2025.2.13
暴風と距離感&弾道
2025.2.13
暴風と距離感&弾道
(枝が飛んでくる)
体調が回復したので今日は美浦ゴルフ倶楽部でラウンドしてきました。朝から暴風で、ライによってはフェアウェイのボールすら動くほど。グリーン上のボールは早く打たないとすぐに風でコロコロと転がってしまう。我々親子ラウンドにおいて過去1番の風の強さ。フェアウェイやグリーンの至る所に枝や葉っぱがあり、厳しい状況でのゴルフでした。スタートホールのスタッフさんからは「枝や石! が飛んでくるのでキャップをつけた方がいいですよ」とアドバイスをいただきましたが、どんなにキツく被っても風で持っていかれてしまいます。特注の帽子が必要です。
アゲインストだと8番アイアンでナイスショットしても、キャリーで半分以上もどってくる。私はスロープレーにならないようにボールをピックアップしたホールがいくつかありました。後ろの組で回られていたゴルファーさんからは「全然気にしないでくださいよ」と声をかけていただきました。その紳士が低い球で何度もグリーンをとられていまして、全英オープンの動画などでプロの技を見ておりましたが実際にその技に触れると真似したくなります。私には引き出しが少なすぎる。
息子は5番アイアンを多用して風を攻略しようとしていました。アゲインストよりもフォローの方が合わせづらかった様子。でも遊びとしてやっていた高低打ち分けるショットが活きた形です。その紳士からはお褒めの言葉をいただきました。この状況だとお兄さんお姉さんたちがジュニアティで回ってもパープレーは難しいんじゃないでしょうか。
ここまで風が強いと、我々親子レベルだと弾道を見てナイスショット(スイングとして)したのか否か、判断するのが難しい。QuadMAXは素の状態の数字が出ますので明確に判断できます。風の影響(左右はより判断しやすい)についても若干感覚的にはなってしまいますが把握できそうです。
昨年開かれた全英オープンの練習ラウンド。Collin MorikawaプロがQuadをコースに持ち込み、自らセットしてからショットを放つシーンがあります*1。映像を見る限りその日のRoyal Troonは美浦の風に比べたら微風程度な感じがしますが、フラッグ、茂みやシャツは風で揺れています。Collin Morikawaプロは芝を手にとってパラっとまいて風を読んでいる。キャディのJJも同じように。そして二人で相談してからショット。かなりショートした感じ。Quadのディスプレイを凝視するCollin MorikawaプロとJJ。また二人で話し合う。そして笑顔で頷く。
河川敷に時折訪れる風のレベルでなく、暴風のなかでマイボールを使用して何度も各番手ショットして風の影響度を掴む練習したい。暴風の日に会長のところでできるかな? やっぱり試合に出たいという息子の意思を尊重し、5月にスコットランドで開催されるUSKidsのヨーロッパ選手権に出ようと思っているので、その対策のためにも。今日の美浦より風が強い?。これより強かったら洒落になりません。
*1 "LIVE PRACTICE ROUNDS AT THE OPEN | The 152nd Open at Royal Troon | Wednesday Afternoon," YouTube; The R&A, 2024.7.17. 開始1時間1分あたりから。レンジではPhil Mickelsonプロを筆頭にQuadを使っているプロが目立ちますが、ラウンドに持ち込んでおられるプロはあまり見かけません。ただ、若手(世界アマチュアランキング上位の米国カレッジゴルファー)の多くは全米ジュニアやアマチュアの練習ラウンドで使用しています。長くなりそうなのでまた次の機会に。