2025.4.11
スイング磨き以外の点
2025.4.11
スイング磨き以外の点
(お爺ちゃんにラインを教える孫)
沖縄合宿を通じて得られたものに考えを巡らせて更新が滞っておりました。今の練習量だと長期的に見て上を目指すのは難しいこと(注; めちゃくちゃ上のレベル)、まずは身体を強くと考えて玉打ちを横に置いて "遊び" に取り組んできましたがおそらくこれも中途半端(理想; どっちも高次元で)、そして試合から逃げていたら得られるものは少なく&どんどん突き放されていくだろうなということ(本題)。3月の大日向の予選に出て良かった。
最後の点については、賢人たちから聞いたり、今のアメリカPGAの若手トッププロの幼少期を調べたりするなかで、これまで私が考えていたことが完全に否定されてしまったことと関わってきます。ご意見をいただきたいので詳細はいつか共有したいと思います。
まだ試合なんて先でいいし、親子で疲弊しちゃうよなぁ、などと、持論(結構いい線いってると思っております、後日)にしがみついている感も多少ありますが、中学生頃にパッと途中から加わってサラッと上に行ける世界ではなくなってきている。サラッと見えたとしても、その子は結構な数、試合に出ていて、ただスコア的に上位にいなかっただけ、小さい頃から試合には参加されている。あるいは、クラブを握ったのが本当に遅くて、鍛錬されて先発組(先取り組を含む)をのちに追い抜いていったけれども、試合には始めた当初からバンバン出ておられる。最初は勝つのが難しいのに。今試合に出たら負けちゃうからやめとこう、という気持ちはおそらくゼロ。
この持論の否定とは関係ないですが、試合に出ないと今回の出会いや経験は得られなかったわけですし、低年齢向けの試合に対して親がちゃんと姿勢を維持していればマイナスは少ないと思った次第です。プロを目指していないのなら、なおさら。アメリカに渡ってトップを目指すなら、なおさら。
義父母に頼り切りの半移住生活を始めて2ヶ月ほど。義理の父との親子3世代ゴルフが完璧に実現されております。ゴルフ時間が増えつつあるかな。昨日は近くのホーム、アプローチ練習場は貸切状態(なんとメンバーさんが早朝にお一人)でやりたい放題、遊んできました。これがメインで半移住をしたわけで。親子ゴルフの拠点。
今日は学校が休みなので、義父をつれて美浦ゴルフ倶楽部に行ってきました。予報では午後から大雨。それを聞いても、義父はぜんぜんOK。試合を控えた孫の気持ちを理解されている。わたくし父の気持ちが反映されているかも。
親子3世代でゴルフを楽しむ。それが実現されただけでも息子とゴルフを始めた価値があったと思うし、今回の沖縄合宿のように、高めあう良き友と出会えたことで日々の生活が充実したわけですから、息子の技量向上や試合結果はさておき、まずは感謝。ようやくそれに気づきつつあります。
今日の親子3世代ラウンドは今月の試合に向けた準備でもあります。私も息子を勝たせようとやる気満々です。「Rが負けたらパパの書いているやつ、読まれなくなっちゃうよ」と息子から気を遣ってもらう有様。そりゃ、気合いも入る。でもお爺ちゃんの方が明らかに気合いが入っている。レベルが違う。勝つためにどうすれば良いのか、考え抜いておられる。ラウンド中に共有。
今日のラウンド。雨はほとんど降らず無風だったのにバーディーラッシュとは程遠い... パー狙いのゴルフは大日向で、親子でこりごり。大敗の可能性が高まりますが、息子の攻めるゴルフを貫いて欲しい。美浦でそれが可能かどうかはさておき。じゃないと息子にとっては試合に出る意味が半減してしまう。
ラウンドせずに地味練していた方が長期的な技量向上(スイングの点)には良いのでしょうけど、試合を控えたラウンドでさえも(いや、本番よりこっちの方が?)得られるものは大きいし、スイング(再現性向上)以外のところで蓄積されるものが明らかにある。ラウンド以外の過ごし方においても密度が濃くなる感じがする。本当の意味で試合を意識しないでのラウンドと比べると差は歴然としている。
息子がそれらに触れ、蓄え、育てていく重要性について、試合が生活に組み込まれてから段違いに身に染みます。親子3世代で楽しくラウンド、それでも充実しているのに、さらに3人で真剣に向き合うなんて素敵だなと強く思った1日となりました。