2025.3.11
世界ジュニア予選に向けて
2025.3.11
世界ジュニア予選に向けて
(PWと6I)
何度か書いてきましたが、今年に入ってからゴルフ時間が激減しております。特に最近は息子が新たに見つけたカートの存在が大きい。昨日はゴルフ日和だったのにサーキットに行きたいということで、CITY CIRCUIT TOKYO BAYで走りまくってきました。キッズカートだけでは飽き足らず、野外コースで(運転は身長150センチ以上から)、フルフェイスヘルメッドを被った息子を二人乗りカートの助手席に乗せてアクセルをベタ踏み。風と音を感じながらスピード感覚を養成。行きも帰りも車ではiPadでGRID® Autosportを堪能と、カート祭り。
月曜日がカートの日となると平日ラウンドが激減します。会場のボスらしきお兄さんからは先週に引き続き、ベタ褒めされました。センスもいいし自発的に取り組んでいるんだから、カートに注力すべきではなかろうか...
なんでゴルフ時間がこんな感じになってしまったのかを考えてみると、一つの要因が浮かび上がります。それは、目先の試合がないから。昨年スキップした世界ジュニア予選。今年はチャンスイヤーなので、申し込み開始と同時に申請しました。本人は出たがっている一方で(日によって変わる&親の意見も変わる)、試合に向けた練習ばかりで親子ラウンドが楽しめなくなるとか、長期的な技術向上に悪影響が出るのでは、などと考えて、キャンセルしようと思っておりました。試合については中学生ぐらいから本人の意思で出たければ出ればいいんじゃないか、それに他者との関係性によって規定される順位という外の評価基準に左右されず、内なる基準を設定できる年頃に参戦すれば、と思ってしまう自分がおります。
試合を意識しない分、日頃の親子ラウンドはワイワイ楽しく回れます。でも、上手くなるぞ、とか負けたくないから頑張るぞ、という気持ちが本人にも私にも生まれず、悪く言えば、日々のゴルフライフに緊張感がもたらされません。そしてゴルフの時間が激減。去年の練習量に比べると1/2ぐらい、一昨年と比べると1/4ぐらい。日々の楽しさに加えて、技量や怪我予防の点から長期的にはこれでいいんでしょうけど、親子で不安が残ります。どんどん下手になるんじゃないかなと。
出場予定の大日向カントリー倶楽部での予選はまだ定員に達しておらず、明日が実質上のキャンセル日。今朝、結論を出そうと息子と話しました。「勝てたらうれしい」「合宿でお兄さんとお姉さんたちとゴルフができる」「負けたらもっと練習しなきゃと思うかも」ということになりまして、キャンセルせず、出場することになりました。決定打は、「試合に出ない方がいいって、パパ、逃げてるだけじゃん」との一言。お金がかかります...
一昨年の世界ジュニア予選のような先取り学習効果はほとんど期待できませんので、東日本決勝大会に進むのも難しいところでしょう。本人が言う通り、勝っても負けても得るものは大きいし、友達が増えること間違いなし。私が気をつけるべきは、試合に向けて日々のゴルフライフに強制感&イライラ感を可能な限り持ち込まないようにすること。「こんなスイングしてたら勝てねぇよ!」「カートよりゴルフだろ!」なんて言わないようにしなくては。スイングに対する親子の応酬は避けれそうにはありませんけども。
ということで、今日は定例の運動教室を木曜日に振替しまして、荒れに荒れているスイングを整えるべくレッスンに行きました。私が何を言っても聞く耳持たずなので。週末、「ティが高いぞ!」と私が連呼しても、「別に打てるし、何か?」という表情を浮かべている。
今日のレッスンのポイントは、ティの高さ、頭が沈む程度とタイミング(もうこのレベルまで到達したのか...)、ドライバーの入射角を抑える、などなど。ドライバーに関しては、ティを低くし、それに入射角を少なくするためのポイントもおさえてミート率向上。さすがに先生のご指摘と数字に接して納得した様子です。加えて、ドライバーのシャフトが短すぎるので、同じ銘柄の長さ違いに本日、移行完了。こちらもご本人が納得。
試合を想定すると日々のゴルフライフに緊張感が生じるだけでなく、外観上は毎週同じことの繰り返しに見えても単調さが緩み、メリハリがもたらせること間違いなし。今週は予定を組んでしまったので平日ラウンド1回できるかどうか。土曜日もできなそう。ただ今日のレッスンで習ったことをすぐに練習したいという息子の強い意思を尊重して、明日の薄暮ナイターラウンドをキャンセルして外レンジかな。となると、平日ラウンドは1回もできません。今週は週末も合わせてラウンド1回? まぁ、明日はカート!とならなかったことはゴルフライフの点から良しとしましょう。これも自発性ですから。
この自発性が生まれたのは、2週間後に参加する試合の存在があってのことでしょう。あれこれ考えずに予選に出る意思決定を早くしておくべきだったと後悔しております。
*1 今年のナショナルチーム男子の顔ぶれをみると、お一人?を除いて世界ジュニア予選に参加された経験をお持ちです。それだけ日本に根付きつつある大会。ちなみに現最強ゴルファーのScottie Schefflerプロ。息子の7-8歳カテゴリーでは世界ジュニア本戦(2004年)で5位("Boys7-8, 2004 CHAMPIONSHIPS," Uswing Mojing Jr World Golf Championships)。同年の女子7-8歳カテゴリーの5位には、メジャーチャンピョンのAriya Jutanugarnプロ("Girls7-8,2004 CHAMPIONSHIPS," Uswing Mojing Jr World Golf Championships)。とりあえず息子が知っているスターですので、何の根拠もありませんけどまずは5位以内を目指して。その前に、日本の決勝大会に出れるように。