2025.6.30
ラウンド、自解説
2025.6.30
ラウンド、自解説
(我々親子ゴルフの原点はここにあり)
息子の学校が休みなので午後スループレーしてきました。場所は、ワンウェイゴルフクラブ。YouTubeチャネル "試打ラボしだるTV" の撮影場所として初めて接して、その時からいつかラウンドしてみたいなと思っていました。最近もパターの試打撮影場所として登場し、"しだるTV" 好きな息子が行きたい行きたいとうるさいので、空いていそうな平日&夏、を選んで本日回ってきました。炎天下のなか、4時間で18ホール。これまでで最速のラウンドでした。
息子がこの場所でやりたかったのは、ショットやパットをする前に何を考えているのかを自ら解説すること。
"しだるTV" で石井良介プロとコヤマカズヒロさんがラウンドしている模様の動画があります*1。その初回ラウンドの場所がワンウェイゴルフクラブ。お二人ともどのような意図を持ってショット・パッティングをするのかを毎度そのショット・パッティング直前に解説されておられます。それを真似するのが今回の親子ラウンドの主目的です。
結果、いかに意図通りにならないのかを痛感させれました。打つ前に言語化しすぎて動作が硬くなる、というのは言い訳か… それよりも、いかに普段考えてないで打っているのかを思い知らされた形となったようです、息子。今までは主に、弾道のイメージを強固に持ってからショットのみ。
ワンウェイゴルフクラブ。ゴルフカート場の男性スタッフさんがゴルフ愛に満ち溢れておられまして、本コースの醍醐味だけでなく、オーストラリアのゴルフ環境を教えてくれたり、息子の士気を高めるべく?質問攻めしていただけました。"しだるTV" などの著名番組が当ゴルフクラブを選ぶ裏話も。ゴルフ歴がまだ浅い私ですが、ここまで自らの職場としてのゴルフ場に愛を注いでいる方にお会いしたことはありません。オーナーさんだったのか?
パッティンググリーンは貸切状態だったのでQuadを置いてプロっぽくパッティング練習しようかなと思い立ったのですが、グリーンコンディションが素晴らしく、私の体重よりはるかに軽量なのに何故だか置くことができず。あの松山英樹プロも最近、試合前のパッティンググリーンにQuadを持ち込み、何時間も過ごされておられるようです*2。何を確認しておられるのだろう。
これまで芝の上で息子はクラシックL字で猛烈な量を好き放題、感覚的に打ってきましたが、家のマットでクラブデータをみると結構安定しています。ただその安定感とは別に、悪い癖が出ていないか心配ではあります。パターの特性の違いはあれ、パッティングが超上手いトッププロとのデータ(再現性ではなく)と何が違うのかを見てみたい。
データは結果。ショット・パッティング前の自解説は意図について。その意図はおそらく結果を導くひとつのパーツを構成しているはず。自解説はコースマネジメントだけに限られない。ラウンドで毎回やると硬さが強化されてしまうそう。でも丁寧なゴルフをするためにも、たまにやりたいと思います。ショット・パッティングの後の自解説も行って、言語力アップ。レンジでの "ジュニア版しだるTV" は継続中ですのでそれと合わせて。
最近、海外の試合でご一緒させていただいた現地や近隣諸国のジュニアの親御さんから「世界ジュニアの練習ラウンドしようぜ!」とたくさんお誘いを受けております。2年前の世界ジュニア、昨年のUSKids世界大会、そしてシンガポールのローカルツアーやスコットランドのヨーロッパチャンピョンシップで出会ったジュニアさん。今日もお誘いのメッセージをいただきました。試合に出なくても行こうかな、と思ったり。
未就学児の時にふと試合に出始めて、それ以降は試合のための&将来を見据えて過ごす時間も増えてきました。なんのためにゴルフしてるの。自問自答。
本日、スタートホールに向かう途中に、4年前にゴルフを始めたときの気持ちが蘇りました。ティーショットエリアの後ろに壁画が。OVER ALLs さんの作品。息子は見つけるとカートを降りてすぐに壁画へと猛ダッシュ。描かれたゴルファーを仲間のように見つめていたような気が私にはしております。
はやくワンウェイゴルフクラブでラウンドすればよかった...
*1 "【しだるTV特別編】ラウンド動画 Part1 〜ワンウェイゴルフクラブ〜" YouTube:試打ラボしだるTV, 2022.5.26. もう3年も経つのか。なんで行かなかったんだろう。後悔。このラウンド動画を見ていると、ゴルフっていいなと思います。なによりも楽しさがビシビシと画面越しに伝わってくる。それは当時未就学児だった息子にも伝わるわけで。親子ゴルフの原点もここにあり。
(ここだ!@HOLE 1)
*2 土砂降りのなか、松山英樹プロの横にはQuad("松山英樹は雨に打たれて必死の調整 同じコースで逆転負けした8年前「うまかったな」," ゴルフダイジェスト・オンライン, 2025.5.14)。この記事の写真を見ると、室内ではなく現場で確認したいこと、定量的に把握&改善したいことがあったのでは、と思わざるを得ません。