2025.6.27
試合に出ないメリットは何処に
2025.6.27
試合に出ないメリットは何処に
(地味練の成果は?)
スコットランドでの試合が終わり、当分試合がないので後回しにしていたことに取り組んでいます。そのなかから2つ。
ひとつは、グリップ。これ以上、下から握れないんじゃないかと思うほどのグリップ。これをいわゆるスタンダードに近づけること。かつて使用していたUSKidsの練習用クラブのグリップを現在愛用の7番アイアン(サブ機)に刺してScottie Schefflerプロの真似を*1。当然のことながらボールは右にでまくる。手先でなんとかせずに身体全体でバランス良く真っ直ぐ飛ばす。出玉はさておき、玉が捻じれなくなってきたような気がします。
もうひとつは、トップでの頭の位置。バックスイングが終わりかける頃に頭が沈みかける。下がった位置から伸び上がらずハンドファーストに振り抜けるけど、腰が切れまくりで振り遅れ気味。この点についても以前から指摘されていたこと。
他にもあるけれど、この2つについては試合前に改善練習したら崩れるだろうと思って放置気味に。それでも少しずつやりましたが恐る恐る… おらっ、とはできず。
今日は学校が午前中のみだったので、家に帰らず外でご飯を食べて早めにレッスンに行ってきました。上述の2つは完璧には達成できておらず、グリップに関しては私の観察眼不足で見抜けていない箇所がありました。まだ手が小さいので完璧を目指さず無理しない範囲で。
技術的に改善点は沢山ある。でも今の時点でどれを直してどれを放置するのか。私には明確な判断を下せません。それに、改善するとしてもどこまでやるべきかわからない。あるところを変えたら別のところが変わってしまって…
レッスン後は、息子の強い希望でレンジに行くことに。雑にならないように&レッスンで確認したことをすぐに復習すべく、黙々と取り組んでいました。濃い1日。
いつも良くしていただいている支配人さんから、「めちゃ上手い、身体も強くなったのでは」と声をかけられ、気分を良くした息子。マン振り。「飛ぶね」と、はっぱをかけられ、息子「もっと飛ぶよ」。これはいかん、アイアンだし。
「うちのジュニアスクール、いかがですか?」と何度もお誘いいただくのですが、「3歳から親子でお世話になっている先生がいまして」とは何故か返せず。私が息子を教えているんじゃないかと心配なさっておられるのかと推察します。私の練習風景を見ていらっしゃいますから、その気持ちはわかります。
本来なら今日の午後、アメリカへと旅立ち、世界ジュニアのアメリカ予選に出る予定でした。迷いに迷ってキャンセル期限日に出場辞退を申請しました。これで本当に良かったんだろうか。出なきゃいけない強烈な理由が我々親子にはあった。
それとは別に。世界ジュニア常連の息子さんの親御さんから、チャレンジしてみたら、と励ましのメッセージをキャンセル後にいただきました。今になってそれが身に染みる。試合で得られるもは計り知れない、と私は思う。
今日も大日向や美浦、スコットランドでお会いした親御さからメッセージをいただきました。息子はさておき、親が元気をもらえる。
*1 USKidsの練習用グリップ。最近リニューアルされて、前モデルはほぼ販売終了。リニューアル前のモデルはScottie Schefflerプロが愛用されているグリップに近い。こちらの方が握りが強制される利点はあるものの、本質的には骨格に合ったグリップがおそらく大事なわけで、こればっかりに頼っていては、と思いつつも、世界ランキング1位のゴルファーが使っているしなぁ、と頭をよぎったり。Scottie Schefflerプロはあのグリップトレーナーを骨格に合わせているのでしょう。それを踏まえて息子のアイアンに刺したつもり。刺し方だけだと限界はありそうですけど。