2025.7.26
松山英樹プロを真似て
2025.7.26
松山英樹プロを真似て
(ベタ足と浮き足?を使い分ける8歳)
家には山ほど練習・トレーニング器具があります。先生のスタジオにあるモノ、トレーナーさんが息子のレッスンで使ったモノ、運動教室で使用しているモノ、私がメンバーとなっている片山晋呉プロのオンラインサロンで登場したモノ "全て"(おそらく)、そしてプロたちが愛用しているモノ。半移住先のスペースもそろそろ限界か。
勝手ながら最近私のなかで再び脚光を浴びているのが、松山英樹プロが愛用されている柔らかシャフト、Tour AD lesson。買うタイミングを逃して入荷待ちの状態が続き、だいぶ前にメルカリで調達。
このレア物を息子用にカットして使っても意味はない。息子のスピード、技量だとおそらく感覚的にこれに近いのがUSKidsのYard Club with Training Grip*1。息子は3歳の頃から使用してきて、身長に合わせて買い換え、たまに打つようにしてきました。息子のスイングを「滑らか」と褒めてくれる人が僅かながらいらっしゃるのですが、おそらくこのYard Club の存在が大きかったじゃないかなと思っています(プラス、後述のクラブセッティング)。しなりを感じるのが鋭いと思われる息子。
現行モデルはグリップが新型へと変更され、Scottie Scheffleプロが愛用されているタイプのグリップではなくなってしまいました。前作もこのタイプのグリップが付いていたのは確か、USKidsのサイズ51(身長129-137センチ)まで。息子も私もやっぱりこのタイプの方が好き、Scottie Scheffleプロをイメージできるから。
ただ、ヘッドは大きくて超軽量で、シャフトはブヨブヨしなり、なかなか良い球が出ない。なので、たまに握る程度でクルマのトランクに眠っていることが多かった。それに、このグリップを愛用中の7番アイアン(このシャフト自体、細くて柔らかい)に挿して練習用として使っているので、最近出番が少なくなっていました。
今日は超早朝スイミング、運動教室を終えてからユニフォームのまま、会長のアプローチ練習場に直行。トランクから久々にYard Clubを取り出してバカ打ち。ダフリにトップの嵐。だいぶ力みが… 体が開く… ボールが散りに散る。でも次第にベタ足になっている。息子じゃないみたい。ヒールアップ王子なのに。ベタ足の息子をみると、うまそうに感じる。
息子「打てるわけがない」。父「前はいい球打ってたぜ」。息子「ヘッドスピードが遅い子向けだ!もう使う必要ない!」。父「家に帰って松山(プロ)の動画をもう一回見せる。それから考えろ」。
で、家に帰って松山プロの動画を見せると、「そうだったねぇ、なるほどねぇ、たしかにねぇ」と息子*2。家で何度か振ってから就寝。夢に出てくることでしょう。
*1 "Training Overview: Yard Club with Training Grip," US Kids Golf.
*2 "松山英樹に聞きたい72のコト 【DAY2】~ゴルフのコツとこだわり~," ゴルフダイジェスト・オンライン, 2015.12.29. Tour AD lessonシャフトの話は、Q13(得意のアイアンショット。最近ではどんな練習をしていますか?)。大学1年生の時に市販品を購入し、2015年(大学卒業後2年目)になって再び使い始めた松山プロ。「少し軟らかい」とのこと。Yard Clubは "軟らかい"。息子が愛用中のTour Seriesのアイアンシャフト自体が今の息子のヘッドスピードだけでいくと "少し軟らかい"。USkidsのepTOURのドライバーシャフトはコンセプト通り "相当軟らかい"。果たして息子の今のクラブセッティングだとYard Clubがいるのだろうか... 息子のクラブセッティングは練習器具で構成されている感じがする。松山プロ「振り遅れたり、打ち急いだりするとボールが曲がります。試合で使うクラブだと、どんどんスイングリズムが速くなるので、それを矯正するため、自分の思い通りのスイングをして、どこに飛んだかを確認するのが目的です」。であったら、息子は常に修正を重ねている、はず。