2026.4.12
音
2026.4.12
音
(球が高い...)
今日はラウンドレッスンでした。アプローチエリアで球を止める打ち方ばかりしている息子。低く転がす方法を先生に教えていただく。転がす打ち方についてはこれまで他のバリエーションもご教授いただいてきたけれど、寝たら忘れて60度で止める打ち方に戻ってしまう。もちろん、父が先生の言葉を繰り返して練習させている。ただ、下り傾斜やカチカチグリーンで止まらなければ技術がないと判断し、より止める打ち方を自分で探している。
そんな息子に対して、Rory McIlroyプロの転がしチップインバーディ@マスターズ2日目17番、に言及されてご指導いただく。息子の表情が明るくなる。バンバン試している。これは今日寝ても忘れなさそう。良い感触が得られたみたいです。明日、即、会長のところに行きたいな。
アプローチエリアで先生から打ち方を教わっていた際に、きちっとしたアプローチの正解を求めるというより本人の得意なものを磨くことや感覚的なものを大事にすることについてお話をいただく。息子は未就学児の頃から相当な時間を芝の上でのウェッジプレーに費やしてきました。庭の小さなスペースではなく、通常70ヤード&最長100ヤードまで打てる会長のところでバウンス4度の60度ウェッジでフルショットからチッピングまでやりまくってきた。マットで打つことは極力避けてきた。芝以外でやるならベアグラウンド。もちろんバンカーも。錯覚かもしれませんが、結果はともかく、最近、音が変わってきたように感じております。特に今日は、バックスイグでコックの量を減らした打ち方を試していて、明らかに柔らかい出玉で打てていて、音がすこぶるいい。
先生と息子とのやりとりに耳を傾けていて思い出したのは、マスターズ・ウィークということもあってか、Sam Sneadプロのお言葉。マスターズ3勝。アプローチにおける "カン" について。ご著書の中で、チップショットにおいてロフトの少ないクラブでそのロフトのままでボールを打つことに触れた上で、次のように極意を説明しておられる*1。
「この秘訣の最も大切なことは、ボールをホールに寄せることで、どこへどうやってボールを落としたら、ホールに寄せることができるのか "カン" で判断することが大切である(翻訳書, p.66)」
"振り" の大きさによる距離の打ち分けについて言及されておられるが、それはこの優れた "カン"があってのこと、だと思われます。振り幅は後からいくらでも身につけられそう。
パタ練&アプローチ練が終わると、レンジに移動し、先生のFlightScopeで番手の距離や傾向をチェック。インドアスタジオの計測器を新調されたそうで、これまで使われていたものをラウンドレッスンで使えるように。測定中、ドライバーはマン振り。ヘッドをトントンとして、左足をヒールアップして、まるでドラゴン大会仕様。逆に飛ばなくなるという… もっと丁寧にスイングしてくれ、バランスよく。
息子のスイングを撮影しその分析画面を見ていて、やはりクラブが短く感じる。USKidsの身長計(注: 靴を履いた状態)だと、次のクラブサイズ、54に到達している。限界はあれど、短めで、とのスタンスでこれまでやってきた。そうであっても明らかに短い。フェアウェイウッドを構えてもヘッドを隠せばショートアイアンを持っているかのよう。明日から新クラブを本格的に試してみよう。
ランチ後にクラブの会長さんから温かいお言葉を頂戴する。先生とパッティング大会をしてからの、ラウンド直前には、メンバーさんが後ろのベンチに腰をかけて見つめるなか、60度のウェッジで70ヤードの看板に連発でキャリーさせる。そして1回の大ミスを挟んで、看板付近にボールが集まる。「上手いな」とメンバーさん。サングラス越しにニヤニヤしている。これは今日のハーフラウンド(INコース)に期待が持てる。
結果は赤ティで38。カレドニアンでの赤ティ、ベストとはいかなかったけれど、「過去最高の内容」と先生から評価をいただく。スコアではなく、内容について。18番パー5では、6Iで池越え、グリーンにキャリーしてなんとか止まる。息子によると、「同じパーでも、楽ちんパーが増えた」「バーディチャンスをたくさん作れるようになった」とのこと。
L字については、3パット無しで、変な癖がないとのことで、これならまだ使っても良い、との先生からお墨付きをいただき、息子は「やった!」となりました。ただL字を手にすると、どうしても過度にボールを後ろから覗き込む形になり右に体重がかかってしまう。息子が一目惚れしたClassics Newport(1995年)のリペアが1ヶ月ちょっとで手元に届くはず。地味練ではなく現場で使いたいパターがクラシックL字以外でようやく見つかった。パターもそろそろ併用・移行となるのかもしれない。
息子たちの組の前ではメンバーさんと研修生がラウンドされていた。クラブハウスの前で最終ホールを眺めておりましたが、その研修生の男性、とんでもなく高い弾道でグリーンをキャッチしておりました。ラウンドを終えると挨拶してくださり、ラウンド中、後ろを振り返って息子のプレーを見てくれていたそうで、「いい球打っていましたよ」と褒められる。もちろん、あとで息子にもそのことを伝える。「やばいね、あの人(注: その研修生さん)、音がやばかった」と息子。
親子で音ばかりが気になった1日となりました。
*1 Snead, Sam (1950), "How to Hit a Golf Ball," Allan J. Hall (ゴルフマガジン編集部訳, 『ゴルフ上達の秘訣』, ベースボール・マガジン社)。翻訳書に推薦の言葉をよせているのは、日本アマチャンピョンの新田恭一さん。いや、息子とつながっている。ちなみに、本書に印字された当時の値段、150円。「リラクゼーションを離れてゴルフはあり得ない」、「ダウン・スイングはゆっくりと始め...」などなど、要するに「Balance - Relaxation - Comfort」とSam Sneadプロ。息子に反芻させなければ。