2025.7.22
楽しさと両立すべきもの
2025.7.22
楽しさと両立すべきもの
(Scottie Scheffleプロの真似、できず)
まだ訪れたことないショートコース巡りを再開しました。今日も「レンジとコース、どちらがいい?」と息子に聞くと、即答で「ショートコース」。コースじゃなくて、ショートコース。サクッと回れて帰りに会長のところに寄れるのが気に入っているのか、本コースだと平日とはいえ高いので父に気を遣っているのか(父が日々ブツブツ言っているのが耳に届いているはず)。ショートコースで磨ける技量があることには間違いありません。
ゴルフプラザサンライズ。2年前に世界ジュニア@サンディエゴでご一緒させていただいたジュニアさんのインスタで触れ、週明けに即、ラウンド。もしかしたらラウンドしているかもしれないという淡い期待を持って。
最長140ヤードの9ホール。練習場をぐるっと取り囲むコースレイアウト。グリーンが極小のホールがあり、しっかり打てればベントグリーンなので息子の球筋でもとまる。グリーンを外せば多様なライからアプローチできるのでとても練習になります。どデカい池ごえもあり楽しい。各ホールの特徴の差がある。ランチはハウスのレストランで、私は焼き地鶏どん、息子は冷やしラーメン。美味すぎて、地鶏はほとんど息子に奪われてしまう。私に残された焼き鳥は一欠片だけ。高タンパク質、低脂肪。
今日のラウンドの反省も兼ねて、日没前に会長の練習場に直行。夕陽で大きな陰が出来ていたので涼みながらショットを重ねる。昨日会長から言われた通りに、ピンから20ヤード、そこから5ヤード刻みで後ろに下がって徐々に距離を伸ばしながら丁寧に練習。さらに狙うところを毎回変えてランダム練習。同じ動作を繰り返すのは(例えば20ヤードの距離から300球連続で同じ動作で打つとか)、もう少し後になってからと思っております。理由のひとつは、今の息子にとって楽しくないから。どちらが寄るのか私とゲームするのが日常茶飯事。
帰り際にHプロから一言いただきました。「今は楽しく、ゴルフが嫌いにならないように」と。上を目指すなら15歳ぐらいからギアを上げていけばいいだ、と。いつも忙しそうなので、息子のスイングどうですかね?と助言をいただくタイミングが上手くつかめず、バカバカ親子で打っているのですが、これはこれで楽しい。息子の笑顔が絶えない。
その姿を見ながら、やっぱりこれでいいだよな、と自分に言い聞かせつつも、Hプロと会長から同時に次のようなお話もいただきました(これまで何度も聞いている話ではあるのですが)。先週末、明治安田レディスでアマチュア最高位となったお姉さん。小学生時代、お二人がこの場でその練習の姿を見続けてこられた。
お二人曰く、「ゴルフに対する姿勢が他のジュニアと全く違った。次元が違う」。
ゴルフを始めたのは小学4年生、そのお姉さん。一方、未就学児からゴルフをやりまくっている我が息子。そのお姉さんが会長のところに訪れた歳(小学4年生)までまだ半年ちょっとある。その姿勢に近づくことができるのか。私がもっていくのではなく(意味がないし、やりたくない)、もちろん本人の意志で。楽しさだけじゃ、上に行けないだろうと思ってはいました。
「ゴルフが嫌いにならにないように」と息子へと投げかけられたHプロの言葉。それは私にも投げかけられた言葉でもあるように感じる。私自身が好きであり続けること、そして息子の楽しさを奪わないこと。
ショートコースにくると楽しさが倍増します。