2024.9.6
グローブから素手へ
2024.9.6
グローブから素手へ
(どれも小さすぎ...)
これまで息子はグローブを付けずにゴルフをしてきました。ドライバーからパターまで全て素手。いっときグローブを試しましたが、付けたり外したりするのが面倒、それに付けない方が気持ち良いという息子の意見を尊重して今日に至りました。
本サイトでかつて、グローブに対するJack Nicklausプロの考えを紹介しました。 「ただの習慣で、今度生まれ変わってゴルフするなら手袋はしない」。間接的な情報で、その真意は分かりません。ただ現在、極々例外を除いて、プロ中のプロは皆さんグローブをされている。
最近、ラウンドを控えてアプローチの練習に特化していることもあり、アプローチの動画をひたすら息子と見返しています。そのなかでTiger WoodsプロとCollin Morikawaプロがやりとりする動画があります*1。内容は多岐にわたり、グローブの話も出てきます。
アプローチにおいて、グローブを付けるか否か。
かつてTiger Woodsプロはアプローチでグローブを付けていた。最近?になって、ロブショットやバンカーショット以外では付けないようになった。ロブやバンカーは強く振って手の中でクラブが動いてしまうし、芝によってはヘッドもずれるから付ける。それ以外のアプローチショットは、感覚を大事にする。外した方がタッチの感覚が良く分かることに気づいたから(最近?!)。一方、Collin Morikawaプロはパッティング以外はグローブを付ける。昔はバミューダの時だけグローブをしていた。で、続けて次のように説明されています。
「でも、自分のテクニックに自信があって、クラブヘッドをうまく扱えるのならグローブばいらないかもね。うまく打てればボールをちゃんと運べるし」
ロブやバンカー、ライグラスの時も含めて、グローブを付けている方が「安心感がある」とTiger Woodsプロ。Collin Morikawaプロの説明に対して直接的にはTiger Woodsプロは意見を述べられておられません。でも気になります、アプローチにおいてテクニックがあればグローブはいらないという点。
お二人ともフルショット時はグローブを付けおられるわけですが、テクニックがあれば(あるいはテクニックを身に付けるために?)、全てのショットでグローブを付けない、という考えは拡張しすぎでしょうか。飛躍しているでしょうね... でも、この考えは私の頭の片隅にずっとありました。素手で滑らないように強く握ることで複数の弊害が生じてしまうのは感覚的にも理解できるのですが、メリットは全くないのかなと。アプローチ以外の状況で。まぁ、ないから皆さんグローブをしているし、息子のようにグローブに早く慣れないと、あとあと違和感満載でゴルフをすることになってしまうかも。
ということで、グローブをいくつか購入して息子に付けさせてみましたが、ジャストフィットするものがありません... 指の長さはちょうど良くても手が厚く大きいので合わず。逆に手の厚さと大きさに合わせてサイズを大きくすると、1,2本の指先が空いてしまう。で、グローブの指先をハサミで少し切って付けてみると、なんと違和感なし。でも見た目が格好悪いので息子は付けたがりません。クラブを握らなければ、いけてるファッションとして成立しそうです。
他にも伸びるグローブもあるので試してみる予定です*2。親子の強い拘りが介入して、銘柄も含めて迷走しそうです。
*1 「【チームテーラーメイド】超豪華共演!タイガー・ウッズがコリン・モリカワとウェッジでのアプローチを語り合う【Tiger Talks】」、YouTube; テーラーメイドゴルフ日本公式チャンネル、2024.7.17. グローブの話は開始18分40秒あたりから。動画の終盤でCollin Morikawaプロが質問攻めにしていて、よくぞ聞いてくれたというテーマばかり。中盤では、多用するのは56°か60°か、ソールの削りに対する拘りなど、突っ込んだ話がされて、日本語訳で学べてありがたいです。
*2 SRIXONのグローブが素材的にとても柔らかかったです。スリクソン グローブ GGG-S028。ジュニア専用ではなく、プロにも愛用者の多いグローブの小サイズという位置づけです。これは凄い。値段もそれなりです。まだ購入していませんが、PINGもジュニアグローブを出して、見るからに良さそうです。Prodi G Junior Glove。これも高い... 店頭になかなか置いていないので、息子ならこのぐらいのサイズかなと購入したら、全て小さいという... 店頭で試せるといいですけどね。ジュニアゴルフ・ショップまでいかなくても、既存の大型店で充実したジュニアゴルフ・コーナーを設置していただけないかなと。