 片山晋呉プロがオンラインサロンで何度も強調されている「5回転ドロー」。そこでは、中嶋常幸プロの教え、とおっしゃっておられる。YouTubeでも「5回転ドロー」に触れた動画が公開されている("数値で見る片山晋呉のこだわりの5回転", YouTube:45 GOLF - 片山晋呉チャンネル, 2025.2.7)。息子よりも私こそ必要な地味練か。