2026.10.31
縦と横のつながりを得られるジュニアの聖地
2026.10.31
縦と横のつながりを得られるジュニアの聖地
(この笑顔、このためにゴルフしてるんじゃないか)
今週は息子の学校が休みだったのでいつもとは違う平日を過ごす。会長のところは皆勤賞。一昨日、昨日と午前中は私用のため、午後に会長のところへ。会長が久々にラウンドされたらしく、なんとエージシュートを達成。80切りなんて私からするとありえない。 3パットなし。なんでスコアが出るのか、その要諦を会長のラウンド内容を踏まえて息子にも伝授していただく。同時に、ここでの練習の質を高めるためのアドバイスもいただく。指導料1分1万円のところを無料で。
今日はジュニアの聖地、北谷津ゴルフガーデンで丸1日過ごす。息子の意思を尊重して。私とではなく、ジュニアさんと練習したいらしい。当たり前か。到着後、お久しぶりですね、と受付で声をかけられる。父「週末、ここに来てしまうと息子がパパはプレーするな!とうるさくて。せっかくの週末に私がプレーできないので来づらいんですよ」と返して大笑いされる。
まずはレンジで整えて外に出ても、なかなかジュニアさんを誘えず、しょうがなく父とラウンドすることに。息子の表情がなくなる。無の境地。
東コース。3番まで私も息子も1アンダーで来ていたのに、4番で父がトリを打ち、万事休す。息子はその後、ボギーがひとつ来てしまったものの難しいあがり2ホールを連続バーディ。2アンダー。
息子の表情が無のままなので、これはマズいと思い、周りを見渡すと背の高い女の子がいるのを発見。明らかに年上だろうなと思いながら恐る恐る声をかけてみて、快諾していただき一緒にラウンドすることに。相手からしたら断りづらいよな... 小学5年生のお姉さんと2サムでまずは西コース。父は帯同に切り替える。父は1日パスを購入したけど、パパは北谷津でプレーするべきでない、という息子の意思を尊重して東コース1周で終了。
北谷津カフェでお昼ご飯を一緒に食べて日々のゴルフライフを共有し、食事後は年下のジュニアさんお二人が加わって4サム。女の子とラウンドすると何故かスコアが伸び悩む息子。午後はスタートホールから叩き、イライラな感じでプレーしていた。年下の子もいたので良いところを見せようとして力入っちゃうのかな。球を曲げてオンさせようとしている雰囲気がある。技を見せたいと言いますか。ただ単に散っているだけかもしれないですけど。
その後は、同級生の男の子が加わり、最後は二人で薄暮ナイターラウンド。ようやく、普通の感じに戻ってきた。結局、東西連続での18ホールのベスト合計スコアとしては、2アンダー。ボギーフリーで回ることがなかなかできない。息子は西コースで手こずっている。木が立ちはだかって景色負けする&技量負けするホールがある。やはり北谷津は鍛えてくれる。ベントで止まりやすい本コースが多いなか、それに慣れきってここに来ると、短い距離のチッピングですらピンを華麗に超えてゆく。もちろんパターも。ちゃんと打たないと持っていかれるし、打ちすぎると遥か彼方に転がっていく。
帰宅後、インスタをチェックすると、嬉しいお誘いが。これで2026年のゴルフライフは最高潮を迎えて締められる。なんて息子は恵まれているのだろう。我々親子にとって、この低年齢時期に年上と一緒に試合をすると色んなところで無理が生じるはずなので(注: 息子と私の性格を踏まえると&2月早生まれの息子)、完璧なまでに避けてきた。もともと調べ上げていたことではあるけれど、2度のUSKids@アメリカ、1度のUSKids@スコットランド、でのフィールドワークを通じて得られたもので確信に変わる。特に30年以上、アメリカPGAツアーのてっぺんに上り詰めたプロもそうでないゴルファーも小学生の頃から現場で見続けてきた賢人たちからの教え、そして提示されたデータに対して私には反論の余地がない。それに、国内でレギュラーツアーに出るまでのゴルファーを育てた親御さんたちからも「今、R君の歳に戻れるなら...」と、これまで何度もアドバイスをいただいてきた。それは以下の話とも絡んでいる。
レンジで球数を増やせば目先の結果がついてくるのは重々承知。今の時期にドライバーをジュニア用から切り替えて、大人用の高性能ヘッドかつロフト11度前後、シャフトは長めで少々硬めにすれば安定&バカっ飛びするのも重々承知。アイアンも硬め重めで道具かなり主導でノロノロスイングでバランスよく振ればこの時期は安定するのも重々承知。ロフトは立てる。シャフトは硬く。長めのシャフトをかなり短く持つか、そのまま持つか。違和感の芽を育てるのか、横振りの誘発か。
将来身体が成長しパワーがついてスピードトレーニングして "ヘッド" スピードが上がったところで球は散る。将来、同じヘッドスピードが出ていたとしても、その根源、中身が違う。小さい頃にスピード能力を鍛えるべきだと賢人たちが考える理由のひとつがそこにある。ゴルフを遅く始めるメリットはそこにもあるかもしれない。ジュニア用クラブか大人用のクラブかなんて表面的な議論は意味がないと思う。特にヘッドの重さについて、既存の多くの大人用クラブだと限界がある、というだけのこと。あとはその大人用の道具で工夫の余地はある。アイアンのロフトはタイガーロフト。ライ角はびったり合わせる。クラブの個体差は極限まで抑える。これらはジュニアクラブでも工夫すれば実現可能。
手元のスピードを上げずに安定させる。ノロノロでバランスをとる。飛距離は道具に任せる。年上と張り合ってスコアを求め続けると、我々はそうなってしまう、というか私がそうなってしまう。それ以外に勝つ手段が見出せないから。息子は出るからには試合で勝ちたいと思っている。勝てない試合なら、試合じゃないところで普通にラウンドしている方が良い、と息子は考えている。ただ私が思うに、友達との輪が広がったり得られる楽しみは真剣勝負の試合に軍配があがる。それは仕方ない。試合で課題を見つけてくるのも大事。ただ厳選して同級生との試合を息子に提供することはできる。わざわざ年上に挑まなくても。一方で、年齢でいう縦のつながりを得るには試合とは別のところでわたくし父が用意するしかない。
試合であってもPGAジュニアリーグのように年上の子たちと戦うとはいえチームメイトに年上の子がいるとその子に頼れるので無理は出ない。道具に頼らずとも、貢献できる余地は少ないけどあると思う。チーム戦なら縦のつながりも得られる。だから大事にしたい。たとえ、息子の年齢ぐらいでそれが国内でもっとも勝ちたい個人戦へとつながる試合であったとしても。