2023.12.31
素振りの効能
2023.12.31
素振りの効能
(2024年のゴルフの目標は?)
親子でゴルフを始めた当初からスイングの場所はマットよりも芝。ますますレンジでの練習は減ってきました。芝でボールを打ちまくって生じる弊害を考慮しながらも、息子は芝上の方が楽しく感じており、毎回、遠足に行くような気分で家を出れる。ラウンドではゴルフ以外のことも沢山学べる。その副次的な効果として、身体にやさしいのかなと。身体が出来あがっていない状態で硬いマットの上で1日で何百球も打ち込むとか、素人的に考えても身体に良くないことを極力避けられる。大人の私でも腰が痛くなります。指も肘もおかしくなります、トレーニングしないと。石川遼プロもレンジでの練習よりもラウンド経験を重ねることの重要性をジュニアゴルファーに伝えております。
ラウンドで球が荒れたり気持ちよくスイングできないときは、家での素振りだけでは物足りないのでレンジに行きます。ただ、コースボールではないので弾道を確認してスイングを見直すなんてことが難しそうだなと素人なりに考えてしまいます。家でコースボールを使って超高性能な機材で弾道データを確認。癖が把握できるし、スイングは固められるし?、番手の距離も把握できて試合には活きそうですが。
でも、低年齢のジュニア期にやるべきことじゃない気がします*1。気だけではなくて、ホーム練習場でプロ中のプロにも言われました。「この時期に画面(おそらくスクリーンのこと)のなかでゴルフするな」「使いたいなら家じゃなくてコースにそれ(GCクワッド)を持って行け」と。なんでですか?、とは何だか恐れ多くて聞けませんでした… 他の、といったら失礼ですが、他のプロ中のプロも「今しか出来ないことした方が良いですよ」と。であれば、家では素振りが一番なのかなと*2。ボールや地面を叩いたときの衝撃もないですし。数字も弾道も介さず、自らのスイングと直接対話。
でも、レンジ練習場に行けば、そうした人との貴重な出会いもあるわけで。ということで今年の打ち納めは、練習場ということになりました。大晦日の朝ということもあり、いつもお声がけしていただく方々はいらっしゃいませんでしたけれども。振り納めは私の実家で。
*1 世界ジュニアでご一緒したタイのジュニアの親御さんによると、タイでは超低学年でもGCクワッドやトラックマンを使って数値と睨めっこしているそうです。曖昧でマジックワード的な香りのする「感性」よりも「データ」を、ということになるのでしょうけど、低学年ジュニアでそれが当てはまるのかどうか… 家でやるならスクリーンなしで(もしくはオフにして)、ワンスイングを大事に、スイング数は少なく。
*2 巨人軍の坂本勇人選手が学生の頃にされていたこと(「遂に坂本勇人登場‼︎】実は高校は行く所が無かった…プロ野球選手を目指すきっかけは?幼い頃からプロ入りまでに1番大切にしたのは〇」, YouTubeチャネル; 高木 豊 Takagi Yutaka, 2023.12.20)。高校2年生の時から素振りをしまくったそうです。おそらく大量な素振りも身体に負担がかかるので高校生から?。小学5年生のときから毎日走り込み。ということで、まだ息子は身体が出来ておりませんので素振りはほどほどに、私はトレーニングして素振りを多めに、そして2024年からは親子で走りたいと思います。息子は“65だせるように”、私は“90をきれるように”。
(打ち納め)