2024.1.12
CLASSICへの憧れ
2024.1.12
CLASSICへの憧れ
(目線はクラシックカー?)
マッスルバックにロマンを感じるのですが、芯を外したときの手の痺れは冬にこたえます。特に平日のラウンドは薄暮からなので途中で日が沈み、さらに冷え込みます。痺れるレベルを超えて痛い。親子で応援している中島啓太プロですら痺れるわけで*1。もちろん私は季節を問わず一年中、痺れます。息子は今のところグローブをしない派。おそらくUSkidsのクラブの芯がとてつもなく広いのでしょう。いや、実は狭くて芯を外していないのだと思いたいですけども。
息子のラウンドのリズムを崩さないように、やさしいアイアンを物色中です。そんなところに偶然か必然か。昨日の朝、息子を学校に送る途中で、ガラス越しに私の好みのデザインのアイアンに出会いました。ひと目惚れ。お相手はタイトリスト。調べてみると、718CBというモデルでした*2。タイトリストの説明によると、“クラシックスタイルのキャビティバックアイアン”。現行のCBとは異なり、7番までタングステン・ニッケル内蔵。Jordan Spiethプロが愛用するT100アイアンと違って、全ての番手が軟鉄です。発売されたのは2017年9月30日。すでに廃番とのこと。中古品だとかなり使い込まれているモノばかり。
ガラス越しに眺めた718CBは展示用でほぼ新品でした。CBが収まっているキャディバッグは販売されており、こちらも素敵です。eBayで探してみると、タイトリストのレアものを中心に品揃え豊富なショップがなんと新品を出品しているではありませんか。5-Pまでの番手。5番は打てないから必要ないかなと思いながら、即、購入しました。ショップの場所はリトアニア。
今朝もう一度、ガラス越しに確認してみることに。クラシックな雰囲気で格好いい。ザ、タイトリスト。「パパ、これも難しそうだよ。芯外してイライラしない?」と息子。すでに息子は不安な様子。息子「AP2でいいよ」。同時期にタイトリストから販売された718AP2。CBに比べるとお助け機能が若干あるクラブで、かつてJordan Spiethプロが愛用されておりました。息子は昨年開催された IMG Academy Junior World Golf Championshipとその日本予選でも718AP2を使用しておりました。なんという偶然か必然か。
*1 「『23年度賞金王!中島啓太プロ』ついに登場!ジャパンゴルフツアー表彰式で6冠獲った男のクラブセッティング」, YouTube;堀川未来夢チャンネル, 2023.12.4. 何度見ても飽きません。中島さんがプロを目指したのは中学3年生。すでにその頃、日本大学の現役レギュラー・ゴルファーを相手にマッチプレーで悉く勝利していたそうです。中学生と名門ゴルフ部所属の大学生...
*2 「718CB」, 公式ウェブサイト;タイトリスト。 サイトには他にも廃番となったモデルのパンフレットもあって勉強になります。 著名なゴルフYouTuberのRick Shielsさんもベタ誉め(「NEW TITLEIST CB 718 IRONS REVIEW」, YouTube; Rick Shiels Golf, 2017.8.26)。私が会員として参加している 3up CLUB (公式ウェブサイトはこちら)。そこでメインキャスターをつとめるゴルフライターの鶴原弘高さんは、直進性の強さとそのやさしさに言及されておられる(「やさしい軟鉄鍛造アイアン。タイトリスト「718CB アイアン」, YouTube; スポナビゴルフ, 2020.5.21)。リトアニアから手元に届くまで期待は高まるばかりです。ただ息子がガラス越しに形状を見てすぐに「難しそうだよ」と放った言葉が頭から離れません。