2025.7.24
ゴルフを通じて
2025.7.24
ゴルフを通じて
(ミスショットの理由をすぐに言語化)
今日もショートコースから会長のアプローチ練習場、という流れ。極端なランダム練習は今週もある程度続き、意味があるのか分からないけれど、ラウンドの場所も基本ランダムで。未就学児の頃に訪れた場所を含めると、そろそろ初ショートコースの場が千葉県内でなくなりつつある。
今日はサンライズゴルフクラブ。ジュニアで数々の成績を収めているゴルファーさんがラウンドしている姿をかなり前にインスタで拝見し、ようやく実現。アップダウンがあり、息子と私のクラブ、そして氷やら飲み物が何本も入ったキャディバックを担いてラウンドするのはきつかった。担いで降ろすを繰り返すのは筋トレそのもの。
ショートコースと名付けられていますが、330ヤードのホールがある。池越え、谷超え、打ち下ろし、池に囲まれたグリーンなど、楽しめました。ハウス内のレストランが休みで、さらにきつかった。
受付には、「ゴルフをしながら英語を学ぼう! コルフ&英会話ジュニアレッスン」と書かれたパンフレットが置いてありました。こうした教育関連のものを集めるのが趣味なので迷いもせずいただきまして、家で再度、目を通してみると、対象は息子と同じ小学生3年生から。そこに記された言葉。
「言語とは運動(動き)と感情(表現)を通して自然に覚えるものです」
パンフレットを見る限り、レッスンでは言語学習に重きを置かれておられるようで、ゴルフを通じて英語を身につけるという興味深い内容。読んでいてふと思ったのは、言語、運動、感情。英語で私とやりとりしているわけではありませんが、ゴルフ場でも練習場でも家でもクルマの中でも、息子の独り言のみならず、ゴルフにまつわる対話、議論、いや応酬が絶えません。それにゴルフ中継の解説者とも対話している。言語能力は相当なレベルに至っているのではないかと思われます。英語ではありませんけど。
ゴルフをしていなかったら(他のスポーツをしていたと思うのでなんとも言えませんが)、ここまではないはず。塾で最上位のクラスで日々国語を学んでいる子たちよりも上にいるんじゃないかと錯覚してしまうほど。いや錯覚じゃないな。特に親子ラウンド中は黙っていることがほぼない。教室で、テキストで、暗記で、パターンで、じゃない。運動との連動。しかも自然環境のもと。パンフレットにある通り、ショットを重ね(運動)、喜怒哀楽を表しながら(感情)、ひたすら言語化している。その運動を深く理解すべく、私が愛読している運動理論やゴルフ関連書籍、アスリート育成や教育論の文献を文字を追っているだけだけど時折読もうとする息子。
一方で、ショットを振り返って言語化する息子の姿を見ていて心配ではあります。意識することで次の動作が鈍くなるんじゅないかなと。言語化しないで身体の動きに任せるというか、あえて考えないというのも大事かなと。
仮にゴルフのために何もかもが連動していても、ゴルフを通じて鍛えられているものが確実にある。ゴルフのためにと、その他のことを仮に手段として捉えても、副作用(逆かもしれないけれど)がある。パンフレットにあるキャッチコピーを再掲。
「ゴルフをしながら英語を学ぼう!」
こういうスタンスの方がゴルフを楽しく長期的にみて上手くなるジュニアさんがいるはず。そのスタンスと真逆でも、ゴルフを通じて学ぶこと、得られる繋がりが山ほどある、と思う。