2025.5.28
European Championship 2025、2日目
2025.5.28
European Championship 2025、2日目
(ラウンド後に最終ホールで)
今日は雨が降らず風だけで穏やかにラウンドできました。私は高熱で体調不良。あらゆる関節が痛む。でも息子のゴルフがまあまあ安定していたのでラウンド気分は穏やかでした。風もそこまで強くない。これはメンバーさんが言う微風でしょう。もう慣れたのか。
でもスコアを伸ばせません。距離は超短いけど、ホットバンカーや谷、ド傾斜フェアウェイがあったりしてティーショットで短い番手を持たされてしまう。で、長い番手でグリーンを狙わざるを得ない。止まらないかグリーン前の凹凸に跳ね返されてショート。攻略するのに技量が少なすぎる。運任せ。ピン手前だったらゴルフにならないと思う。数ホールは手前ですけど、そこは8歳にちゃんと配慮している。今日は早々とホットバンカーに捕まりました。細心の注意をしてナイスショットだと思ったのに。横に出すだけ…
2日目の組み合わせはインドとイギリスのジュニアさん。インドのジュニアさんは同年齢のアメリカの強者ジュニアさんがほぼみんな出ているんじゃないかと思わせる昨年のUSkids World Championshipで2位(息子はT24位、圧倒的なスコアの差)、昨年のEuropean Championshipは唯一のアンダーで優勝。今年の世界ジュニアはインド国内予選を勝って代表として出場予定。イギリスのジュニアさんは昨年のWorld Championshipも出られていて、昨日は-2。飛びまくってました。暴風でどこでバディー取れるのよ。確実に取れるホールがない。うまく転がれば9番ホールだけかな。左足下りで山を越える高さを出せる技量があって2打目のライが良ければ谷底からイーグルもあり得る。
ラウンド後、3人はスロープレーになりそうだと注意されました。「明日から気をつけてね」と。ジュニアの試合なのに厳しい。確かにうちの組は遅かったと思う。これも良い経験。風が強いので番手選びに迷うんです。地元のジュニアさんですらそうでした。ここだとおそらく息子はかなり遅い部類に入ると思います。キャディのせいでもあるので反省。私自身の勉強にもなりました。
ドライバーでコロコロ転がして飛距離を稼いで短い番手で寄せる、というジュニアでスコアが出やすいゴルフは全く通用しない。無風でも無理かな。このヤーデージ、長年経験を蓄積した主催者の力量。
明日は大雨&暴風の予報です。スタート時は風速10mの予想。昨日今日のラウンドのスコアを足して息子はUSkidsのステータスが最上位になったので、明日は攻めるゴルフに戻れます*1。「攻めてスコアが出るのか試したい」と息子。優勝を目指すなら昨日今日のゴルフでいいんでしょうけど、いや最終日なので安定系では抜かれるかもしれないし。どうも制限されて楽しくない様子。美浦での負けから無理しないゴルフにも力を入れてきました。これが昨日今日のゴルフ。確実に進歩している。
大叩きすれば自分のゴルフがそこまでだということで今後のゴルフにいきるだろうし、スコアが出れば自信になるでしょう。攻めてどこまでスコアが出るのか見たい気持ちが私にもある。勝って欲しいけど、悔いのないゴルフをしてもらいたい。
ラウンドの前も後も3人でバッチリ記念撮影。イギリスのジュニアさんのインスタストーリーズにアップロードしていただきました。こういうレベルのジュニアさんの輪に入ってそこで踏ん張り続けて欲しいと願うのは親のエゴなのか。息子の表情を見る限り良い時間を過ごせてると感じる面もあるけど、気合いが入り過ぎて息子が置いてきぼりにならないように。
*1 Priority Status, US Kids Golf. レベル1から14まで。ローカルツアーや地域の大きな大会で順位もしくはスコアでレベルを上げることができる。ローカルツアーの場合は、1位になってもスコアが70以下じゃないとレベル14にはならない。World Championshipに次ぐ今回のEuropean Championshipへの参加資格は高くない。World ChampionshipはBoy8だと例年レベル12以上は必要。スコアでいうと70以下がレベル14で、レベル13が1アンダー、レベル12はイーブン。つまりWorld ChampionshipのBoy8に出る100人近くのジュニアさんは、イーブンで回ることができている。レベルは非常に高い。世界ジュニアの低年齢カテゴリーで優勝した地元のジュニアさんはWorld Championshipでは10位前後だった。アメリカの上手いジュニアさんがたくさん出ている感じ。これは昨年一緒に回ったアメリカのジュニアさんのパパも強調されていた。コースと向き合ってそこでイーブンもしくはそれを切るゴルフを求めるスタイルは素晴らしいなと思う。対するは相手じゃなくて(意識はしますけど)、コース、自然環境。