2025.12.26
自分のスタイルを作り上げる練習環境
2025.12.26
自分のスタイルを作り上げる練習環境
(ジャンボ邸を背中に)
今日はダイナミックゴルフ茂原で卓球1時間。ショートコースをガンガン回りたいのに息子が「卓球! 卓球! 卓球!」とうるさい。受付で卓球の手続きを済ませる。スタッフさん「前にも卓球されましたよね」と完全に卓球親子として認識されている。2階のコンペルームに設置された卓球台でやりやったあと、コースを1周だけ。まあまあ安定している。卓球のおかげか。これまた併設のかぼちゃハウスで遅いランチを済ませてから、会長のところへ。それにしてもダイナミックゴルフは茂原も千葉も成田も、ゴルファーのことをよく理解されている。至れり尽くせり。
息子は会長のところで昨日ヒロプロから教えてもらった練習を早速試す。自発性。なかなか出来ない。球が上がってしまう。低くて重たいボールが出ないし、音がカツっと軽い感じ。比べるのもアホですが、ヒロプロの音と弾道が頭にこびりついているので、全部、ミスショットのように感じる。左足下りのライから平坦なところに場所を移してアドバイスを踏まえてショットすると、息子の弾道がいつもより明らかに低い。「すげぇー」の一言。バンカーからも遠くを目掛けてアゴすれすれの低い球で打つ。何発か快音を響かせるも、当たり前ですけど、ヒロプロの球と音に比べるとペラペラ。同じボールを打ってるのになんでこうも違うのか。私もですけど。
昨日に引き続き、ジャンボ邸の方角に体を正対させる。あそこにジャンボさんがいないと思うと心の底から寂しくなる。多くのメディアがジャンボ尾崎プロの功績を取り上げていますが、ジュニアゴルファーを持つ親として、親御さんから見たジャンボ尾崎プロのお姿にも心惹かれるものがあります。そのひとつが、Amebaブログ "りんりんパパ ~プロゴルファー編突入~" の投稿です*1。
「ちゃんと自分で練習しているか、トレーニングをしているかなんてことは、ボールひとつ打てばお見通しだったのだろう。スイングを直されることは一度もなかった。自分のスタイルを大切にして作り上げろ!と常に声をかけてくれていた。昔からからヘンテコなリンリンのスイングに一度もダメ出しをしなかったのはジャンボさんくらいだと思う」
併せて、過去の記事についてもインスタでリンクを貼っておられていた。記事のタイトルは、"ジャンボ尾崎自ら育てる期待の逸材は早大2年生 中野麟太朗、低迷男子ゴルフ界を救えるか"。2024年2月の記事です*2。ジャンボ尾崎プロの言葉は心に刺さる。
「できるだけ良い環境で子どもたちに練習してもらいたい。俺、頑張ってる姿見るのが好きなんだ」
ジャンボ邸。YouTubeのジャンガーゴルフchannel jumgerを通して、その環境の素晴らしさが伝わってくる。こういう場でこそ鍛えられるものがあると感じる。ジャンボ尾崎プロが強調される "基礎、基本"。ただ... お父様が紹介されている動画において、ジャンボ尾崎プロは次のように笑いを入れながら語っておられる*3。
「もう最近多いよな、やっぱ個性派の方が。...ゴルフの基本なんていらないのか。でもやっぱり自分のスタイルを作り上げるということがやっぱり1番大事」
この動画、配信時に何度も見ましたけど、"基礎、基本" の上に個性、と読み取っていた。でも久しぶりに見返すと、個性の上に "基礎、基本" では、と感じるところも。個性は "作り上げる" ものでもあり、生まれ持ったものでもあると思うから。
そんなことを息子が左足下りのライで球を打ちまくっているのを見ながら考える。この会長のところは、"良い環境"、真っ暗になるまで今日も練習、息子が頑張っている姿を見るのが好きなのに、途中から「バスケ! バスケ! バスケ!」と息子がうるさい。あと30分ぐらい出来そうなのに、業を煮やして片付けを始める。そんなところに、ジュニアのお姉さんが練習に。おそらく試合後で、わずかな時間を無駄にせずに来ている。30分だけでも、と。対照的な息子。
これからバスケやるんですよ、とお父様に言うと、いろんなスポーツをするのが良いですよ、と慰められる。公園のライトに照らされて父の身体がキンキンに冷えるまでバスケに取り組む。卓球にバスケに、バレエと。多様なアクティビティを通じて個性が育ちつつ、この会長の練習環境こそが、技術を育て、スタイルを作り上げるのに寄与するはずなのに、息子よ。
夕方、シニアのメンバーさんがマイボールの詰まった箱を2つ抱え、近づいて来られた。ボールは使い尽くされている。今年で会長のところを辞められる。お身体、身内のご事情と察しますが、早朝にいらして黙々と球を打っておられた姿が印象的でした。雨が降ろうが暑かろうが寒かろうか、我々親子が早朝に来ても遅く来てもいらっしゃる。いつも駐車場の1番左にクルマを止められ、左グリーンにむけたライが指定席。寡黙。他のメンバーさんと会話するお姿は見たことがない。今日、短い時間でしたが初めてちゃんと言葉を交わせました。笑顔を見たのも初めて。
そこにその人がいなくても生き続ける。
*1 "ジャンボ尾崎さん," Amebaブログ “りんりんパパ ~プロゴルファー編突入~," 2025.12.25. 本サイトで度々触れてきたブログ。息子さんがプロ転向されたので、サブタイトルが変更? ゴルフを親子で始める前から読ませていただいてきた。今とは違い、昔はSNSというよりブログを書く親御さんが多かった。ただお子様の成長と共にブログの更新がなくなったり、ブログそれ自体が削除されたりと、比較的長い文章でジュニアゴルファーの日常を綴る読み物がいっきに減ってしまった感がある。我が息子に「書かないで!」と言われないように書かなくては。
*2 "ジャンボ尾崎自ら育てる期待の逸材は早大2年生 中野麟太朗、低迷男子ゴルフ界を救えるか," デイリー, 2024.2.24. 「我々の時代は研修会があったけど、今はやっぱり大学の中で競い合うのが強いんだろな」。ジャンボ尾崎プロが "大学" に触れることは滅多にない。別の機会にまた示したいが、これまで触れてきた通り、ジュニア時代から焦って取り組むことに警鐘を鳴らされてきたジャンボ尾崎プロ。男子プロの文脈かと察するが、身体が出来上がりつつある大学生ごろに本当の意味で競い合い、結果を追求すること。
*3 "日本No1アマチュアゴルフ最高峰【優勝 中野麟太朗】レジェンドに優勝報告 ㊗️おめでとう," YouTube:ジャンガーゴルフchannel jumger, 2023.7.3. 自分だけができること。「やっぱりこれからお前は技術…勝ち上がっていかなきゃいけないんだから気持ちだけが強く動いて技術が伴わなければなんにもならない。…人に出来ないことは自分がやれる、そういうことは磨いていかないとこれからプロの世界」。