2025.4.1
短さの弊害は?
2025.4.1
短さの弊害は?
(意外とスピードは上がる)
ドライバーのシャフトを20日前ほどに2インチ長くしたのですが、早々に元の長さに戻します。理由を言っても誰も喜ばないと思うので差し控えます。若干短いので、おそらくすぐに戻しますけど。
この意図せざる変更の理由とは別に、短くてもギリギリに持たず、グリップエンドに隙間をもうけて握るのであれば、当たり前ですけどちゃんと短く、なぜかインサイドアタックの度合いは若干弱まりますし、「ビューンと振りやすい。気持ちいい」と本人が言っているので、その下の番手とのつながりも考慮して良しとしましょう。昨日、ラウンドの途中で切り替えましたが、その後はさらに気持ち良く振り抜いているようでした。一緒にラウンドした義父も「問題ないでしょ。方向性向上」とのこと。
ちなみに昨日の3世代ゴルフの場。同世代のジュニアさんがいて、レンジでそのスイングと弾道のキレに驚きました。パターも明らかに息子より軌道が安定している。でもお聞きすると、本当?と疑うほどゴルフを始めたのは息子より全然遅い。2度も同じことを聞いてしまいました。このサイトで触れてきましたが、もう息子の先取り学習効果はゼロに近い。そのジュニアさんのセンス、と言ってしまえば焦りませんが、それだけではなさそうで。その光景に触れてからのラウンドだったので息子の真剣さがいつもよりも増していたようでした。
飛ばし屋のRory McIlroyプロ。かつて44インチの短いシャフトを使っておられた。その理由は方向性重視*1。その後、テーラーメイドの技術進化によって長くても左右にヨリ散りづらいヘッドができ、45インチに戻されたそうです*2。短くしても飛ばせるRoryプロなので、息子Rに話を置き換えることはできませんが、飛距離は落ちていないどころか、あきらかに振りやすそうです。適正なる長さがあったとして、おそらくそれよりも短め。USkidsが位置付ける "エリート" ジュニア以外のジュニアにとって、USkidsの身長別のおすすめの長さ。Rはこれでピッタリ。背伸びしすぎたか... これは後付け感ありで、本当は戻したくない気持ちもあったのですが。
今日はその短めのドライバーをセッティングに入れてレッスンに。久々です。今月、来月と試合を控えているので、大きな修正はなかったのですが(試合がなければ...)、やはりインサイドアタックの程度はアイアンも含めて強い傾向。ダウンでシャフトが寝る動きもなかなか直りません。形だけなら実現可ですが自然に、とは難しい。癖にまで昇華しない。発育とともに徐々にで良いのかな。
始動、トップまでの頭の位置、ハンドファースト、打ち込み具合は、実に自然で、惚れ惚れするほど素晴らしい。どんどん私との差が広がっていきます。今日も疲れて私はレッスンを受ける状況にあらず。取り返しがつかなくなる前に見てもらわねば。間違った方向で練習は避けたい。その前に、私のシャフト、大丈夫だろうか。ベンタスに元祖DG。
*1 "距離が伸びたオーガスタ。短尺1Wにしたマキロイがそれでも有利な理由," ALBA Net GOLF, 2023.4.6. マッチプレーでの計測ではあるものの、0.5インチ短くしてもヘッドスピードは下がるどころか上がっている。息子は2インチ短いのでさらにスピードは上がる、わけない。 逆! まぁ、本人の気持ち良さと方向性重視ということで。物理的に長ければスピードは上がりますけど、本人が振りづらく感じていると、抑えて振る感じは否めません。試合@大日向でもそんな雰囲気がありました。ドライバーで合わせる感じ。それがすべての番手に波及して、ショートにつながっていく。