2025.2.20
ゴルフ時間の減少、その対策
2025.2.20
ゴルフ時間の減少、その対策
( "こりゃ、むずかしいね" )
週末、レッスンでのラウンド内容があまり良くなかったので、今週は久々に "ほぼ毎日薄暮・ナイターラウンド" しようかと意気込んでおりました。ラウンドで整えようと。が、私が風邪をこじらせてレンジになったり、その他アクティビティに参加したりと今週は平日1回になりそうです。ラウンドレッスンでは、先生の指導方法やジュニアへの接し方も勉強したいので、一日中外にいます。故に体調悪化(今日のラウンドと外でのアプローチ練習でさらに悪化)。
息子は月曜日からここぞとばかりに、誕生日に祖父母からもらったLittle Martinに "Simply Guitar" アプリを繋いで、家でギターの練習をしております。評判通りこのアプリすごいです。たった1日でチューニングやら何ちゃらコードやら、一人でやっております。このギターと縁のあるEd Sheeranさんの曲が早くも流れてきました、アプリからですが。
月曜日から小学校が通常運転。最近、学校の放課後イベントとして他校との競技が増えてきました。サッカーやバスケに加えて、昨日はドッチボール! 来週はスイミング&バスケ。参加は任意。息子は戦いに行きたがります。なので私が風邪をひいてなくてもゴルフの時間は減りそうです。
ドッチボールを毎日取り組んでいるお子様は少ないと思われます。音楽やスポーツで上のレベルを目指している場合、学校の外でほぼ毎日取り組んでいる子が多く、息子と比べると当たり前ですが差が大きい。練習の総量が違う。スイミングなら勝負になるかなと思いつつも、周りには毎日泳いでいる子がいるわけでして。色んなことに取り組みながらそのなかの一つにはかなり注力するというスタイルが多い印象です。それを息子が掴んで、やっぱゴルフ上手くなるためには毎日練習が必要だなと思ったりして。他のアクティビティに参加すればするほど回り回ってゴルフ愛が高まり、取り組む時間が増えるとか。
で、もうひとつの対策?
久々にクラブのお話になります。会長&Hプロの練習場にかつて通われていた世代を代表するお姉さんのインスタ・ストーリーズを先日拝見しました。小学生時代も物凄い練習量。その親御さんがジュニアクラブについて触れておられました。とあるジュニアクラブのアイアンの振動数が... 私も息子に試打させてそれは感じました。素晴らしいクラブであることに間違ありません。コンセプトも共感できる。特にウッド系は私が使いたいぐらい。ただ、重さといい、シャフトの太さ&硬さといい、前のモデルも含めて息子には、いわゆるオーバースペック?でした。使いこなせないなと。もちろん慣れるだろうし、メーカーさんもそれらは考慮済み。
その親御さんが薦めていらっしゃるUSkidsのクラブ。その理由は身長別にライアップ豊富。飛びを求めた軽量ヘッドもあるけれど、小学生時代はこれで十分。適度にしなり、軽量。身体への負担も考慮すべき。
私的には、その子の身長と腕の長さを踏まえてライ角が偶然吊るしの状態で合ってるなら、中学生もこれでいいじゃないかなと(注: 今後考えが変わる可能性大)。今日のラウンドでは新調した特注の4番アイアンの出番が何度か。USkidsのクラブは身長152㎝のプレイヤーから4番アイアンが用意されています。まだ息子の身長だと単品でも5番アイアンから。ユーティリティは使いたくない、との息子の意見を尊重して、USkids Tour Seriesの4番アイアンを作ってもらいました。開発者の強い反対意見を押し込んで。フェアウェイウッドと5番アイアンの間を埋めるべく。ロフト角が程よくあるので、かつて息子がいっとき使用したAP2よりも遥かに優しいはずだと思っていたとろ、この4番で球が吹き上がらない。ユーティリティの方が明らかに弾道が良い。ミスにも強そう。シェフラーだって7Wだぞ、スピースもウッド系のユーティリティ使ってるぞ、とラウンド中に私が言っても、それはアイアンが打てなくなったときに使うの、と反撃してくる息子。4番アイアンでスイングを作るんだ、と。完全に松山英樹プロの影響を受けております*1。
最近思うのは、今の息子にとってはTour Seriesじゃなくてそれよりも軽くて柔らかいUltralightで十分ではないか、ということ。戻したいけれど、試合がありますし、一度、上位機種なるものに移行してしまうと精神的にも戻りづらい。息子の場合、大人用クラブからは一瞬で戻ってこれましたが、それはあまりにも私の判断が間違っていたから。難しいクラブを早くから使いこなせることが技量向上につながるという話に沢山触れたので試してみたものの、目の前の息子を見てそれは違うと強く思えたから。
4番アイアンのロフト角、24度。スイングを観察すると、明らかにヘッドスピードが足りず、上から潰せてもいない。練習用としても使う機会はおそらくないでしょう。新たなクラブを手にしてゴルフの練習量が増えたりして、というのは私のレール引きが顕になったものなのか、息子の強い意志が反映したものなのか。その目論見も外れてしまいました。
素晴らしい結果を出し続け、誰が見ても溜め息が出るほどのスイングをしているお姉さん。その親御さんのジュニアクラブ選びに関する考え方と一致する点があったことに安堵しております。ただこの4番アイアン。その懸念する難しいクラブに位置づけられるのではと思うと、自己矛盾しているような。4番と5番との間には絶壁が聳え立っているかのようです。そもそも5番アイアン、打てているのだろうか。
新しいクラブでスイング作りならぬ、時間作り。とりあえず、5番でスイング作り。ゴルフ時間が増えなさそうです。
*1 "【なぜ?】松山英樹プロは4番アイアンでスイングを作る!?【松山英樹 密着#6】," YouTube; ALBA TV, 2024.8.10. 4番アイアンのフルショットでスイング作り。打ち込んで球を上げることができれば他の番手はスイング作らなくていい。短いものからスイングを徐々に作っていくことはしない、という松山プロの考え。これ、低年齢ジュニアにも言えることなのだろうか。低年齢ジュニアの場合、短いものから、の方が良いのかもしれない。今日の息子、ラウンド前のレンジ練習では9割がた4番アイアン。スイングが崩れていく。