2024.12.4
あの人も小学4年生のときはジュニア用クラブ
2024.12.4
あの人も小学4年生のときはジュニア用クラブ
(13年ほどの月日が流れ)
本サイトをつくるきっかけのひとつとなったのが諸先輩方のブログです。あのブログに出会わなければ今とは全く異なるゴルフライフになっていたはずで、そもそも親子ゴルフを途中でやめていたかもしれません。おそらく発信もしていない。
諸先輩方のブログがたくさんあるので、同じような内容を綴るだけでは読み手にとって価値はないし、自らの振り返りだけであればそもそも人目に触れる形にする必要がありません。「このブログと被っちゃだめだな」と考えさせられるブログにいくつか接してきました。そのなかでも、とんでもなくインパクトがあったのが、“りんりんパパ” こと、中野恵太さんによるブログです*1 。中野麟太朗さんのお父様。
“リンリンパパとリンリンのブログ”
13年ほど前から現在に至るまでほぼ毎日書いておられます。写真は控えめで、私のように他の人が書いた記事を引用することもされず、日記に徹しておられる。私は通しで3回読みました。親として疑似体験ができるだけでなく、読み物として面白すぎる。
最初の日記は2012年2月20日(00時54分48秒)*2。深夜の投稿で日は変わっておりすので前日のことが記されています。麟太朗さんは当時、小学2年生で8歳。11月生まれ。うちの息子は2月生まれでまだ7歳ですが、同学年の時の日記ということになります。早生まれの息子は来年2月で8歳になり、麟太朗さんのこの最初の日記で描かれたお姿と重なるのは、その3ヶ月後の来年5月。その時にこのお父様のブログに触れようかなと考えていたのですが、居ても立っても居られず、皆様とクラブ選びについて共有したいなと思いまして。
最初の日記には、我々親子のホームコース、東宝調布スポーツパークを麟太朗さん、ママ、パパ、3人で回られた様子が描かれています。本日も親子でラウンドしてきましたが、13年ほど前、息子と同じ小学2年生の麟太朗さんもここで時間を過ごされていたのだなと考えると、テンションが上がりっぱなしです。別の日の日記にもスコアが細かく記されているので、日によっては「Rintoの方がスコアいいじゃん!」と息子は自信をいただいております。まぁゴルフを始めたのが早い息子ですから、先取り感はありますけども...
すでに読まれている方も多いと思います。ジュニアゴルファーの親であったら、恵太さんのこのブログを13年分、3,4回は通しで読んでいただきたい。ありとあらゆるジュニアゴルファーの悩みとそれへの対応が日記として描かれています。なかでも、私が悩み続けてきた(今も)クラブ選びについては、なるほど、と思うところが成長過程を通じて数多くあります。麟太朗さんは2014年5月の時点、つまり小学4年生の時、手にしていたアイアンはジュニア用*3。今とは時代が違うとはいえ、いやいや、ジュニアクラブがさらに充実している現在の話ではなく10年以上前であっても、アイアン "も" ジュニア用を選択されている。
考えさせられます。あの麟太朗さんですからね。
*2 ”りんりんのゴルフ”, リンリンパパとリンリンのブログ, 2012.2.20.
*3 “新しいアイアンでレッスン", リンリンパパとリンリンのブログ, 2014.05.15. BRIDGESTONEやMIZUNOのジュニア用アイアン。他の日の投稿をみると(“日々成長”, 2012年11月18日, 小学3年生)、この時期、ドライバーもジュニア用です。新調したジュニア用ドライバーを絶賛していたところに、大人用のレディースを試打する機会が偶然訪れそれを打ったところ、ジュニア用ドライバーよりも断然飛ぶ。少し後悔しながらも、ジュニア用ドライバーを当分使おうと決めたお父様。ゼクシオレディースは私の息子もかつて試しました。反則級にぶっ飛びますし、球は上がりますし、音も爽快なのですが、捕まり顔なんですよね。捕まえにいく技術が身につかないと考えるのか、無理に捕まえにいこうとしないので逆に良いと考えるのか。私は前者でした。息子が右に打ち出そうとしていたので、そっこくやめさせました。息子が現在使用するUSkidsのドライバーはロフトを13度にすると、私が愛用するTSi3なみに逃げ顔です。