2025.4.23
東日本決勝、3日前
2025.4.23
東日本決勝、3日前
(どこに行っても60度ばかり)
今日は夕方からインドアで練習し、夜に茨城県入りしました。息子は My 枕を持参して即寝。私は横でひっそりとキーボードを叩いております。
なぜ練習ラウンド前の最後の練習にインドアを選んだのか。しかも個室を。これまでの経験で、息子は個室インドアだと周りの目が気にならないのでブツブツ言いながらスイングに集中するはず。外でもブツブツ言っていますが、その量と大きさが全然違う。要するに、自分との対話に集中できる環境なのです。私が横で後ろでと、うるさくなければ。試合前にフィーリング磨き。
弾道計測器で測ると、ダウンブローの度合いがここ最近、さらに強まっている息子。すくい打ちの私からすれば羨ましい限り。でも悩みがある。その一つが、番手ごとの距離をちゃんと把握できなくなっていること。身体が成長してスピードが上がってきたこと加えて、特にインパクトでロフトがヨリ立って入ってきている。
愛用の7番アイアンのロフト角は37度。クラシックロフト。私としてはロフトがあるクラブを使ってそれを立てて打つことがジュニア低年齢期には大事だと思って、一時彷徨った時はありましたけど、ロフトがあるクラブ選んできました。ドライバーを含めて。37度の7番アイアンですくい打ちしたもんなら、ロケットのように打ち出しから高くなって飛ばず、弱々しい球が目の前に現れます。だから感覚的に上から打ちたくなる。
そもそも息子の場合はゴルフを始めた当初から、地面あるボールを棒で叩こうとすると棒の先端を真っ先にボールに当てようとする動作はあらわれず、ピコピコハンマーでモノを叩くように手・腕をしならせて棒の先端が手元より遅れてボールに触れる感じでした。自然にハンドファースト、ダウンブロー。すくい打ちはウェッジでの特殊ショットを除いてあまり見ません。でもここ最近、それがさらに強くなってきていて距離が掴めない。強すぎるのをおそらく嫌がってインサイドアタックの傾向を直感的に強めてダフリ傾向になるケースも。そうすると距離が落ちる。距離が掴みづらくなる。
美浦はキャリーでの距離感掴んでおかないとバーディーは遠のいてしまう。コロコロ手前からだと、ほとんど運任せ。これまで弾道計測器をラウンドに持ち込みコースボール&芝&広大な自然環境で把握してきたつもりでも日に日に変わる距離。技術の問題がもちろんあるわけですが、そうなるとますます「ピン、ド真ん中」呪文の重要性が高まりそう。でもリズムが崩れるかもしれない。
個室インドアの別の良いところは、メトロノームを使えること。イヤホンを使って外でもできますが、小3男子がイヤホンをしてゴルフしたら浮きそうで。打ち急ぎ阻止。タイミング、リズム、テンポ。
日曜日から今日まで完璧にスケジュール通り進んでおります。私は持ち込んだルールブックを再読してから寝たいと思います。
*1 “超私的な考案 なぜ男子プロはロフトが寝ているアイアンでボールが遠くに飛ぶのか!?,” Analyze, 2017.10.10. ちなみに、アメリカ男子ツアープロの平均値は、7番アイアンのアタックアングルがマイナス4.3度、打ち出し角が16.3度。詳細はこちらの記事から。Kerr-Dineen, Luke (2019), “This is how far PGA and LPGA Tour players hit it with every club,” GOLF Magazine, 2019.4.23.