2025.9.21
バレエダンサー&ゴルファー
2025.9.21
バレエダンサー&ゴルファー
(なんで足がこうなるのか)
昨日は帯同だけだったのに身体が疲れすぎて寝つきが悪い。父は完全に寝不足。ボッとしてしまった1日。息子は朝から爽快で、2週間ぶりのラウンドレッスンでした。朝アプローチエリアに社長出勤した息子。すでに練習されている皆さんから、なにやら笑われている。息子には意味が分からない。でも私はあれだ!と勘付く。その理由を、息子はアプローチ練習後のレンジで知ることになる。
レンジでドライバーを振りちぎっていると先生から「腰がキレてるね」と。褒めていただいたのか苦言を呈されたのか… インパクトからその直後に左足がピピンっと伸びている。高速ヒップターン。私には、身体がはやく開いちゃっているように見えつつ、ハンドスピードがかなり出ていそう。
昨日、振りまくってたからね。北谷津でその様子を見ていただいて今日のレッスンに参加されていた高校生のお兄さん。スイング中に振りちぎりすぎてその場でバキッと骨折したジュニアさんがいるという話を聞いて内心ビビる。
めちゃくちゃ背が高いというわけでなくても世代で1番飛ばす子もいる。怪我のことや飛ばしに関して昼食中にお話を聞いた後、息子の午後ラウンド中にふと思い出したのは、一昨年訪れたアメリカでの話。息子と同世代のジュニアさんを持ち、そのお兄さんが伝統ゴルフ部でバリバリ活躍しているパパから聞いたこと。飛ばす子はジュニア初期から飛ばしてたし、初期の頃に飛ばない子はその後身長が周りの子より頭抜けて大きくなっても試合で飛ばない傾向にある。この点、例外もあるのでしょうけど、私には腑に落ちる。但し、道具に頼りすぎた飛距離は除く、との条件つきでした。たとえば小中学生だとシャフトの長さは実質、上限はないようなもの。
コントロール優先、見た目の綺麗さ優先だと、身体がデカくなて振れるはずなのに振れないのかもしれない。特に現場で。表現、意味がチグハグしますが、振れまくれてから後(のち)コントロール能力を磨き上げるか、コントロールしまくれてから後(のち)とてつもなくはやく振るようにするのか。どっちも高次元で、というのは理想としてあるけれど。
今日のラウンドで息子はパッティングが下りで強めに出ていた様子。ボールの線を合わせることに気をとらわれすぎていたみたい。ささっと打つ昨日とは正反対。加えて、パッティンググリーンでの一発目から下半身の安定性が欠けている。ショットの影響なのか、この動作が本人にとって気持ち良いのだろう。たださすがにこれだと打点が安定しない、とは私でも思う。クラシックL字でそれははっきりと認識可能。
Jack Nicklausプロのように左足をヒールアップし(息子の場合は左膝が内側にあまりこない)、Scottie Scheffler's Dancingの独自バージョン(左足が限界まで回転しそれに右足がつられる)をレッスンの場で表現する息子。状況によってはベタ足を自然とやる時もありつつ、基本、右も左もヒールアップ王子。
「バレエ(ダンサー)だな」と先生(注:バレリーナは女性ダンサーを指す言葉だそう)。そうなんです、先生には直接お伝えしていないですけど、2年前からバレエを習ってるんです。もっと多くの時間、バレエのレッスンを受けたらゴルファーとしてどうなるんだろう。バレエは本人の意志で始めたことなので、「ゴルフする時間をもっと確保したいなぁ」などと私の誘導によって辞めさせることは絶対にありません。むしろ続けてもらいたい。続けることで見えてくるものがあると思うから。せめて小学生までは。
今日は関東ゴルフ連盟(KGA)のジュニア育成の話、ご縁をいただき、まだ3年生ながら世界が広がりつつある予感。これも、ひたすらゴルフを続けてきたからこそ。息子のおかけで私の見る景色がどんどん広がる。