2025.9.2
心の底からゴルフを愛している人
2025.9.2
心の底からゴルフを愛している人
(東宝といったらゴジラ?)
およそ2ヶ月ぶりにホームコース(と我々親子が勝手に思っている)東宝調布スポーツパークでラウンドしてきました。学校始まりの今週はイベント盛り沢山でラウンドしない予定でしたが、すきま時間が生じると自然と足がコースに向かってしまう。おっ、今日行けそうじゃんと。
ラウンド前にサクッとレンジで整えていたら、隣打席のおじさまに声をかけられました。「はっあ!こりゃすごいね。(おじさまの倶楽部で?)クラチャン絶対とれるわ」。以下、褒め言葉が続く。さすがにバックティじゃ無理ですけど、赤ティなら可能性あるのか。倶楽部のメンバーになったことがないので、クラチャンなるものがいかに凄いのか実感できず判断しかねます。
そのおじさま。難しそうにみえるアイアンセットにフットジョイのカッコいいシャツ。しかもめちゃくちゃ上手い。おそらくクラチャンをおとりになられたのでしょう。見るからにアスリートゴルファー。最後に「こんなに上手いんじゃ、お父さん、もっと練習しないとね」とのご助言?ご注文?も。
話が一旦それますが、息子がゴルフをしていると、「今の男子プロは稼げないのにな」「あんな小さな体で振り回して壊れないのかね」「プロになるんならまずは身体でかくしなきゃ話にならんよ」「親が大変だな」「子供はゴルフ好きなんだかね」などなど、技術面の未熟さの指摘を含めて、遠くから息子にも聞こえるような声でブツブツ言う人があまりにも多い(ゴルフに限らず、おそらくどのジュニアスポーツも芸能の世界もアーティストの世界も同じだと思うわけですけど)。ほぼ例外なく私より年上の男性。言葉を前向きに解釈すると、わたくし親がググッとこの世界に入り込んでしまっているので、たしかにな、そう思われても仕方ないよな、というところも少々あり、視野が広がることも無きにしも非ず、ただ。
私だけに届くような声の大きさなら何も問題ないし、私はキレないんですけど、息子が気づく大きさで声を出されると大変迷惑です。今日みたいな暖かい声をかけられるとホッとします。冷ややかな目線を送る存在とは対照的に、ほんとうにゴルフが好きな人なんだと私は思います。話をしていて楽しいし、勉強になる。
今日の薄暮ラウンドのテーマは、攻めまくること。全部ピンを狙う。長めの4番ホール以外は全部バーディを狙う。要するに100%のショットができると信じて保険をかけない。結果、バーディ4つ。スコアは... 非公開で。徹底して攻めるので、叩くところは叩く。その4番ホールで2打目が楽々アイアンでオン、ここもバーディを狙えるようになってきた。2グリーンの東宝調布。今日はベントグリーンではなく硬めのティフトングリーンだったので球が弾かれ、思うようにピンによらない。基本フラットなコースだけど、攻略はなかなかできない。
今日は9ホール。ここが我々のホームコースだと改めて認識した1日。千葉に半移住した夏休み。2ヶ月もあいだが開くのは今回が初めてだったので、その価値というか大切さをより強く感じました。ちなみに、東宝調布で先ほどのような冷ややかな目線のもと負の声に接したことは一度もありません。こんなに長く、何回も訪れているのに。確実に、我々親子が一番長く過ごしてきたゴルフ練習場&ゴルフ場なのに。