2024.9.15
パターシャフトの長さはすぐに慣れる?
2024.9.15
パターシャフトの長さはすぐに慣れる?
(3パットはないけれど)
息子のエースパターのシャフトが短いので、今週に入ってからシャフトを伸ばしました。通い続けている運動教室の近くに、これまた通い続けている練習場がありまして、そこのクラフトマンの一人に、MacGregor Golfに在籍されていた賢人がいらっしゃいます。当然のことながらL字にも造詣が深く、息子のエースパターもL字ですので、会うたびにアドバイスをいただいています*1。L字じゃない方がいいよ、というのがその一番のアドバイス。これは昔から言われ続けてきたこと。そして、シャフト短い!、というのもその一つ。こちらは最近。
ということで、火曜日にシャフト伸ばしをしてもらいました。なんと、当日、仕上げ。大量に家でパッテイングをこなした上で、今週後半はコースで確かめに行きました。息子の学校が本格的に始まりましたので、そのままホームコースの東宝調布で薄暮。最近スイングを整えるべく控え目だったラウンドでしたので心配ではありましたが、グリップの位置を入念に確認しながら、東宝調布でのいつものパッティングが出来ていたように思います。また場所は変わって、本日のラウンドレッスンのハーフラウンドでも3パットなし。パッティンググリーンで見ていても違和感を感じず。どちらとも慣れているグリーンですし、ヘッド自体は変わりませんし、1パットが少なすぎる感は否めませんが、一週間足らずで上出来です。私が言うのもなんですけども。
刻々と身長が伸びるので、理想を言えば、パターのシャフトもそれに合わせて0.5インチぐらいずつ伸ばしていきたい。なぜなら、ちょっとしたズレで前傾姿勢が変わったり、グリップする位置が微妙に変わったり、あるいは立つ位置が変わったりと、安定しなくなるので。身体と道具との関係性を崩したくありません。シャフトが最も短いパターはどのタイミングでその長さを変えるのか特に悩みます。他のクラブ同様、本人が感じる気持ち良さが邪魔をされたら次のサイズに、と考えていましたが、子供ながらに無意識に調整していて気持ち悪さがいつになっても生じません。
本人が感じる気持ち良さ、という言葉は登場しませんが、親子で何度も見返しているBen Crenshawプロの“The Art of Putting”。動画では、「スムーズなストロークをいかにするか」というのがテーマの一つになっています。ご本人は、それを達成する上で、「腕が肩からぶら下がっている感覚」に従ってボールと足との距離を調整しておられる。必ずしもボールの真上に目がくるというわけではないし、それが絶対ではないとのこと。ポイントは、スムーズなストロークを妨げない姿勢をとること。
パッティングに要求されるこの繊細な感覚がシャフトの長さに大きな影響を受けるのかなと考えると、また迷走しそうです。息子のシャフト伸ばし、これで良かったのだろうかと。仮に、「もう少し短い方がいいな」と息子に言われて短くしたり、逆に身長も伸びるから長めでなどとしていたら、身体と道具との関係が崩れてしまう。道具に合わせるというのも、なんだか...
ここは、MacGregor Golfで敏腕を振るわれた賢人の目の前で、「この長さが気持ちいい」と言った息子を尊重してこの長さで、と思いながらも、身長が伸びればすぐに短くなってしまうわけでして。キリがありません。これまた迷走しそうです。
*1 "Shaft Design | Scotty Cameron Putters," YouTube:Scotty Cameron Putters, 2022.6.2. 息子のL字をデザインしたScotty Cameronさんは、フレックスポイントまで考え抜かれている。Scotty Cameronさんが選びに選んだヘッドに合う特性をもったシャフト。それを切ること自体、躊躇してしまいます。他のクラブだと、切ってしまうと硬くなるとか、振り感が変わるとか、特性が大きく変わってしまうけど、「フルスイングするわけじゃないし、パターシャフトは別に切っても...」と考えていましたが、そんなこともなさそうです。感覚がすごく大事そうなパターというクラブ。切るしかないですけど。L字はシャフトの刺さり方が特異なのでさらに選択肢が少ないこともありまして悩みます。